「クマだらけなんだモン!」映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン! っょぃょ!ぁっぃょ!!ォォヵヮさんの映画レビュー(感想・評価)
クマだらけなんだモン!
今年は2本立てでした。やはり3本やるのはツラかったんか...
まずは短編。
3DCGのモフルンが、とにかくもふもふ~♪
前作のキュアフローラや、東映アニメではオープニングでお馴染み、
長靴猫のペロが出てきたりと小ネタも面白かったです。
次はいよいよ長編のお話。
100年に一度のお祭りのさなか現れた敵に、プリキュアとモフルンたちが
立ち向かう! ...という内容。
自身が持つ魔法の力のせいで孤立し、やがて「ダークマター」となって
しまったクマタ。伝説の「願い石」とモフルンを強奪しクマタは自身の願いを
叶えようとするが、晴れてプリキュアになったモフルンの活躍もあり、
最後は正気を取り戻して仲間のクマたちと打ち解けるとこが出来ました。
めでたし、めでたし。
...なんだけれど、なんか腑に落ちない点があった気がする。
それは物語のラスト。
クマタと、敵であるダークマター(=悪い魔法の力)が分離した後、
プリキュアがダークマターを倒してHappy Endとした点。クマタは
(誤解もあったにせよ)悪意を持っていた訳ではなく、むしろ人助けの為に
魔法を使おうとしていた。なのにラストで仲間たちのクマが『クマタの魔法の
力が無くなったので、これからは仲良くしますよ』みたいなニュアンスを
感じてしまった。
「魔法つかいプリキュア!」の中で、魔法ってみんなを幸せにする素晴らしい
モノとして描かれているのに、クマタたちにとってはそうじゃないみたい。
そこがなんというか、モヤモヤした感じ。
深読みしすぎなんでしょうけど。
長々と書き連ねてしまいましたが、モフルンの変身バンクや全色
プリキュアのそろい踏み・さらに4人の合体技と、劇場版ならではの良い
場面もたくさんあって良かった!
ただ、エンディングでもキュアモフルン観れたらもっと良かったなぁ。