メン&チキンのレビュー・感想・評価
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マッツ・ミケルセンの怪演!!
序盤から人を選ぶシーンだらけ!どうしてそんなことを??と思われるひと癖もふた癖もある登場人物だらけ!兄弟たちの生理的嫌悪も催しかねない生活習慣や環境、、フレッシュデリのスヴェンが可愛くみえるレベル。あとは兄弟対決のシーン、殴る為に使うものとテンポが良すぎてずっと笑ってた。音も秀逸。剥製って(笑)しかしその全てが伏線で、ラストに見事回収されるのをみて納得した。マッツ・ミケルセン演じるエリアスの最後の涙と慟哭は胸にくるものがあった。自分はエリアスのことを嫌いになれなかった。抱きしめたくなった。このような駄目で情けない人間臭さの塊の様な役柄もこなしてしまうマッツ・ミケルセンの演技力に脱帽だし、映画館に観にいって本当によかった。
剥製は武器じゃない
出自を知った異母兄弟である粗暴な兄と真面目な弟が、実の父親が生きていることを知り会いに行き巻き起こる話。
亡くなった父親からのビデオレターで、本当の父親の名前を聞かされた兄弟が、居場所を調べて住民が42人しかいないという離島に住む父親宅へ行ってみたら、3人の兄弟が出てきて…。
2人とも口唇裂なんですね…そしてエリアスは定期1P!?なんて思いながら観ていたら、他の3人も口唇裂?そしてエリアスにも増して粗暴というか攻撃的というか…。
更には3人もまた異母兄弟!?
ブラックじゃないコメディ要素もたっぷりだけれど、ノリの良い空気感ではないし、3兄弟vsエリアス戦の後は、動きが遅く少々面倒くささと弛みも感じる。
そして観ていなくても実は序盤からフリ捲りのそんなアホな…なブラックなオチは哀しさも感じる悪ふざけでどう捉えれば良いのか…。
決して楽しかった〜とはならない牛梟鶏犬鼠のファンタジーだった。
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