劇場公開日 2023年6月16日

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「楽しさの炸裂度合いがDC作品中No.1」ザ・フラッシュ Y Kさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5楽しさの炸裂度合いがDC作品中No.1

2023年6月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

DCEUは全作鑑賞済み。
感想
DC作品中でもトップクラスの完成度を見せつけられた傑作だった。
バリーが母親を救う為に起こす罪は、切ない気持ちにさせられた。物語自体もマルチバースを救うという大きなミッションを掲げつつも、母親への思いがメインテーマになっているので、とても観やすかった。
DC作品でも一番と言って良い程に、軽快でテンポの良いギャグテイストの作風はDC過去作にはあまり無かった要素だったので新鮮さを感じれた。ギャグの一つ一つが程よいツボをついてくるので、終始笑顔で鑑賞できた。
ティムバートン版のバットマンの再登場を含むお祭り映画的なファンサービスも徹底されていて、その点でも楽しめた。
クライマックスの展開は予告編の段階では予想できない方向に進むので作品に没入出来た。

演技も上手な俳優さんばかりだったので、集中して鑑賞出来た。特に、バリーの一人二役を演じられたエズラ・ミラーさんの本当に二人いる!と思わせる演技力には脱帽だった。

今作でDCEUからDCUに移行するので、今後の展開がとても楽しみになった。

Y K