劇場公開日 2016年12月17日

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「~「僕達は離れてなんかない。端と端で輪になって、1つに繋がってるんだ。」~」ぼくは明日、昨日のきみとデートする 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0~「僕達は離れてなんかない。端と端で輪になって、1つに繋がってるんだ。」~

2017年1月1日
PCから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

【賛否両論チェック】
賛:次第に明らかになる切なすぎる真実と、そんな運命にあって、それでも相手を愛し続ける2人の姿が非常に切なく映る。ラブシーンもほぼなく、デートにも最適。
否:真実は少し難解で、理解するのが難しそう。設定にもやや難ありか。

 この作品の第一印象は、とにかく“切ない”です(笑)。中盤以降に明らかになる真実に驚かされると同時に、不自然だったヒロインの言動や、タイトルが持つ本当の意味に気づかされ、とっても切なくなります。
 そして、そんな哀しい運命を背負いながらも、次第にそれを受け入れ、それでもなお相手を思いやり、愛そうとする2人の姿もまた、胸が締めつけられるようです。
 設定としてはやや難解で、少し無理がある感もありますが、デートに最適な感動ムービーです。是非ご覧下さい。

映画コーディネーター・門倉カド