ザ・コンサルタントのレビュー・感想・評価
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友人に勧められて鑑賞。その言葉に嘘無し。絞まった展開で、主人公の特...
友人に勧められて鑑賞。その言葉に嘘無し。絞まった展開で、主人公の特殊な生いたちと心象そして今の有り様が簡潔に描かれ、最後のアクションへと繋がってゆく。
壮大な大喧嘩
前半は思っていたよりアクションがなく、淡々と主人公の生活を描いていく。
恐らくサヴァン症候群と思われるキャラクターなのだが、自閉症克服しすぎだろという感は正直否めない。
ただその冷徹なようで人を想う、要するにコミュニケーション下手なキャラクターが新しくて魅力的。
思ってたよりおもしろかった。
どうしてアカウンタントがコンサルタントに変わるのか教えてくれや
この映画の成功は俳優のお手柄でしょう。
主人公のどこに思い入れをしたらいいのかも主人公が何をしたい人なのかもあまり伝わってこないのに話に引き込まれた。 ベン・ アレックという俳優はくそ真面目な役しかやらないと思っていたがこの映画を見て見直した。この特殊の役柄を見事にこなしてるせいで、この先どうなるんだろうという興味に引き こまれた。30分くらい経過した後になって彼が、一時的な仕事のつもりでこなす仕事のところから更に面白くなった。そのエピソードのおかげで主人公のポテンシャルが表現され、人物像がハッキリし、解決すべき目的が定まった。
ストーリー全体としてはマネーロンダリングを扱っており、金銭関係に疎い私としてはついていけない部分があった。一般の真っ当な企業がマフィアのマネーロンダリングに協力していたってことなのかな?・・・そういえば私の近所にも全然せんべいが売れないせんべい屋があって、しかもまったく経営難のように見えないのだが・・・あれはもしかしてヤクザが覚醒剤を売った金をあの店でせんべい売って儲けた金とかいうことににしているのだろうか・・・ともあれ映画というものは細かいところは分からなくてもいいのだ。と言うか細かいところが分からない以上に細かいところが矛盾してるような気もしたが・・・全体の雰囲気に飲み込まれた。
あんまり難点は言いたくないが最後のまとめ方は好きじゃないな。それから長すぎる。 映画は2時間以下にまとめてほしい。 私の年齢だとそろそろ腰が痛い。家で見るぶんにはいいが映画館に行くのは控えることになるな。
日本語タイトルのザ・コンサルタントというのは許しがたいほどの間違いである。コンサルタントというのは人にアドバイスをする仕事なのであって人間関係を構築し、むしろ人間関係をアドバイスするような仕事である。少なくともそういうイメージがある。この主人公は自閉症なのであってコンサルタントは絶対に出来ないタイプなのだよ。 アカウンタントというのは数字ばかり扱ってる人で人間関係全くダメでもできる仕事です。そういうタイトルなんですよ。原題のザ・アカウンタントというのは。それをザ・コンサルタントとタイトルを変えてしまうと全てを足元から崩してしまうことになる。この日本語タイトルを決めた大馬鹿ものから座布団全部取り上げたい。
障がいをどう生かすか?
