「ここまでブッ壊れると芸術に見えてくる。」雨の日は会えない、晴れた日は君を想う 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
ここまでブッ壊れると芸術に見えてくる。
主人公の妻が死ぬ
主人公ギレンホールがどんどんブッ壊れていく
ストーリーもブッ壊れる
最初は淡々とテンポ速く話が進む
「何処から面白くなるんだこれ?」と思っていたが
ジュダ・ルイスが登場した途端
センスの良い映画に変わっていく
ヒースレジャー、リバーフェニックスの再来か?
役に対する(特に言葉遣いに)繊細さが伝わってくる
高揚感に浸っている時に、また物語は予期せぬ方向に
ある意味開き直りの様な再構築展開
メッセージや加害者の男性
中絶やメリーゴーランドで含みを持たせる
多くは語らない監督センス
私的にたくさん映画を観ているが、また違う感覚を味わえる映画。
やはり「とことんブッ壊れるのはいらなかったのでは?」とか「含みが解りづらい」等で評価は分かれるだろう。
日本語タイトル命名由来はダウン症→ダウン→日射病でも倒れる(ダウン。既にダウン症と関係ないが文字だけ流用して)→車のサンバイザーで避けましょうか?→死んだ奥さんのダイニングメッセージ
なのかな?
(馬鹿な私の個人的推測でした。w)
奥さんが死んでも悲しいのかどうかもわからない自分に苛立つ中で、それを見つけて、ふっと奥さんを愛していた頃を思い出したのではないかな?と思いました。
ナイス👍してから忘れた頃のコメントで失礼いたしましたっ😅
巫女雷男さん、サンバイザーのメモの件ですが、「斎藤工板谷由夏の映画工房」で言っていました。
亡くなった奥さんは日頃からメモにちょっとした悪戯書きをしていろんなところに置く(隠す)事をしていた様で、「雨が降ったらサンバイザーは上げたままだけど、晴れたら眩しいからサンバイザー下げるわよ!そうしたらあなた(このメモ)に会えるわね!」ていうちょっとしたお遊びの様です。