劇場公開日 2016年6月17日

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「国家の成れと感性」帰ってきたヒトラー toraさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0国家の成れと感性

2016年12月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

知的

先ず始めに、これ程のタブーを切った映画はなかったように感じる。

何故、この作品を世に放ったのか。
それは間違いなく、今のこの情勢が、この国家間が、この当たり障りない感じが、生み出したのではないだろうか。

ナショナリズムは加速し、一昔前、大東亜という体を掲げたこととは奇しくも逆行している。

ただ、ナショナリズムの先には、また同じ反発を繰り返すだけだ。

答えは、誰にもわからない。
確かなことは、作中にも出てきた、国民がいて、それを弾き、国を成す、ということだ。

混沌の今、意外にも真っ直ぐの心は、大衆に涙させ、そして、狂気をも生み出す。

tora