レディ・プレイヤー1のレビュー・感想・評価
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映画と言うよりMMORPG。
スピルバーグだけにビジュアルは迫力満点で、おなじみのキャラクターが画面の端々に現れて、贅沢なウォーリーを探せ状態!
個人的にはキューブリックの「シャイニング」とトシロウの「俺はガンダムで行く‼︎」にやられました。
… がその反面、思い入れのあるキャラクターの十把一絡げの雑な扱いに、版権物の乱用を感じずにはいられず、日本の版権元はもっと自社のタイトルを大切にして欲しいと、複雑な思いも残りました。
作品自体の構成も、仮装現実のVFXのキャラクターパートは薄っぺらく、現実世界の主人公二人も地味で魅力が無い。(森崎ウィンくんは良かった) 最終的な結末も『バーチャルではなく、現実世界での人との関わりが大切』…と言うありふれた答え! 叔母さんとかアパートメントの人達が大勢殺されているのに… 愕然としましたw
映画を観たと言うより、ゲームのエンディングを迎えた時のような感動で映画としては陳腐、最終的にIOI社のトップが出て来ませんでしたが、PART2はいらないよ!
40代以上の方が、格段に楽しめる映画!
いやぁ〜冒頭のヴァン・ヘイレンの「Jump」で、グッと引き込まれる世代!
仮想と現実が入り乱れて、カリスマ発明者の総資産やアイデアを誰が受け継ぐのか!?ってストーリー
世代や大人の事情関係なく出てくる出てくる有名キャラにマシーンにアイテムだけでなく・・・セリフにテーマソングまで@@!!
日本のキャラが、ハリウッドの超大作の主要部分に出てくるので、超感動もの!!!
コレは、初見で把握するのは絶対的に無理〜w
チキチキマシーンのように並ぶ映画や漫画中の名車の数々・・・
「バックトゥザフューチャー」のデロリアンが、爆走してキングコングやTレックスの攻撃を交わすなど誰が想像した!?
デロリアンで、未来や過去に行く的な事が、VRで体現出来るって事は、「バックトゥザフューチャー」の外伝的続編って見方も出来る!?
で、予告で登場したあのシーンのセリフが「おれはガンダムでいく!!!」
更に戦う相手に・・・・・驚愕@@!!!!!
あのテーマ曲と共に現れたのは・・・・メカゴジラ/////
いやぁ〜凄すぎるそスピルバーグ、日本でもありえない共演をやっちゃった!
もう一体の巨大ロボ(アイアンジャイアント)は、原作ではウルトラマンだったらしいけど・・・著作権的にNGだったらしい。
でもね〜円谷さんその判断は間違いやで・・・・
おそらくこの映画、TVゲームが世に出た頃に熱中した40代以上の方が、ほとんどのネタを把握できてるので、格段に楽しめる事は間違いない!
VRを既に体感できる現在・・・・
10年くらい前なら空前絶後のメガヒット間違いと思うけど・・・
スピルバーグの過去の超名作と比べて・・・
オタネタが多いので、老若男女楽しめるか!?ってのがマイナスかも!?
でも主要キャラに、何故2人東洋人を起用したんだろう!?
