ジオストームのレビュー・感想・評価
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意外性はないが、それなりに楽しめる
地球の天候をコントロールする衛星システムが誤作動を起こし、それを作った兄と、兄を解雇した責任者の弟が対立しながら謎を調査するストーリーです。SFパニック映画に有りがちなストーリー展開で、結末も予想通りですが、映像もアクションも安定した出来で、意外性はありませんが、それなりに楽しめます。
感想
吹替版を観ましたが、配役はなかなか良いと思います。特に、ブルゾンちえみはぴったりな感じがしました。CGは素晴らしいと感じました。ストーリー的に、てっきりAIの仕業かと思っていましたが、人の陰謀で、ウイルスというのは、無いな、と思いました。でも、面白かったです。個人的には、まあ満足でした。
人殺しすぎ
異常だよ。人殺しすぎ。
高々アメリカの大統領職のために何万って人殺す?
そんな理由で映画にしちゃうってのはアメリカの傲慢さかな。今回そこに中国も一役買う。中国資本恐ろしい。
そういう恐ろしい背景は置いといて、そこそこ話は楽しめた。
吹替で観たけど、上川隆也はすぐわかった。下手ッピだね。単に声低くしてればいいって訳じゃない。
ブルゾンもよく出るね。食傷気味。
っていう楽しみもあった。
4DMX,3Dで観たけれど、風が臭くて辟易した。
吹き荒れろ! ツッコミ描写の嵐!
僕は本作を観る前、この映画がよくある
ディザスター映画の要素をムリクリ詰め込んだだけの
超B級パニックアクション大作かと思ってたんですね。
いや、超B級だなんて失礼致しました。僕の勘違いでした。
この映画、ウルトラZ級底抜けバカSF映画でした。
いやいや、いやいやいやいやいやいや、
ツッコミどころ多過ぎるだろこの映画。
監督のディーン・デブリンと言えば『インデペンデンスデイ』
と悪名高き『GODZILLLA(1998)』脚本を書いた方だが、
その2つの合計を遥かに越える荒唐無稽&ツッコミの嵐。
...
まあ……その荒唐無稽っぷりにノれるかどうかがキモかしら。
僕もおバカ映画として単純に楽しめれば良かったが、
正直言って全然ノれなかった。
中途半端にマジメなこと言っちゃって申し訳無いが、
ディザスター映画っていちおう現実的な環境問題や
人の生き死にを取り扱ってる訳で、あんまり作り手の
好き勝手でバンバン人が死ぬのも気分が良くないし、
甘っちょろい理想論でアッサリ解決ってのも厭
(3.11以降は特にそう感じる)。
で、そんな中でもこの映画はあまりに
ご都合主義と理想主義が過ぎてると思える。
...
ここから先はかなり否定的なレビューになるので
本作気に入ってる方は読み飛ばしちゃってください……。
まずね、世界中が協力して気象制御システムを完成、
という出発点からして
『自然は人間がコントロールできる』という傲慢さと
『世界中が仲良くすれば何でもできる』という理想論が
感じ取れて気に入らない。
人工消雨だけでも十分にリスク確認されてないのに
気温上げ下げしたり台風消したり竜巻抑えたりとか
どんな恐ろしい手段を使っているのだろう?
(少なくとも謎の赤い巨大レーザー兵器で
大都市を燃やし尽くせることは分かった)
軍事転用はおろか各国の食料事情の制御もできる
こんな代物、核兵器すら遥かに越える脅威じゃん。
どこもかしこも覇権握りたがってジオストーム
発生より前に世界壊滅するんじゃないかと思う。
...
しかもそれをコントロールする側も『こんな
奴らに任せられるかいッ!』みたいなのばっか。
地上から気象制御衛星にアクセスできないという異常事態を
知らされ、おまけにその後で香港で大災害が発生してるのに、
恋人とイチャイチャしてる責任者って何なん?
自分は衛星にいないから関係無いと考えていたのか、
ジオストーム発生はあり得ないとタカを括ってたのか、
いずれにせよ衛星ひとつで数十万人規模の死者が出る
恐怖のシステムを統括する立場として認識甘すぎ。
全衛星にアクセスできないという恐るべき事態が
判明しても自分の回りにしかその情報話さないし……
『バレたら大パニックになる』は分かるが、
せめて政府の要官や大統領くらいには話しなさいよ!
人類壊滅の瀬戸際じゃん! アホなの? ねえアホなの?
あのシークレットサービスも恋人を見つけるとすぐ
職場離脱するし。米国大統領の警護ってヒマなのか?
国務長官はそもそも裏切り者(犯行動機も酷い)だし、
地上スタッフはトラブル解決に殆ど協力できてないし
世界各国のスタッフも、チェンさん以外に誰も
システム異常に気付かなかったのだろうか?
