「真実はどこに?究極のシチュエーション・SFスリラー。」10 クローバーフィールド・レーン 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
真実はどこに?究極のシチュエーション・SFスリラー。
【賛否両論チェック】
賛:何が本当か分からないシチュエーションや、二転三転するストーリーに、ハラハラドキドキさせられること必至。そんな状況下でも、必死で立ち向かおうとする主人公の強さも印象に残る。
否:急に驚かせるシーンがかなりあるので、苦手な人には向かない。結末にも賛否ありそう。
突如として、謎めいた男の地下シェルターに閉じ込められた主人公。彼が語る
「外の世界は壊滅した。」
という言葉ですら、本当か嘘か確かめる術がないままに、真実を求めて行動を起こそうと奮闘する主人公の姿が、非常にスリリングに描かれていきます。
そして何といっても、何が現実で何が虚構なのか、先が読めずに二転三転するストーリーが魅力です。結末には賛否が分かれそうな気もしますが(笑)、そこでも一貫して、運命に立ち向かう強い女性の姿が印象に残ります。
急に驚かせるシーンが多いので、そういうのさえ苦手でなければ、是非ご覧になってみて下さい。
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