「【ジェラルド・バトラー主演作に外れなしの法則がぎりぎり継続された作品】」ジオストーム NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【ジェラルド・バトラー主演作に外れなしの法則がぎりぎり継続された作品】
近未来の異常気象をテーマにした(2019年時点で、現実的な問題となっている)映画製作の視点も面白いし、”苦境から立ち上がる男を演じさせたらこの男”ジェラルド・バトラーの演じる役柄(今作では、気象制御のための衛星ネットワークをかつて構築した凄腕エンジニア、ジェイク・ローソンを演じる。ある画策のため任を解かれ、離婚し娘の成長だけが生きがいという黄昏れた生活を送っている)も良い。
アンドリュー大統領を演じたアンディ・ガルシア、レナード・デッコム国務長官を演じたエド・ハリス(この人が役者を辞めたら米国映画界は相当な痛手であろう)も良い。
只、兄弟の確執だけで、そこまでやるかねジム・ステータス君(ジェイクの弟、マックス・ローソンを演じる)ということと、ジェラルド・バトラーがエンジニアという役柄だったので、ややアクションシーンが物足りないと少しだけ思ってしまった作品。
エンタメ作品だから、細かい事は良いのだけれどもね。
<2018年2月6日 劇場にて鑑賞>
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