5人集まれば、1人は太っちょ食いしん坊ってのが、定番ちゃう!?☆4.6
登場人物、ストーリー、アクション全て良かった
とある映画でアクションシーンは僅か五分、他はどうでもいい人間関係のみという地獄があってからこの手の映画は避けていたのですが面白かったです。
ゲームの世界という事で個性的なアバター、世界の作り、ゲームでの現実では有り得ないアクションや死ぬとコインがばら撒かれるというよくあるシステム。キングコングに恐竜、チャッキー武器やシャイニングの世界に入り込むなどもとても面白く3Dで見たのでより楽しめました。
それだけで無く現実世界のVRをしている人達が第三者で見るとゲーム内の動きをしてるのがおかしく、周りも見えないし撃たれた時などの衝撃もスーツ越しに現れるのでかなり危険です。死亡、負傷、周りを怪我させたりする事件もあったのではないですかね。
死ねば0からやり直しなのでショックで死のうとしたアジア人(多分中国や日本を表してる)はもはや笑えないです。いやそういう表現も素晴らしいんですけど。
登場人物もアバターと現実では色々な意味で違う姿をしていて、少年だったり、性別が違ったりと思いきや予想通りの人間だったり。
敵である会社も使われてる社員の反応が面白かったり中間管理職ボスも小物感が面白かったりと過度な憎まれ役では無く居そうなキャラで良かったです。ヒロインも最初は男性かかなり見た目にコンプレックスがあると思いましたが私的には美人でした。アバター幼女がマッチョでしたという展開を希望。
この手の映画好きでゲームも好きなのなら間違いのない映画です。が、私は酔ったので不安な方は2Dをおすすめします。
つまらなかった。
追記入しました。
「昨日からなぜ爺さんの事を理解していなければならないのか。それを考えていたら答えが出てきました。もちろん自分自身の勝手な解釈です。クビにした友人に全てを譲ろうとしたのでは、ないでしょうか。主人公を通して友人へ謝罪が含まれていた気がしました。自分をもっと理解して欲しかったなどもゲームに込められていると感じました。そして友人は友人でこのゲームは自分ではなく他のプレイヤーが彼を理解してくれる人を望んだ作品だと思いました。」
以下昨日までのレビュー
もう少しストーリーを良く考えて欲しかった。
あまりにもありきたりで理不尽極まりなく
見ていてガッカリしました
じいさんが好きな奴がクリアーできてじいさんを理解してる奴しかクリアーできない仕様には気持ち悪さしかなかった。
せっかくのデロリアンも金田のバイクもガンダムも客寄せパンダで内容自体にはガッカリしました。
CGだけは凄いと素直に感じました
コナンの映画見た後だと安室さんやコナン達なら逆走せずにクリアーできるなって思いました。
観る側の20世紀オタク度で評価ドーピング
監督の好きな作品だったりオマージュ元だったり事前に知っておいた方が楽しめる知識というものがある
この映画の場合は知識ではなく出演しているアニメ、ゲーム、映画等の他作品にどれだけハマっていたかで評価が別れるだろう
興味ない人からすれば「あ、ガンダムがメカゴジラと戦ってるー」でおわりだろうが
好きな人からすれば「ガンダムがメカゴジラと戦うとかスパロボでもできねぇよ!!小学生頃の落書き帳のネタがハリウッドの金で‼夢でも見てるのか⁉しかもこれゴジラのテーマのアレンジじゃん‼」と同じシーンでも感想が全く異なる
ゲスト作品への思い入れがそのまま映画の評価に加点される実にずるい映画だ
どの層を狙っているかは最初に流れる曲が物語っている
この曲にピンとこなければ残念ながら2時間楽しめないことを覚悟したほうが良いかもしれない
日本のゲームやアニメばかり強調されているが現在では古典扱いなホラー映画やアメコミ、洋ゲーネタも盛りだくさんそして最後はファミコン以前のゲーム機であるATARIネタ
とにかく80〜90年代を中心とした20世紀のネタばかりで30歳以上の青春時代をアニメ、ゲームにとどまらず映画、アメコミ、特撮、音楽まで貪欲に手を出していたオタクだった人たち大喜びな映画となっている
ましてや現実パートは少年少女が大人相手に大活躍する子供の頃に何度もテレビで見たスピルバーグ映画の懐かしい雰囲気全開だ
なのでその手の知識や思い入れがなければただのゴチャゴチャした映画となり同じゲームモノならジュマンジのほうが面白いと感じるだろう
最近のアニメが出るんじゃないかなんて期待している若い子はもちろん肩透かしだし知識だけでもウォーリーを探せ状態
ハマった作品が出てきて初めて「うぉぉおぉこれも出してくれるのか最高かよありがとーーー‼」となる
個人的にはスポーンもタートルズもHALOもSWネタも出しやがってとニヤニヤ止まらないところにメカゴジラで変なテンションになったが
好きなアニメはコナンにポケモン、ついでにBTTFも見たことない奥様はたいして面白くなかったそうだ
解説本でも出していただいてハマれなかった人には是非この映画に出てきた古き良き物に手を出して欲しい
その中で好きなものができたら再度この映画を見た時にはニヤニヤが止まらなくなるだろう
いろんな意味でめちゃくちゃスゴイ!!