主人公のジェイクは、家庭事情はさておき職務や職場を
コントロールすることには長けていたようだし、
事の重大さを分かっているから他より遥かにマシ。
だけど逆に言えば、あのシステムはジェイクのような
(=システム操作方法を熟知しているだけでなく
600人ものスタッフを知り尽くしているような)
超優秀な人間以外には誰にも任せられないような
キワキワのシステムだったという事。実際しっかり者で
責任感もあるファスベンダーさんでも駄目だった訳で。
...
え、異常気象の描写?
ああね、そこはそれなりに迫力ありましたよ。
けどね、異常気象で数億人規模で死んでるのに、
犬と少年が助かったり水着の姉さんが助かったり
高層ビルのアラブの大富豪が助かったりした程度で
「ああ良かったね~」なんてなる訳無いでしょ!
しかも衛星止めた途端に世界中の天候も元通りって……
世界規模で天候かき回しといてそんなすぐ元通りになるかいッ!
おまけに各国で協力してまた再建て、あんな大量の
衛星や巨大宇宙ステーションほいほい造れる訳無いだろ!
てか、アメリカ国務長官が黒幕だったのにまだ
アメリカが主導権握れると思ってるのが恐ろしいわい!
もうあんたとはやってられんわ!
どうもありがとうございました!
...
どうせフィクションだからそんなにマジメに観なくて
いいじゃんと言われそうだが、僕に言わせれば
この映画は世界平和にしても環境保全にしても
ほとんど傲慢とも感じるくらいの楽観主義が充満
していて、本気で馬鹿馬鹿しいことこの上無い。
楽しんだ方には申し訳無いが、2.0判定で。
<2018.01.20鑑賞>
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余談:
宇宙描写とかアクション描写にもあと10くらい
ツッコミたかったがやめとく。ただ最後に
ひとつツッコませてほしい、あんな見晴らしの
良い野原でどうやって敵の背後に回り込めたのか?
テレポーテーション?
ポップコーン オマケぐでたまシール
買って帰るの忘れた(泣)
CGが逆にちゃちく見えて
イマイチだったです。
エドハリス
おじいちゃん出たら
悪役でしょう〜
って
あっけなく捕まり過ぎ(笑)
弟の彼女役
カッコイイし美人だったです。
エンジェルウォーズに
出てたみたいだけど
どの役だったか記憶に無い...
スイトピー役だった‼︎
なんやかんや で
普通に面白かったです。
とにかく派手やなぁー
シークレットサービスの女の人、格好いいやん
(スパイちゃうんや?!)
大統領じゃなくて、あいつが黒幕ちゃう?
とか考えながら楽しみました。
もう一度見たい とは思わへんけど…
日本は真っ先に潰す!!
「シン・ゴジラ」が面白かったのは家族要素や恋愛要素を排除した事が大きいと思いますが、災害ものなのに前半は家族・恋愛要素で度々脱線してテンポが悪く感じ、観客は設定説明やドラマじゃなくて早くドカーンが観たいんだよドカーンが!!と苛々しました。中盤の女性エージェントの活躍からサスペンスものとして捉える事ができ、災害ものとしては諦めて最後まで楽しむ事ができました。予告編以上の災害シーンは無く、日本・ブラジル・インド・ロシア等では一般人が何も知らずにバタバタと死にましたが、アメリカ政府からお詫びもあるはずもなく最後はめでたしめでたしという虫けら扱いがリアルでした。題材からしてイルミナティのプロパガンダ映画ですが、日本は真っ先に潰す!!というメッセージは伝わってきました。実際に極東上空には、国籍不明の気象改変衛星が数十基存在して、大雨を降らせたり台風の進路を曲げたりしています。
宇宙兄弟
普通のディザスタームービーと違いサスペンス要素があったりとなかなか面白かったです。
天候を操るということで、かなりテクノロジーが進んでいるのかと思ったんですが舞台は数年後の近未来。
そんなに現代と違いはなくスペースシャトルや宇宙ステーションのデザインはよく知った感じでしたが重厚で細部まで作りこまれたCGは見事でした。
災害の映像も迫力満点で、普通ではありえない砂漠での雪や津波。
この映像は映画館で観ることをオススメしたいです。
唯一、未来的だなと思ったのはホロフレームだったかな?ペンみたいなものが変形してホロディスプレイになるんですが、あれは洗練されててカッコいいアイテムでした。
カッコいいと言えばマックスの婚約者サラ!
サラの本気はカッコよすぎでした。
あんな強い女性なら守られたい(笑)
カーチェイスしている緊迫した場面で大統領が「結婚しなさい」と言ったのは笑ってしまいました。
そして何だかんだいってローソン兄弟の絆が良かったですね。
欲を言うならもう少し子供時代の様子など兄弟の繋がりがわかる部分を描いて欲しかったですが疎遠になりながらもどこがで繋がっていて兄弟愛を感じました。
少し目が潤む場面もあったり大団円という感じで終わり方もスッキリしていて私は好きでしたね。
映画館で観よう!
