ジーサンズ はじめての強盗のレビュー・感想・評価
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隠れた良作!
マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、アラン・アーキンの3人の親友コンビ
3人の掛け合いが貫禄たっぷりなのに面白くて、とても微笑ましい
家族愛や人間愛にも溢れた作品
邦題は今ひとつだけれど、
内容はストーリーに筋が通っていてるし、どのキャラクターも良い。
まとまりよくとても面白かった
娘婿が起業して、お洒落なディスペンサリーを経営しているとこに、大麻...
娘婿が起業して、お洒落なディスペンサリーを経営しているとこに、大麻合法化が進むアメリカの今を感じた。
銀行強盗のノウハウを得るために、極上の大麻を用意したのがモーガン・フリーマン、ってのはおもしろポイントですね。
もっともテンションが上がったシーンは、マーク・ロンソンのfeel rightが流れたとこ。
目撃者の女の子
カッコいい人ばかりがでる映画でしたが、一番は目撃者の女の子かなと思います。時計を見る視線から、こらは絶対に銀行で会った人だと分かっているのに、ニヤリと笑って知らないと言う。帰り道の廊下で孫の方をチラ見する姿が粋です。
銀行強盗を絶対悪に見せない絶妙さ
銀行強盗という“ジーサン”にそぐわないテーマをぶつけた、映画としてのエンターテイメント。それを年金の支払不履行という社会悪の図式で、絶対悪に見せなかったこの映画の絶妙さ。
「老人は敬われるべき、それが社会の義務」映画に二度出てくるセリフ。発しているメッセージもしっかりしてると思う。
臓器を提供する事を全くいとわない、固い友情だったり、全体的なコメディ要素だったりで、とてもほっこり観れる。テンポもいいし時間も短め、節々に意外なストーリー転換もあり、見飽きない。色々“絶妙”だと思う!
邦題はもうちょっと観たくなる、ハマるものがありそうだけど…笑
ひさびさスカッとする映画です。
あまり上映しているところが少ないのと時間が少ないのとで期待が持てないかな?と思いながら見に行きましたらストーリーも上手く運ばれてところどころで笑わされかなり最近の映画では良く出来てるしキャストもかなりいいですね最後は上手くハッピーですし上映館が少ないのがわからないし配給元は宣伝が下手ですね。
懐かしさ満載。
オリジナルは日本未公開作なので残念ながら観ていないのだが、
キャストにビックリ、あのストラスバーグ氏が出ていたなんて!
多くの俳優にメソッド演技を植え付けた演技指導者がいたなら
リメイクにはオスカー俳優揃えとかないと!と監督が思ったか
どうかは知らないけど、すんごい面子。もちろん内容はお決ま
りのお達者倶楽部とはいえ、強盗前後の種明かしやオチまでが
ウィットに富んでいて楽しめる。それまではジーサンシャツの
三人衆がスーツをビシッと着込んだ瞬間、わぉ!(特にケイン)
なんて似合うんだいと品性出捲り。やっぱりタダモノじゃない。
そして脇役じゃないでしょ?それだけ出てれば(^^;とはしゃぐ
ドク!で有名なロイド。彼があんなに出てくれただけで嬉しい。
(ちなみにロイドの方がお三方より若いなんて嘘みたいだけど)
マーグレットの変わらぬ美貌、リアル同世代のディロンの登場、
嬉しいことずくめに加え、あの名作のパロディ場面や、ロケ地
など次から次へと出てくるので全く飽きない。年金未払い問題
など今後の自分たち世代がぶち当たるかもしれない社会問題に
じゃあ銀行強盗で!とは思わないけど、彼らが悪者にならない
結末からいっても(あの少女にもあげなさい)期待通りの面白さ。
老獪でお洒落な会話のラリーをご堪能あれ
予告を見たときに
どこか80年代の
コメディ映画を感じた。
スティーブマーチンが大好きだった私は
「ペテン師とサギ師・だまされてリビエラ」で
マイケル・ケインに初めて出会った。
もう30年近く前の作品だが
その時のケインのダンディさは
今作でも全く衰えを知らない。
少しイギリス訛りの英語が懐かしかった。
今年の4月に観た、
「わたしは、ダニエル・ブレイク」
をエンタメ作品にしたといった感じか。
真面目に勤め上げた老人を襲う
現代社会の皮肉な仕打ちを描いている両者なのに
こうも味付けが違うものか。
どちらとも大好きな映画だが
コメディ大好きの私は本作に軍配を上げる。
とにかく「会話」が楽しい映画。
洒落っ気のある、
それでいて短く端的な会話。
それが3人の老人の間を見事にラリーする。
もう最高に心地いい。
劇中ずっとニヤニヤしながら鑑賞できた映画は
ここ最近では久しぶりかもしれない。
近所の映画館ではなかなか上映してないので
電車で1時間かけてやってきたが
その甲斐は十分にあった。
もちろんツッコミどころはある。
どうしようもない「邦題」もそう。
ほぼ運任せのストーリー展開もそう。
でも関係ない!