ポップカルチャーの盛り合わせでお腹いっぱいです( ̄▽ ̄)
それに「VR(仮想現実)」について可能性や危険性もたっぷり描かれているので、論文が書けちゃいそう笑
近い将来確実に現実となるでしょう!!いろいろ。。
同じテーマでは"ソードアートオンライン"もおススメ!
ゲーム、アニメ、映画・・・
エンタメ好きな自分にとってはたまらんほどの単語が作中に出てくる出てくる。。
たとえば・・
"レックスルーサー"
"バナー博士"
"ピーターパーカー"
アメコミ好きならわかるかな??
ほかにも、"マリオカート"とか"AKIRA"とか、ワードが出ただけでテンションあがるー
しかもなんと!!!ワードだけじゃない!!
ネタバレするけど、
アイアンジャイアントとかメカゴジラ、しまいにはガンダムが・・・・登場します!!
ガンダムの実写化とか、ありかもって思った♪笑
そして4DXで見た場合は、もうそれはアトラクションそのものです。
詳しい人ほど楽しめる?
色々ネタが散りばめられているのだが、
多分半分もわからなかったと思う。
VR世界はとてもわくわくする作り。
個人的にガンダムvsメカゴジラは好きだ。
日本凄いんだなーと。
版権大丈夫なのかと余計な心配をしてしまうほど、様々な作品、キャラクターが登場。
「サブカル潮干狩り」を見せながら「この世に生きない」という選択をした主人公を提示する物語
見終わったあと、不思議な気持ちになった。
この物語は何を伝えたいのか全く分からなくなってしまったから。一緒に視聴した人間にそのことを伝えると、「恐らくこれはそういう映画ではない、俺は『あ!知ってる奴が出てきた!』を見つけて楽しんでた、潮干狩りみたいに」と言われ、ああなるほどと思った。
この映画はイースターエッグ(アメリカで家の庭とかに埋めて宝探しをする時のお宝)を探す物語。作中のイースターエッグは巨大電脳空間オアシスの権利である。それを得るために主人公達はオアシス創始者ジェームズ・ハリデーが仕掛けた謎を解くためオアシス内で大冒険を繰り広げるというのが物語の大筋である。なのだが私は、スピルバーグは「観客自身が今までの人生で見てきたものを見つけてごらん」という遊びの場としてこの映画を作っていると感じた。
映画の楽しみ方の新しいスタイルを模索し見せようとする姿勢はさすが巨匠だなと思う。
例えばマーベル映画はマーベル作品を網羅しているとより楽しめる伏線が散りばめられている。
本作はそのような伏線要素がサブカルチャー全般に渡っている印象である。
好みは分かれるが私はそういう楽しみ方に否定的である。私は主人公が生きていく中で出会った問いにどうやって挑んで回答を出すか、そういう所が素晴らしい映画に惹かれるので本作を鑑賞していると『まずVRゴーグル取れ!実人生を生きろ!』と思ってしまった。そもそも本作の観客に向いていなかったのかもしれない。
サブカル潮干狩り映画として2時間半今まで見てきたキャラクター探して見るのが良い楽しみ方なのかと思う。
ここからは本作そのものの感想述べる。本作は流れがグーニーズに似ているなと感じた。お宝を見つけるのが海賊船からバーチャル世界になっている。
また、映画の中で映画を見るという体験が出来る。中々不思議な感覚だった。(木曜洋画劇場見といてよかったなー(笑))
あと1番の良点、デロリアンが元気!バックトゥ・ザ・フューチャーでは燃料が無くなって動かなかったり、蒸気機関車に押されたり、バラバラに破壊されたり、と散々な目にあってきたデロリアン…。物語を盛り上げる為に大長編でポケットを無くすドラえもんよろしくまともに走ったことが無かった。(そもそも加速するとタイムスリップしてしまう…)
