劇場公開日 2017年7月29日

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ブランカとギター弾きのレビュー・感想・評価

全43件中、41~43件目を表示

5.0何回、開けても、色あせることのない玉手箱

2017年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

知的

幸せ

出発点は、「格差や貧困、どうして?」、といった視点で描き始められているのですが、上映が進むにつれて・・・・・、

人は、
♪ どんなことが起きると、ホッとするのか、
♪ どんなことが起きると、嬉しくなるのか、
♪ どんなことが起きると、怒り出すのか、
♪ どんなことが起きると、元気がなくなってしまうのか、etc.

いろんなテーマに、丁寧に答えてくれる・・・・・、
素敵な旅行に連れて行ってもらったような感覚が残っています。

また、あらすじが解ってしまった状態で、最初から観直してみても、また前回とは違ったメッセージが浮かび上がってくる、底の深い、不思議な作品でした。

夏休み、是非、お子様とご一緒に、ご覧ください。

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81。screen

5.0待つ人の元へ

2017年8月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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KinA

3.5ストリートで心豊かにたくましく生きる少女

2017年7月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

フィリピンのストリートチルドレンであるブランカと盲目のギター弾きピーターのロードムービー

製作国はイタリアで、監督・脚本は日本人、舞台はフィリピンという作品。

ストリートチルドレンと聞くと、真っ先に「なんてかわいそうな」と思いがちだけど、このブランカに「かわいそう」という言葉は似合わない

もちろん、路上で生活することや、親がいないことは気の毒だけど、彼女は私たちが思う以上にたくましく、心豊かに生きている
「生命力」溢れる女の子だった

そして、路上でギターを弾き続けるピーターはそんなブランカを何も言わずに包み込む
彼は、目が見えない分、心で見えてしまうことが多いのだろうと思った

奇しくも、同じ日に公開となる「ローサは密告された」も、フィリピンの貧困について描いている

向かう方向は違うけれど、どちらもフィリピンという国で、貧困の中で「生きる力の強さ」を感じさせる作品だった。

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とえ