「思春期に少年から大人に変わる」COP CAR コップ・カー ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)
思春期に少年から大人に変わる
まさしく現代版『スタンド・バイ・ミー』というほかない青春映画でありながら時にマカロニウエスタンのようでもある(クライマックスの変則メキシカンスタンドオフが白眉)。新鋭ジョン・ワッツの演出力に唸りながらケヴィン・ベーコンのいつもと変わらぬ最高加減に親指立てました
「思春期に少年から大人に変わる」を象徴的な画として見せてくれるのが青春映画というもの。『コップ・カー』が偉いのはそこをちゃんとしながら面白いことをしてみて自らの作家性を表明しているところだと思う。ジョン・ワッツが監督する新『スパイダーマン』が楽しみ
コメントする