そんなデロリアンが時空の壁に囚われず、5速まで入れて元気に走っている姿が見れて嬉しかった。
また、ハリウッドのトップ監督のもとガンダムを動かすとこんなバトルになるのか!と感動した。ロボットアニメの現在最上級バトルが見れ、これからどういった方向に進化していくのか垣間見えた気がする。
と、こういう楽しみ方を全体的にするのが本作の楽しみ方なのかと思う。
追記・【「この世に生きない」という事を選択した主人公】
この物語について日が経ってから考え直した事を追記する。
この物語は「現実を生きない」ということを選択した主人公の物語であることに気づいた。
映画の冒頭で主人公とその世界を取り巻く問題が提示される。叔母とその恋人との実生活、貧しさ、そして人類の問題である資源枯渇、環境悪化…etc。
普通の映画ならば冒頭20分の間に主人公とその世界が持つ問題が提示され、この問題を乗り越えることが物語のゴールとなり、その過程で主人公が変化(成長)する。
だが、レディプレイヤー1では冒頭で提示された問題が全く、何一つ解決されない。この映画の中でこれらの問題に対する対処法はただ一つ、「見ない」ということである。
代わりに主人公は仮想世界の中で自分の居場所を作る為、全身全霊で努力する。
なぜその熱意や努力を現実世界に向けられないのか?それは自分の熱意で変えられる世界が現実にはもうない、仮想世界でしか努力して居場所を作れる場所がないという気持ちからではないか。
この「自分の熱意で変えられる世界が現実にはもうない」という虚無感は今の日本の異世界転生モノブームの根底にあるものと共通していると思う。
この人類総彼岸社会に向けて作られた映画がレディプレイヤー1だと思った。やはりスピルバーグ流石だなと思う。
又、この映画は見た人で感想が割れる。自分の居場所が仮想空間にあっても全然抵抗のない人は「面白かったー」と思えるかもしれない。私のように仮想世界に自分の居場所があることに抵抗のある人間、物理的なモノに囲まれていないと居心地の悪い人間には正直、薄気味悪く感じてしまうかも。
しかし、これからの人間は確実に仮想空間で生きる時間が増えていく。そうなった時にこの映画をすんなり受け入れらるか、抵抗を感じるか次の時代を生きる踏み絵になっているのかもしれない。
後者の人間としては次の時代を生きていけるか寂しい限りである。
映画研究サークルの部室的 与太話
映像体験としての楽しさは抜群。
80年代の映画・ゲーム・キャラクター(映画内の言葉を借りれば、ポップカルチャー)を知っていればニヤリとさせてくれる。
ガンダムや、AKIRAの金田バイクなどが出てくれば否応無くアガるのは確か。しかし、それらは所詮、目配せ的な愛であり話の中では枝葉末節と言わざる得ない。
話の肝の部分で引用されている作品群は飽くまで『シャイニング』であり、ATARIの『アドベンチャー』であり、やはりそこはアメリカ産マンセーと言ったところだろうか…。
内容は この映画内での対立構造…
【自由で開かれたネット空間を謳歌する大衆 vs それらに巨大資本で秩序と言う名の規制をかけるべく躍起になる大企業】
と言うのが、実際の50’sに誕生したメインフレームの汎用コンピュータに対して、70’sに誕生、80’sに普及するパーソナルコンピュータ(マイコン)の、いわゆるコンピュータが大衆化する流れと合致している点が興味深かった。
そして、その大衆化へ導いた企業が、現代では規制する側、管理する側へ立場が変化しているアンビバレントな現代へ疑問を投げかけていると言う… テーマの描き方と娯楽性のバランスが良いですね。
