「トム・ハーディ映画。」レジェンド 狂気の美学 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
トム・ハーディ映画。
特に山場があるわけでもなく、
そんなに面白くもない…。
けど、トム・ハーディの1人二役の演技に呑まれて最後まで観れちゃいました。
完全にトム・ハーディを魅せる為の作品になっています。
『レモニー・スニケットの世にも不幸な物語』であんなにも可愛かった
エミリー・ブラウニングが結構小汚いおばちゃんっぽく大人になってて悲しみが…。
終盤シーンでたくさんの人の前で殺人を犯す兄のレジー。
イカレた弟のロンに対し「お前は殺せないからな!!」と憤りを見せるシーンに凄味がありました。
兄弟の縁や業の深さって、どちらかというとアジア圏の方に色濃く見られる文化?みたいなものだと思ってました。
クレイ兄弟は何でこんなに血縁に縛られているんだろう?ちょっとクセのある母親に一因はありそうですが。
それにしても、こんなにも狂気を表に出すタイプと内に秘めるタイプで綺麗に分かれるって、面白いね。
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