AMY エイミーのレビュー・感想・評価
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醜悪すぎる。
この映画の収益はどこに行くんだ?彼女を死に追いやった奴らの元に行くのか?これ以上追求もしたくないほど気分は最悪。ドラッグによる最初の緊急入院のシーンで残り40分とあって、とても最後まで見れないと諦めた。
ハンディのビデオカメラが普及し、携帯電話へのカメラの搭載が一般的になり、スマートフォンのカメラがありとあらゆる映像を記録するようになり、アーティストの伝記映画が実在の映像で構成可能になったことで実像がよりリアルに描き出すことが可能になったように思えるけど、それも構成のやり方如何でなんとでもなるよな。
それと、アーティストとしての功績を称えるモノにほんとになってるのか?甚だ疑問。(最後まで観ていないのでわからないが)で、これがアカデミー賞(ドキュメンタリー賞)?どいつもこいつも腐ってる。
素晴らしい歌声
彼女が大活躍していたあの頃、私も同じロンドンにいて一度も生歌を聴かなかった事をとても後悔した。
若干27歳という若すぎる死に、当時は何があったのかと驚いたが、映画を観て、ここまで辛く苦しい状況の中彼女が生きていた事を知り胸が苦しくなった。
エンターテイメントという世界は、本当に過酷で、輝かしく美しい面の裏には壮絶な事実がある事も、一般人には想像し難い葛藤や苦しみがある事もこの映画で改めて知ることになった。
映画の中では、特別に誰が悪いという事は描かれてはいなかったけれど、観れば分かる。
また、エイミーのような才能溢れ、唯一無二のような人であっても、根本は私達と同じで、やはり愛情が全ての根源にあると感じた。
いくら彼女の功績が認められ讃えられたとしても、彼女自身が求めたものは、彼女自身の尊重と、本当に心から彼女を満たしてくれる愛情だったに違いない。ただ、その両方ともエイミーは手にする事ができなかった事が本当に悲しすぎる結末を引き起こしたと思う、、、
エイミーのことを損得なしに想って、大切にしてくれた友人へ、死んでしまう前日に電話で話す事ができたこと。彼女の憧れの存在であったトニーベネットとのデュエット。無理やり連れて行かれたコンサートでのエイミーの困惑する姿となんとも言えない表情。どのシーンも心にグッとくる場面でした。
エイミーは死んでしまったけれど、彼女の残した素晴らしい音楽はいつまでも生き続ける。
偶然にも、私はエイミーと同い年であったことを知る。
また、たまたま鑑賞した今日が彼女がこの世を去った命日であった事を映画で知る。
エイミー、天国であの素晴らしい歌声を響かせていることを祈っているよ
自責の念に駆られる作品
10代にして聴く人の魂を震わせるようなhappy birthdayを歌うエイミー。
歌が好きで音楽に自分の居場所を見つけ、
生き生きと活躍する姿は本当に輝いていて美しい。
でも結末はみんなが知っている。
そこに転げ落ちていく彼女の姿を見るのは本当に辛かった。
私はスキャンダラスな面から彼女を知ったので、
彼女を追いつめていくパパラッチたちを「なんてひどい奴ら!」
と思いつつ、自分もそっち側にいたんだと思い出して嫌な気分になりました。
映画はお友だちや関係者のインタビューで進められ、
顔出しでインタビューに答えるのはモス・デフぐらい。
あとはほとんどが声だけの出演で淡々と進みます。
そこに挟まれるエイミーの歌声。
彼女の歌声が重く響くのは、
その時々の思いを全部曲として吐き出した重さなんじゃないかと感じました。
映画では誰がエイミーを追いつめたのか、犯人探しはしていない。
ただ、見た人は絶対
「ブレイクこの○ソ野郎、絶対許さない」とか
「オヤジ、それでも父親か!」と思うはず。
彼女をデビューさせ支えてきた
最初のマネージャーのニッキーが葬儀で号泣する姿
…それは遠くから撮影されていて表情は分からないけれど、
とても悲しく、涙が出ました。
27年の人生を疾走していったエイミー。
私は彼女が歌うビリーホリデイの「fine and mellow」が聴いてみたかった。
自分に何か出来たわけではないのに、なぜか自責の念に駆られる、そんな映画でした。
そしてエイミーワインハウスはすごい歌手だったと改めて感じました。
最後に流れる「Valerie」とても好き。彼女らしい一曲です。
素晴らしかった
無名の歌の上手な女の子がスターになって死んで行くまでがホームビデオやスマホで記録されている時代のドキュメンタリーであることがまず衝撃的だった。
エイミー・ワインハウスは亡くなってから聴き始めて、死後すっかりファンになって、馴染み深い名曲がたくさん聴け、改めて素晴らしかった。彼女は、フェスより薄暗いホールやライブハウスの方がずっとしっくりくる。場末のスナック嬢の、ともすれば40代くらいの風格と退廃を感じさせる。
常にジャズを大事に思っていたのだが、それ以上に性質の悪い男とドラッグや自由を愛してしまっていて、リハビリを拒否する歌がヒットしているのだから、悲しいけど行きつくところに行きついてしまったように感じた。グラミー賞以上にドラッグに魅力を感じていたことがとても恐ろしかった。
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