しかし若干、話運びが一本調子で段取り感が否めないがマイナス。
ティーンな子達が観るには丁度良いかも知れない…。
オタクをやりに行ったら現実生きろと殴られた
1つ、ゲーム内で本名を出さない。
1つ、パスワードを付箋で見えるところに貼っておかない。
1つ、ゲームはほどほどに現実を生きろ
というメッセージを受け取った気がした。
パロディというかそのものが出てきたり第一の試練のハチャメチャ感は楽しかったけど、パロディやらそのものの登場が無かったらそこまで楽しくもなかったかなという印象でした。
というか題名の『オタクをやりに行ったら現実生きろと殴られた 』が全てです
観てて楽しい
観終わった後は何も残らないけど、上映時間中はきっちり楽しいからいいよ。こういうのは、やっぱり、スピルバーグうまいね。
作中はオタクが一杯でてくるんだけど、特徴が「聞かれてもいないことを喋りまくる」で統一されてて面白いの。
ゴジラのテーマと共にメカゴジラが出てきて、それを「俺はガンダムでいく」って倒しにきて、メカゴジラとガンダム出てきてアガった。
色んなオマージュが一杯あるだろうから、色んなこと知ってる人ほど面白いと思うよ。僕は《シャイニング》観なきゃだな。
4DX吹替面白かった!
ガンダムもメカゴジラも波動拳くらいは知ってましたが、元ネタ知らなくても大丈夫。映画自体がめちゃくちゃ楽しい!
4DXとの相性が抜群に良いし、吹替も真綾さん最高でした!
次回見るならまた4DXにしたい!
クリエイターへの心温まるメッセージ
すごく感動した。
一見ありきたりなストーリーだが、スピルバーグの、これからの時代を担うクリエイターへのメッセージがたくさん隠されている映画だと思った。
第1の試練では、ときにはみんなと逆の道を行くこともクリエイターには大切、ということ。
第2の試練では、自分の殻を破る勇気を持つこと。
隠されたメッセージとしては、キューブリックやスティーブンキングくらい、対立してまでも自分の作品・世界観にこだわりを持っているか、という問いかけ。
第3の試練では、結果を出すことだけを目的にしてはいけない。過程を楽しむことが大事。そして、作品とは、そこに作者の隠されたメッセージを読み取るものだ、ということ。
最後のオチは、人間の想像力は素晴らしいものだが、ときにはリアルも大切だということ。そして、人付き合いが苦手な人間でも、自分の長所を見つけることができれば、偉大なことをなしとげられる、ということ。
全体の作品のメッセージとしては、優れたコンテンツ、人気のある世界観を継承するのにふさわしい人間は誰なのか、ということを問いかけている。
スピルバーグの作品はもちろん、スターウォーズにしてもガンダムにしても、こうした問題をかかえているビッグコンテンツは多く、普遍的な課題だ。
そこには作品に対する愛がなくてはいけない。そして、決して儲け主義に走ってはいけない。読む人、観る人の気持ちを忘れてはいけない。ましてや、お金儲けの道具として見てはいけない、そんなメッセージを感じた。
富士通のワープロは全く関係なかった
よく見たらスペルも違ってますしね。
でも日本向けオタクネタもいくつか仕込んでくれていたのは嬉しい。
シャイニング原作見たことないけどワロタ。
VR の良さは認めるものの、現実とも折り合いをつけようというオチも好印象。
現実のソシャゲーとかも週にせめて一度は休みを許容して欲しいです。
スピルバーグ監督からのプレゼント
仮想世界オアシスの後継者となるべく仮想世界に隠された三つの鍵をめぐる冒険。
