「保守的な叔父から「恋愛の自由」を奪われた5人姉妹の悲劇」裸足の季節 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
保守的な叔父から「恋愛の自由」を奪われた5人姉妹の悲劇
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現在のトルコの結婚事情は、映画のようなものなのか?
裸足の季節(=青春を謳歌できる世代)に、恋愛を大人に束縛されるのはキツイ。長女・三女の姉妹の結婚のさせ方はあまりにかわいそうでならない。三女⇒自殺。叔父があまりに保守的な人間として描かれているが、強引なお見合い結婚はどうであろうか。男尊女卑のなにものでもない。日本も、昔は興信所で相手の素行調査をして
から結婚をしていたらしい。(小津安二郎作品『麦秋』より)
最後、イスタンブールへ五女ラーレは自分の家から逃げられた場面はハラハラさせられた。車のキーの在りかの見つけ方がイマイチ。だが、イスタンブールは、現在は非常に「ISIL」により治安が物凄く悪い。危険な道をえらんだなと思った。最後、ラーレの
夢に三女エジェが出てきたところは、グッと来た。
ところで、ヤシンという男が、なんか正義の人間に見えた。
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