シャザム!のレビュー・感想・評価
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誰もがヒーローになれる!
日本では某名探偵のパロディーのようなキャッチコピーや最近天狗のコメディ監督と『打ち上げ花火』でド下手だった人気俳優による吹替ばかりが話題になっているのが嘆かわしい。
そんなのが不要なくらい面白い!
まるで『ガーティアンズ・オブ・ギャラクシー』か『アントマン』か『デッドプール』などのマーベル作品のような明るさ、楽しさ、ノリ。話も痛快、単純明快。
まさかこれが、あの根暗なDCとはねぇ…。
でもDCだって、『ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』『アクアマン』とエンタメ度が増してきた。
そこへ登場したこのユニークなニュー・ヒーロー!
そのヒーローとは…
選ばれし少年が魔術師から力を授かる。
“S”ソロモンの叡知、
“H”ハーキュリーズの剛力、
“A”アトラースの体力、
“Z”ゼウスの全能、
“A”アキレスの勇気、
“M”マーキュリーの神速。
6人の神々の頭文字から取ったその名は…
シャザム!
はい、そこ、ダセェと笑わないように!
名前や見た目はアレだけど、スーパーパワーやスーパースピードの持ち主。
指から電撃ビリビリだって出せる。
空も飛べるようになる。
その他、色々試し中。
実はスーパーマンに匹敵するほどのスーパーヒーローなんだとか。
その力で世界を救う!
…アレ?
スーパーパワーを使って遊んだり、悪戯したり。
動画投稿したり、大道芸人みたいに技を披露したり。
日本のキャッチコピーはあまり使いたくないが、見た目はマッチョなスーパーヒーローでも、中身は思春期真っ只中の少年ビリー。
だって、スーパーヒーローって何したらいいか分からないも~ん!
おふざけ、悪ノリ、ハメ外し過ぎ。
本当に選ばれしヒーロー…?
『スパイダーマン』の名台詞、
“大いなる力には大いなる責任が伴う”。
力を乱用し過ぎて、あわや大惨事を招きそうに。
相棒のような友人を傷付けてしまう。
彼らと自分の身に、魔の手が迫る…。
ビリーと同じく魔術師の洞窟に誘われながらも、心の中の邪心を見抜かれ、拒まれた過去を持つDr.シヴァナ。
邪悪な力を手に入れ、復讐を果たし、シャザムの力をも狙う。
目的の為なら手段を選ばない、スーパー・ヴィラン。
でも、このヴィランも哀れでもある。OPシーンがこのヴィランのキャラ描写に効いている。
ヒーローがユニークなら、重石となるようなヴィランが必要。
マーク・ストロングの巧演は言うまでもなく。
かと言って、ビリーがただの中身空っぽの今時の少年って訳じゃない。
里親を転々とする問題児ではあるが、幼い頃に迷子になり、今も実の母親を探し続けている。
故に、新しい里親にも新しい“兄弟姉妹”にも心を開かない。と言うか、心を開きたくない。
ずっと自分の居場所を探し続けている孤独な少年。
遂に実の母親を探し出すが…、それが必ずしもハッピーエンドになるとは限らない。
そしてやっと気付くのだ。
今自分には、新しい大切な家族が居る事を。
大切な家族を救う為、少年はヒーローとなる!
コメディタッチながら、意外や熱いハートのこもったドラマ。
自分自身の成長。ヒーローとしての目覚め。ヒーローの定番もそつなく。
本作の核は、家族。
ヴィランの悪としての原動力が家族への憎しみなら、ビリーのヒーローとしての原動力は、家族を救いたい/家族を守りたい。
家族でヴィランに挑む。
それを地で行くかのように、ラストでは何と…!
ヒーローになりたい子供の夢を叶えてくれる。
…いや、誰かを守りたい/救いたいという心さえあれば、誰だってヒーローになれる!
(ちょいと正直言うと、誰が誰だか分からなくなったりもしたけど…)
なかなか迫力あるスーパーパワー・バトル。
ユーモラスなニュー・ヒーロー、ザッカリー・リーヴァイの好演。
子役たちも好演。
ホラー監督だったデヴイッド・F・サンドバーグの演出も快調。
DCユニバースの一作で、気付かないくらいのニヤリとさせるリンクネタもあり。
ラストにはあのスーパーヒーローも登場…!?
EDのオマケ映像もお忘れなく。
たっぷりの面白味を詰め込んで、さあ、魔法の言葉“シャザム!”を唱え、ヒーローになろう!
作品の面白さは★4つ。
だけど、★2つにした理由は…
地元の映画館では吹替版のみの上映。その吹替が…。
菅田将暉の吹替は『打ち上げ花火』よりかは上手くなってたが、どうしても彼の顔がちらつき、せっかく周りはプロの声優で固めているというのに…。
福田雄一の監修は自分色を抑えてはいたものの、ちゃっかり常連俳優を器用したり…。
やはりどうも腑に落ちない。
俳優やタレントがプロの声優を蹴飛ばすだけじゃなく、演出にも本職じゃない者が侵食してきたか…。
いずれレンタルで字幕で見たら、★4つに訂正します。
※8月25日、レンタルで字幕で再見。
レビュータイトル変更と採点★2から★4に改正。
6人のシャザムとスーパーマン
物覚えの悪い私はシャザムを何度もシャズナと間違えてしまうw
全体的にコメディ要素が強く、これまでのDCヒーローたちのような高揚感があまり無かった。
中盤に同じ家で暮らす純粋な心を持った里子5人もシャザムに変身し、一気にポカーンとw
エンディングの様子から続編はあるみたいですが、次回作以降に期待したい。
Highpower speed! Check. 可もなく不可もなく・・・
本国アメリカではけっこうヒットしているシャザム。先ず冒頭でDCユニバースのオープニングが無くなった事にちょっとビックリしました。もうユニバースやんないんだ・・・。確かに「ジャスティス・リーグ」で一息ついた感じもありますし、ベン・アフレックもヘンリー・カヴィルも、もうやらないって言ってたんですが、オープニングまでも無くしてしまうとは。シャザムもオープニングにいたのにね。うーん、最後のスーパーマンもヘンリーじゃなかったしなぁ。マーベルの対抗馬として期待していただけにうやむやになってしまってるみたいで残念!