ストーリーは単純ですが監督の愛に溢れた作品です。
私はそれほど映画やサブカルチャーに詳しくはありません。
また、ETやインディジョーンズもリアルタイムでは無くテレビから入りました。
が、子供の頃に夢中になったデロリアンが疾走する姿を見るとそれだけでワクワクが止まりません。
バックトゥザフューチャー、ガンダム、ゴジラ、スト2、チャイルドプレイ、ジュラシックパーク、スタートレック、AKIRA、その他多くのキャラクターがこれでもかと登場。下手すると多くの批判を浴びかねない映画でもありますが、地位も名誉もある監督がリスクをとって映画化した。
それだけでありがとうという感じです。
監督の映画(製作作品を含む)で育った私たちへの最後のプレゼントかもしれません。
ただし、キャラクターに思い入れが無い人が観ても何も感じないでしょう。
メカゴジラまで
ガンダムは予告編で出てたけど、メカゴジラまで出るとは思いませんでした。ガンダムは日本版にしか出ないって話聞いたけど、メカゴジラもそうなのな?
金田のバイクは?アメリカ人わかるのかな?
ともかく、娯楽作としては上出来でした。
主人公たちも、敵役も死んでないので、続編も可能ですね。
20世紀のエンターメイメントが凝縮
有名なアニメ、映画のオマージュやキャラがたくさん出てきて、画面の隅々まで目が離せないです。
メカゴジラvsガンダムは、ニヤリとします!
ストーリーは王道で、ネトゲ内で宝探しをしていきます。
敵が間抜けな運営って定番ですが、有りそうな展開に笑ってしまいました。
また、仮想と現実の切り替えが、それぞれ別世界の世界なのに、やっぱり繋がってる演出は上手いです。
エンターテイナー・ナンバー1
こんなに楽しいスピルバーグ映画は久し振り!
改めて、当代きってのスーパー・エンターテイナーだと再認識した。
別の言い方すれば、元祖オタク少年。
ここまでスピルバーグのオタク心が爆発したのも初めてではなかろうか。
最近シリアス続いたが、スピルバーグのエンタメ精神、永遠のオタク少年心、万歳!
ストーリーや登場人物描写は、良く言えばエキサイティングなゲーム感覚、悪く言えば平凡でそこまで面白くはない。
少なからず格差社会や貧困層の立ち上がり、ヴァーチャル世界の入り浸りはダメ、現実世界に目を向けて…などのメッセージ性やハートのこもったドラマも込められてはいるものの、あまり期待しない方がいい。
最も、本作を見るほとんどの人がそれらには端から期待していないだろう。
もし、それらに深みや重みがあったら、本作の最大の醍醐味に集中出来なくなってしまう。
本作の最大の醍醐味とは勿論言うまでもなく、多くの映画やアニメやゲームからのキャラの登場だ!
すでに知られてる予告編や事前情報だけでも…
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン、『マッドマックス』のインターセプター、キングコング、アイアン・ジャイアント、『チャイルド・プレイ』のチャッキー、自身の映画からあの恐竜まで!
嬉しいのは、日本のサブカルへのオマージュ。最近、ギレルモ・デル・トロや『パシフィック・リム:アップライジング』のスティーヴン・S・デナイトが熱烈な日本サブカルLOVEを公言してるが、スピルバーグも正真正銘その一人。
ガンダム、『AKIRA』の金田バイク、『ストⅡ』からあのキャラこのキャラ、登場人物の一人のアバが三船敏郎…。
さらに、私の神映画の一つである世界に誇る某日本映画から、あのキャラとあのテーマ曲が! この○○○○○vsガンダムなんて、夢の対決!