これ、テレビの小さい画面だとCGがショボく見える映画だ。なので、映画館の大画面、音響で観よう!いわば劇場映画。
ストーリーは人類が、アメリカが天候を支配するなんて、傲慢ではないか?と思いました。どこまでも、アメリカ中心だなあ。
それと、エド・ハリス=黒幕のパターンは飽きました。
予想以上にアメリカ万歳の内容
ジェラルド・バトラーは、こういう「B級風味のアクション映画」でよく見かける気がする。「エンド・オブ・ホワイトハウス」シリーズの印象が強いからかな。
全編、徹頭徹尾「どこかで見たことのある内容」だった。ある意味、潔い。
21世紀になっても、こういう「見ている間に何も考えずに済む」映画に予算がつくというのは、ある意味で世界が平和ということなのか。
とはいえ、本作で衛星をハッキングする真犯人の目的なんかは、わりと今どきっぽいというか、「一周回ってリアル」ってことなのかもしれない。
それにしたって、世界を壊滅させかねない事態を、プロジェクトの元責任者一人だけを送り込んで収集を図ろうという展開は、「アメリカ政府、大丈夫か?」と心配になる。
で、最終的には「やっぱアメリカ最高だよね!」みたいな展開になるわけで、いろんな意味で脱力させられる。
主な見せ場はCMで使い尽くしてしまっているし、デジャヴだらけの展開だから、新鮮味は全くない。
できるだけ大きなスクリーンで、友達や恋人と一緒にニヤニヤしながら観ると、それはそれで楽しいのかも。
期待ほどでは…といった印象
作中に突っ込み所が多い。
作品タイトルともなっているジオストームについての説明が少なく、危機感がわきにくい。
デイ・アフター・トゥモローを越えることを期待したが…。
パニックものなのかミステリーなのかラブストーリーなのかよくわからずにグダグダ終わってしまった印象。
CMが面白そうだっただけに残念
思ったのとちょっと違った。。。
ここ最近現実でも”異常気象”という言葉をニュース等でよく耳にするし実際に異常気象(地震・大雨・台風・津波 等々)が起こっており、最初の”2019年”ってのが妙にリアルで怖かった。映像はリアルで迫力あって実際にこのまま環境汚染とかが続くとこんなことが起こりうる可能性があると思うとゾクゾクする。ただ…、ただ設定がちょっと残念。。ほんとにただの機械不良かなんかで起こってそれを世界中の人々が団結して防ぐ的な感じかと思えば結局頭の悪い悪人の考えたただのテロなんかい!!その設定で面白さが半減した。そんでもってその動機がまたありきたりすぎる💧見終わった後もなんだかモヤモヤ。
でも一番好きな俳優ジェラルド・バトラーが見れて良かった!やっぱりカッコいい!!笑
あとジェイクの娘のハンナがめっちゃ可愛いかったから🌟3.5(笑
エンド オブ 宇宙ステーション
『エンド オブ〜』の主人公マニングとほぼ一緒。
戦闘能力(暴力的)が高い天才技術者。
アルマゲドン、デイ・アフター・トゥモロー、2012、等をホチキスで合わせた様な展開、
エド ハリスが、やっぱりエド ハリスな処も、大災害なのに、割りとあっさりと扱う展開も、まさに普通ディザスター映画、『そこが良いんじゃない(みうらじゅん著作)』な映画。
ドンチャカ、ドンチャカして景気の良い映画でした。
物足りない
試写会にて2D吹き替えで視聴。
吹き替えがバトラーに合わなすぎ。
上川隆也自身が悪いとかではなく、声質の雰囲気からして違うからそもそも配役担当のスタッフが悪い。
主人公に違和感を感じると、映画自体が台無しになる。
内容も映像の割に被害が想像より少ないし、ムンバイの少年と犬も入れておけば良いだろ感がした。
CMで使われているところが主で、ディザスター映画なのに災害の映像も少ないような、迫力が足りないような…
ストーリーの根底にあるのは「絆」なんだろうなと思うが、裏付けとなる過去エピソードが少なく、あまり感情移入できない。
一般の家庭並みの父親として娘は思っているし、娘も父を慕っているが、父が今まさに爆発に巻き込まれているというのに、娘と一緒にテレビを見ている母が淡白なのが引っかかる。
大統領がしっかりしていて良かった『結婚しろ!』は面白かった。
バトラーの声が残念だったからか、スタージェスの役が良く見えた。
それとデータのハッキングが呆気なく感じる。
問題の解決の時間がそれまでの展開の尺と比べると短く、最後の展開もお決まりで予想がつくからか、物足りなさが残る。
とにかく見るなら字幕でみることをお薦めする。
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