80年代のハリウッドコメディーで育った
私にとってはこれくらいがちょうど良い
ドク…いやクリストファーロイドの
壊れっぷりも楽しかった!
エンディング間近のジョーのスピーチ。
え?おいおい。マジで?
からの「もー(^^;;」が
最高に良かった^_^
ぜひ観て欲しい!
痛快さは満点。破天荒な老人達の、老獪な大暴走!!
【賛否両論チェック】
賛:怖いものなしの老人達が、年金を取り返すために強盗にチャレンジする様が、ユーモラスで思わず笑ってしまう。金を奪い返す華麗な手口も痛快。
否:やはり道徳的にはよろしくないので、人によってはあまり楽しくないかも。
テンションとしては、「RED」や「龍三と七人の子分たち」に近いイメージでしょうか(笑)。先もなく、もはや怖いものなしの老人達が、奪われた年金を奪い返すべく、不慣れな銀行強盗にチャレンジしていく姿は、時に哀愁が漂い、時にとってもコミカルで、不謹慎にも笑ってしまいます。
同時にサスペンスの要素もあり、老人達がプロの知恵を借りながら、どう警察から逃げきろうと画策するのか、その部分も非常に痛快です。
勿論倫理上は問題たっぷりですが、そんな野暮なことは置いておいて、老人達の丁々発止のやり取りを楽しみたい、そんな作品です。
犯罪ものだけど本当の悪は何か!!
現実的な話から始まるけど
結局はファンタジーになって行くので
アメリカらしい映画だな〜〜。
緩めながら犯罪ケイパーものとしてもなかなか楽しい〜〜。
犯罪物なので手放しで褒めるわけにもいかないのだけど
劇中で語られるとおり、銀行は保険に入っている、
人さえ傷つけなければそれほど罪悪感を抱かずに済む。
もしも捕まって刑務所に入ってもどうせ数年の命、
家賃の心配をぜず、三食付きなら悪くない。
なんか気持ちは分かる。
楽しいエンタメ作品ながら、
グローバル化で海外に出て行く企業のあり方に疑問を投げかけている。
かつて、日本の某投資家が
「会社は誰のものですか?」と問いかけた。
かれは株主の物だと言いたかったのだけど
そこの製品を買う人たちはもちろん、
そこで働く人たちが暮らす街全てが大きな企業と共に生きている。
個人商店ならいざ知らず、巨大企業には
そこまで社会に大きくして貰った恩と責任があると思う。
「会社は誰のものですか?」の問いかけに
「会社は社会のモノだ!!」とこの映画は答えているように思う。
老名優たちのどこまで本気でどこまでアドリブか?
この兼ね合いが面白くて、メイキングが観て見たい。
愉快、愉快!
娯楽作品として、たいへん面白く見ることができた。彼らの犯行とばれるかバレないか、最後まで目を離せない。
日本の3人のおっさんは町の小悪魔をやっつけ、NYの3人のおっさんは大悪魔へのしっぺ返しのために犯罪を犯すってか⁈笑い
ステキなジーサンズ!!
内容は単純なコメディ!でも
演じている3人がゴージャスで周りの配役もとてもいい感じ!笑いもセリフも脚本もしっかりしていて、
ちょっと贅沢な娯楽映画という感じで楽しめましたー!
個人的に老後の自分を想像してみたりして。。笑
バーサンズも観たい!
ベテランのコメディはやっぱり楽しい
こういうのは理屈っぽくなく手離しで楽しめるのでお薦めです。ただし、銀行にお勤めの方はちょっと複雑な気持ちになるかも。
強いて難を言えば、邦題の「ジーサンズ」です。もうちょっと粋な題名にして欲しかったなぁ。
この話、一体誰が損害を被ったのかと考えると、意外にもあまり誰もひどい目にあってない。映画の中でも説明があるけど、銀行が強盗に遭っても保険を掛けてあるから保険で補償され、銀行の預金者には迷惑が掛からない。銀行強盗を肯定しちゃいけないが、資本主義の歪みみたいなことを考えてしまった。銀行は悪だ、みたいな描かれ方なので、そういう意味で銀行員の人は楽しめないかもしれません。
老人になってもあんな風に助け合える善き友達がいるっていいですね。
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