「すごくよかった」レゴバットマン ザ・ムービー 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごくよかった
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途中まで、『レゴムービー』の方がレゴ感があってよかったな、などと思いながら見ていて、少し退屈でもあった。ところが里親映画の傑作であった。
ロビンがうざかわいい。彼が孤児院育ちで、非常にアグレッシブな性格でバットマンに強引に養子になってしまうのだが、愛着障害もなく、あんなに明るく育つものかと疑問を抱きながら見ていた。
バットマンもアルフレッドもロビンも、血縁のない家族として結束する姿に非常に胸を打たれた。うちの子は養子であるので、ロビンのように明るく前向きに元気で育ってくれたらどんなにいいかと思いながら見ていたら涙が出るほど感動した。養子であることに一切コンプレックスを感じさせないロビンに大変な希望をいただいた。
バットマンが一人の力では限界があり、協力しあうべきだというテーマが強く訴えられており、オレ自身人に協力を仰ぐのが苦手でできれば一人で全部やってしまいたい人間なので、胸が痛かった。
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