西部戦線1953のレビュー・感想・評価
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タバコより戦争の方が身体に悪い
冒頭のコミカルな音楽からもわかるように、全体的に戦争コメディの様相を呈していた。北朝鮮の第369戦車隊の新兵ヨングァンが米軍機の襲来を生き抜いて、偶然にも機密文書を拾った。そして韓国軍伝令兵ナムボクはその機密文書を追っていた・・・
偶然出会った二人はいがみ合い殺し合おうとしていたものの、銃や手榴弾の使い方もままならず、戦車の操縦さえ素人のヨングァン。コントの応酬みたいな展開でもあるが、徐々に二人は殺し合いに疑問を感じていくストーリー。
恋人と上手くいきかけた北朝鮮のヨングァンは突然の召集。同じように韓国軍のナムボクにしても子供が産まれたばかりなのに名前をつけるすんでの所で召集。朝鮮戦争が一般市民にどう思われていたのかもわかるし、38度線で肉親が離れ離れになった様子もうかがえる。基本的に南北融和のテーマが下敷きにはなっているのだ。
戦車を無事に北へと持ち帰りたい気持ち。機密文書を持ち帰りたい気持ちが交錯するも、お互い傷つけ合わずに済む方法を見いだしたのだ。ソル・ギョングの名演によって面白さは増すのに、全体の8割がコミカルなところで飽きてしまう欠点もあり、最後はそんな悲劇にしなくても・・・と悲しくなってくる。でも、観て損はない作品だと思う。
なんとも、
最近の映画だけあって、爆撃や銃撃のシーンはリアルで臨場感ある映像でもあった。
でも深刻な重い戦争映画かと思いきや、幼稚なかんじのコメディチックな内容だったりで拍子抜けもしたし、くだけたコミカルな映画として見るべきだった。
それでも、その笑うセンスのポイントもズレてるかんじだし、最後もムダな友情?やら熱さやら?で、なかなかに共感できず。
過剰に期待してた自分がいけなかったのだろうけど(笑)
堅そうなタイトルだけど中身は意外にもコント。
朝鮮戦争の真っ只中、機密文書を途中で無くしてしまった韓国伝令兵とそれを拾った北朝鮮新兵の話。
初っ端からコミカルな北朝鮮兵で愉快にさせてくれたり、クソ真面目な戦闘シーンでヘタレな韓国兵を観せてくれたりで掴みはOKです。
主役の2人の行動はまるでコント。んなアホな😂
それで真面目に戦争している周りが巻き込まれる訳だから、たまったもんではないw
面白いんだけど、韓国映画なので長く感じる。
最後はやはりもう捻りあったよw
そこで辞めとけば良いものの、、、。
全体の構成が悪くなる。韓国の悪しき風習。
しかし、なんでこんなお堅い放題にしたのかな?
原題の方がよっぽどいいです。
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