(そのキャラと音楽に関して、スピルバーグがスッキリで言っててメチャ興奮したが、出来れば知らずに劇場で観てワーオッ!!と言いたかったなぁ…)
他にも、気付かなかっただけで、まだまだ沢山のキャラが登場してるだろう。本当に、瞬き&一度のみの鑑賞厳禁!
正直、ほとんどのキャラが顔見せ程度。
でも、ガッツリ見せるより、5回10回見る楽しみやマニア心をくすぐるってもんよ!
序盤から大クラッシュの近未来カーレース。そういや、『激突!』の監督だったね。
様々なキャラやロボやメカが入り乱れるクライマックスのバトルシーンは、得意の戦争映画もしくはプロデュースの『トランスフォーマー』的。
カーレースのシーンはカーチェイスが有名なあの名作アクションを彷彿させ、かの伝説的ホラーのシーンが舞台になったり、キャラ以外でもマニアックな映画ネタがわんさか。
そこに、80年代MUSICをぶっ込み。
私なんぞより日米サブカルに詳しい方にはもう堪らんだろう。
本当はもっともっと、あのキャラあの映画を言いたいが、さすがにそれはNG!
某映画の予告編ナレーションに掛けて言うなら、
「残念ながら、『レディ・プレイヤー1』の楽しみについて語る事は出来ない。自分の目で確かめろ」
それにしても、本作のようなエンタメとシリアスな社会派『ペンタゴン・ペーパーズ』を同時に撮ってしまうとは…。
どっちがスピルバーグ映画っぽい?…じゃない。どちらもスピルバーグ映画なのだ。
今後も『インディ5』や『ウエスト・サイド物語』のリメイクや歴史宗教ドラマや最新情報によるとアメコミの企画もあるという。いずれも難なく作り上げてしまうだろう。
『インディ5』は勿論楽しみだが、個人的には老齢集まっての老インディより、若々しく新鮮な『レディ・プレイヤー2』を是非とも見たい。
続編求ム!
Reality is real. とってもスピルバーグ!
いやいや、まいりました。ホント面白かったです。スピルバーグはやっぱり映画作り上手いですね!観る前はスピルバーグって年齢71歳にもなるし、最近はエンターテイメント系の映画撮ってなかったし、正直微妙なんじゃないのかなぁなんて思っててごめんなさい。メチャメチャ楽しめました。流石稀代のヒットメーカーだ!
もうね、この作品ネタの宝庫なんですよ。映画からテレビからアニメ、ゲームまで至る所に散りばめられてます。個人的にはアニメやゲームにはあまり詳しくないのですが、映画マニアも満足するネタが沢山あります。「バラのつぼみ」は市民ケーンからだったり、時間遡る「ゼメキス・キューブ」は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の監督から名前取ってたり。特に「シャイニング」のシーンは笑えました。昔キューブリックの原案を引き継いで「A.I.」を撮っただけあって、キューブリック好きなんだなってのが伝わってきました。
俳優は若手がメインだったのですが、若者を若者らしく撮れるってスゴい事だなっと思います。それぞれのキャラクターにちゃんと見せ場設があるんですよね。主演のタイ・シェリダン、以前に出てた「ゾンビ・ワールドへようこそ」は名作でした。アルテミスのオリヴィア・クックは「シグナル」から気になってた女優さん。今後の活躍に期待です!最近のスピルバーグ監督のお気に入り俳優マーク・ライランスもしっかり出てますし、何といってもサイモン・ペッグがいたのは予想外で嬉しかったです。
この作品って見終わった後はどんなキャラクターが出ていたかで話が白熱する事、間違いないですよね。そしてキャラクターを探す為に二回、三回と観れる作品でもあります。言うなれば劇中でハリデーがパーシヴァル達に問題を出していたように、この映画自体がスピルバーグからマニアな人達に向けて出されてる問題みたいな感じです。久しぶりに映画らしい映画を観た気分になれる作品でした。
全153件中、121~140件目を表示