劇場公開日 2016年10月1日

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「イギリス映画の底力」世界一キライなあなたに おまつさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 イギリス映画の底力

2025年9月2日
iPhoneアプリから投稿

苦手な分野のはずのラブコメ、なんだけど「ブリジットジョーンズ」に代表される一連のイギリス系の作品にはいつも斜に構えながら観ているうちに不覚にも惹きこまれてしまう。
何故だろう?と自問したところ、恐らくだけど舞台をバックボーンにした(推測)英国系の俳優さんたちの気迫のそしてプライドの籠った演技力が全体の質を高めているからなのかな、という結論に至った。特にこの作品は軽いコメディータッチの恋愛ものの様相を見せながらもとても重い題材を取り扱っており、これらの難しい役柄を一人一人のキャストが渾身の力を込めて表現し演じているように思われる。
それ以外ではパッとしなくなってしまった英国だけど、こと映画と音楽に関してはその底力を感じずにはいられない私です。

おまつ
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