というわけで単品で楽しめるよう制作された「シャザム」。制作総指揮にドウェイン・ジョンソンの名前が!?「ブラック・アダム」役が決まってるみたいなのですが、映画をやる前から制作で絡んでくるとは次もヤル気満々ですね!
ちょっと前の海外ドラマ「チャック」でパソコンオタクの主人公を演じてたザッカリー・リーヴァイがシャザムに決まった時にはキャラが違い過ぎるぅぅとも思ったのですが、実際観てみると意外に似合ってました。週6日トレーニングして体重も11kg増やして役に挑んだ模様です。やるやん、チャック!もといザック!「チャック」でもそうだったのですが、何処かしら子供っぽさが残った大人の役がバッチリはまりますね。
DCは余り詳しくないのですが、設定が「NEW52」以降を準拠してて兄弟みんながシャザムになった時は嬉しかったです。これこれ観たかったのはって感じでした。大人になってやりたかったのがビール買う事だったりするのが微笑ましい。確かに子供って色々と不自由な所ありますよね。ビール飲んだ途端吐いちゃうのも子供っぽくって良かったです。
所々クスリとできる場面はあるのですが、それでも見終わった後の感想は至って普通なんですよね。「ライト・オフ」の監督だったんで、けっこう期待していたのですが・・・大きく可もなく不可もなくといった印象です。個人的には「アクアマン」はスッゲーっと思ったのですが、本作は普通でした。でも、続きやるなら観に行くかも。きっと続編は作られるのでしょうが、子役はあっと言うまに成長しちゃうのでヤるなら同じキャストで早期にお願いしたい所ですね。
笑えてテーマも明確、よい!
予告編で伝わっている通り、DCヒーローものではありますが暗さは皆無。芯になっている14歳、家族という部分が最後までテーマとしてブレないので結構なトンデモ展開になっても物語として説得力すら感じます。いかにも続編がありそうな終わり方でしたが笑って許せるヒーロー登場という感じで今後に期待です。海外ドラマ好きには『チャック』以来の主役抜擢に胸アツですし、敵役もキングスマンだし…Marvelはガーディアンズ、対するDCはシャザムでどちらも表より裏が傑作とも思える新シリーズに期待大!
楽しみにしていた映画です。 結構展開が読める映画でした! シャザム...
楽しみにしていた映画です。
結構展開が読める映画でした!
シャザム1人じゃ絶対勝てないし家族もヒーローになるのでは?と思っていたら案の定ヒーローになり、家族で敵を倒すシーンはなんだかインクレディブルを見てるみたいでした!
展開が読めても楽しめましたけど^_^
続編もあると思うので次回作にも期待です!
シャザム!
アクションシーンが物足りないなと、鑑賞して思ってたけど、能力を授かって短期間の話だから、体術で敵を無双するのもおかしな話か。
体が大きくなっても中身が子供
これぐらいの差がないと、ダメ出しくらうよ。逆コナンことUMEZAWAさん。
楽しい
まずもって楽しい。
ビリーとヴィランの対比もうまく出来てた。
そして終盤の展開はアガる!
しかし、メアリーだけ変身後も顔が変わらない気がしたのは勘違い?もしそうだったら、突っ込まない訳ないよね…
素晴らしかった
グループホームを舞台にした里親映画だった。ただ、愛着障害で試し行動するような厄介な子はいなかった。ちょっとまともじゃない感じがしなくもないけどみんないい子だった。里親が車のナンバープレートに「俺は里親だ、君のスパーパワーは何だい?」というような事を書いていて、胸を張っている感じがした。そこまでしようとは思わないのだけど、日本ではまだまだ日陰な感じがするので、違いに驚いた。
実母に会ってハグを求めると拒否される場面がつらかった。同級生が「ニセ家族」と言ったときに息が止まりそうになった。
しかもアメコミヒーロー映画としてもとても楽しい。敵もいい感じで憎たらしくてよかった。
ヒーローの力をみんなで分けたら力がその分割り引かれるのではないかと思ったが、そうではないようだった。だったらもっとたくさん分ければ仲間が無限に増えるのではないだろうか。
(追記)
2回目。主人公は4歳でお母さんが17歳の時に分かれていて、その時のお母さんの回想があまりに切なかった。
敵が、自宅に現れたときにあの慎ましい素敵な家が破壊されるのではないかとハラハラした。リースを床に捨てられただけで済んで本当によかった。
鑑賞あと帰るのは慌てないで
吹き替え試写会で観てきました。
この頃、洋画でよくある2を期待させる終わりなのだけど子役大きくなる事を考えると
2までなのかなぁ?
菅田くんの吹き替え悪くはないのだど
私的には可愛い声で菅田くんシャザムは好きですが
もうすぐ15才と言うセリフがあったと思うので緒方さんと菅田くんのどちらかの声で少し声の高さ変えればいいのではと思うのと舞台挨拶で緒方さんと菅田くんは声入れ別々だと言ってたけど
一緒に声入れしてたら緒方さんが菅田くんのシャザムの声に合わせてくれたのではと思うのです。親子連れが見るのにちょうど良い映画だと思います。
字幕版も見ます。
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