「パニックムービーではなくなった」10 クローバーフィールド・レーン ゾンビさんの映画レビュー(感想・評価)
パニックムービーではなくなった
前作の続編ではないとのことだが、ジャンルすら変わってしまっていた。本作はサスペンスが中心である。
そのサスペンスも冗長気味で、伏線回収が見事という意見もあるが、驚きと謎の小さい波が小刻みにあるだけで、すぐに中だるみに感じてくる。
ジョン・グッドマンの不快感マックスの演技はさすがで、どのような精神状態か考察する価値はある。そう、なにも知らなければ。
そもそも予告編やポスター等、宣伝の仕方に問題がある。前作のファンを騙すような悪意すら感じる。
観に行くひとはなにも情報を入れず、単体の作品としてスクリーンに映る情報にだけ集中してほしい。
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