なぜこの映画をかりたかというと、障害を抱えた子供がどう育って行くかに興味があったからだ。でも、ちょっと期待はずれ。暴力恐怖の映画は普段鑑賞しないので、よく意味がわからなかった。良くも悪くも、はかりしれない才能のある人間でCPA で、high -functioning Autism(HFA)の クリスチャン ウルフ (Ben Affleck)。彼の出る映画も初めてみた。自閉症(Autism )で、特に軽いAutism の人と接することは多いが、クリスチャンのような強烈なのは初めてみた。小さい頃、母親に去られ、兄弟二人は父親にしごかれ、戦い勝つことを学んだ。そして、これからの生き方を軍隊経験のある父親は教えた。high -functioning Autism で施設にはいって生活をするか、社会でどう生きるかの選択をここで父親がした。処世術を身につけさせ、世の中で生きられるように、子供の時なら、親が決めることだ。この親は現実をみていると思う。なぜかというと、施設暮らしを一生するほど、全機能(才能も)が使えない人間ではない。そのもっている機能(才能)をどう見出すか、それをどう将来に使うかは施設のカウンセラーが話してくれる。この両親は施設のカウンセラーとあって適切な判断をしたが、母親にとってはこの負担が大きすぎ子供をおいて家をでる。
悪いけど、この犯罪映画は難しすぎてよくわからなかったが、high- functioning Autism と日々戦っているクリスチャンのほうにもっと興味があった。マザーレスブルックリンをみて、その中でアクティビストがそれぞれ人々は日々戦っていると言ったが、まさにその通りだが、high -functioning Autism はもっと自制したり、鍛錬しなければならない。クリスチャンが自分の脛を棒でこするシーンは、自制しているシーンだと思ってみていた。毎日の規則正しい生活も整頓しすぎている部屋も、スプーンやシャツが順番に綺麗に並んでいるのもOCDにも思えるし、首をちょこっと動かすシーンはトゥレット症候群のようにも思える。顔色をかえず、一点をみているところも学習障害を抱えている自閉症のようである。最後の、ジャクソン ポオールロックの抽象画をクリスチャンが ダナに送るのが好き。なぜなら、クリスチャンは自分自身が一般人のように生きられないのを知っているから。
苦難を乗り越えた兄弟の絆は強く、最後に、クリスチャンは弟のブラックストンと敵味方の形で会える。でも、クリスチャンは自分の弱点(人間との親密なコンタクトができない)をすでに学んでいるから、兄弟であっても、定期的に交流するところまでいけない。
会計士
ベンアフレックってどうも表情暗くてあんま好きな俳優じゃなかったけど、今回の役にちょうどハマってるんだよね。
障害者が実はすごいみたいなのは賛否あるでしょうが、強さの動機とかしっかり描いているので唐突に強いんですみたいなのがなくて納得できた。
主人公がスネを鍛える?シーンや感情表現の苦手さがいいキャラ設定になっていた。
しっかりトドメを刺す描写は非常さがあってよいのに、父親への感情や弟への甘さ、母親への思い、そんな場面に優しい家族思いな性格もうかがえた。
特に弟との会話はすごく良かった。
謎の司令塔?の女の正体に鳥肌がたった、ありがちななんかの組織に使われてるのかと思ったのでびっくり!!
贈った絵画もウエットに飛んでいて感動してしまった。
続編希望です。
【高機能自閉症スペクトラムの数字の天才、クリスチャン・ウルフの表の顔と裏の顔】
能面のような表情のクリスチャン・ウルフを演じるベン・アフレックを始め、アナ・ケンドリックス(会計士補デイナ)、リビング社創立者ラマーをジョン・リスゴー、財務省犯罪捜査部リーダーをJ・K・シモンズ、クリスチャン・ウルフを狙う殺し屋をジョン・バーンサルが演じる、脇役の顔触れが個性的且つキャスティングの上手さが印象的だった作品。
そして、デイナ以外は、皆二面性を持つキャラクターという設定も実に面白かった作品でもある。
<ベン・アフレックの、俳優としての魅力を改めて堪能した。>
<2017年1月21日 劇場にて鑑賞>
ベンアフ作品の中で一番好き
ジャックリーチャーやジョンウィックのような感じかと思いきや違いました。
全ての伏線が最終的に見事に回収され、爽快でスッキリしとても面白いです。
裏社会のストーリーですが残酷なシーンは無く、所々に子供時代の回想シーンが入っており、家族愛も感じられます。
ベンアフの演技がとっても良い。几帳面で大きい体の割に少食なところや、時折見せる何とも言えない目が可愛いくて、キュンとくる。アナケンも知的なヒロインで、ベンアフとの会話が面白い。ウォーキングデットにも出演していたジョンバさんの兄ちゃん想いの演技にもキュンとくる。ベンアフ作品の中で一番好き。次回作お願いします。
重く、ピュアなアサシン
今までにないアサシン映画。
派手なカーアクションやITを駆使した秘密兵器、グラマラスな官能的な女スパイとの絡み…は全く無くて、切ない幼少期のトラウマと高機能自閉症を抱えるアサシン。
しかも、女性にはめっぽうピュア。
予告編からクールなアサシンで、ド派手なアクションと最後はスカッとするような007のような内容を予想していただけに、なんか物足りなさは感じた。
但し、自閉症のアサシンを主役に据えて、クライマックスへの繋がりと展開は、ヒューマンタッチで、深みのある作品に仕上がっていました。
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