「【幽霊と悪魔と名前】」死霊館 エンフィールド事件 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【幽霊と悪魔と名前】
前作同様、”物件”にとりつく幽霊の話ですが、ロレインとエドが駆けつけるまでが少々長く、でも、やっぱり恐怖が募ります。
イギリスにも、こうした心霊研究者はいて、エンフィールド事件は、ロレインやエドが調査に参加する前から、心霊研究家のモリス・グロスによって長期にわたってポルターガイスト現象が映像や録音で記録されていた稀有なケースのようです。
ただ、前作のレビューでは、欧米の幽霊に悲哀はないなんて書いてしまいましたが、この作品では、悪魔によって呼び起こされて、自分の意思とは関係なく、住人を恐怖に陥れているのだというストーリーになっていて、個人的には安心したというか、悪いのはやっぱ悪魔なんだということで、欧米ホラー的なまとまりがある作品だと思いました。
あと、悪魔の名前。
悪魔をやっつける悪魔の本名が、キーになる作品は、過去にも何度か見ていたので、悪魔の名前を探ろうとする場面が、個人的には、おおっ!これだったのか?!と、好みでした。
あと、エドが悪魔の絵を描いているところ、前作のレビューでも書いたように、見えない人でも見える人にシンクロして見えたように、エドはやっぱりロレインにシンクロしてたんだと思い返して、ロレインには申し訳ないけど、やっぱり、怖い怖いと思ってしまいました。
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