劇場公開日 2017年9月9日

  • 予告編を見る

「本当に手放しで傑作と呼べるか?」ダンケルク 明烏さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5本当に手放しで傑作と呼べるか?

2017年9月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
gugi
nisiさんのコメント
2020年12月5日

うーん、なんだろ、うまく言えませんが、なんか違うと思います。
戦争で死体を描写したり痛みを描くことがリアルなのか?というと、戦争では他人の痛みや死は痛くも痒くもないのがリアルなのではないかと思いました。
自分があの海岸に居たら死体は寝ているようにしか見えない、死んだら石ころぐらいのモノでしかない、と思うんじゃあないかな。

今更、戦争の悲惨さや是非を描いても意味がないことは100も承知で、この作品を作ったのはイギリスの困難だった状況を思い出すこととに意義を見出し、かつ自分のリアリティ映画への挑戦、という動機が重なったためだと感じました。
そしてその目的は成功していると思います。

いい映画の定義は人さまざまなので否定はできませんが、ノーラン監督がストーリーをどうでも良いと思っているという指摘は全く同感できません。新感染は分かりやすいエンタメなので、この2作を同じ線状で語るのは違うと思い書いてみました。

nisi