「中盤以降のテンポが悪い」歌声にのった少年 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
中盤以降のテンポが悪い
「ウィ・アー・ザ・ベスト」や「シング・ストリート」など少年少女のバンド音楽モノが傑作で監督の「オマールの壁」が良かったから本作には期待がハンパなく実話だし。
序盤の楽器を手にする為の試行錯誤や四人ともキャラが良く特にお姉ちゃんが可愛くて存在感も素晴らしく主人公の弟より魅力タップリ。
少年のまま姉を想いスターになるかと思いきや大人になるからビックリした。
ラストも「スラムドッグ$ミリオネア」な雰囲気で実際の映像が流れ呆気に取られた!?
お姉ちゃんがあぁなってから物語のテンポも悪くて既に興味の持続力が激減。
子供の頃に描かない社会情勢などを大人になり急に描写して関係性を無理矢理繋いでいる感は否めない。
どのタイミングで歌手に再挑戦したいと気持ちが動いたのかが解りづらい。
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