「ベン・アフレック版、ジェイソン・ボーン?orジャック・リーチャー?」ザ・コンサルタント 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
ベン・アフレック版、ジェイソン・ボーン?orジャック・リーチャー?
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ネタバレあり。
ベン・アフレック版、ジェイソン・ボーン?と言う感じでしょうか。通常は会計士、しかしてその実態は凄腕の殺し屋。しかし、その殺し屋としての技量を身に付けさせたのは、軍人であった父親。そこがジェイソン・ボーンとの違うところといったところでしょうか。ジェイソン・ボーンもそうですが、ひとところに定住せずに移動しながら生活しているという意味で、ジャック・リーチャー的と言う感じでもあります。
クリスチャンと共に事件に巻き込まれるデイナを演じているのは、アナ・ケンドリック。事件に深く関わった上に、クリスチャンと恋仲になってしまうかと思ったんですが、そうでもありませんでした。クリスチャンは自閉症(あるいは、アスペルガー症候群)と言う設定ですからね、そう言うストーリーの方が良いですね。そのあたりも、ストイックなジャック・リーチャーだな。
途中、不思議に思っていたんですよねぇ。共に武術を学んでいた弟が出てこないなって。そうしたら、あんな形で出会うとはね。あそこで二人がそのまま戦っていたら、中々の悲劇ですが、そうはならない所が、良いと言えば良いし、中途半端と言えば中途半端。
ところで、原題は『The Accountant』。会計士と言う意味です。主人公のウルフの職業ですが、コンサルタントでは無く、会計士なんですよね。一体どこからコンサルタントなんて出てきたのか。邦題あるあるネタですね。
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