AMY エイミー

劇場公開日:2016年7月16日

AMY エイミー

解説・あらすじ

2011年7月23日に27歳の若さで死去したイギリスの歌手エイミー・ワインハウスのドキュメンタリーで、第88回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞。06年発売のセカンドアルバム「バック・トゥ・ブラック」は全世界で1200万枚以上を売り上げ、08年の第50回グラミー賞では5部門を受賞するなど、世界で人気を集めたワインハウス。しかし、歌手として成功する一方、過激な発言などでプライベートも注目され、スキャンダルも多く報道された。そんなワインハウスの知られざる真実を、未公開フィルムやプライベート映像も交えて映し出していく。監督は、アイルトン・セナのドキュメンタリー「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」が高く評価されたアシフ・カパディア。

2015年製作/128分/G/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Amy
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2016年7月16日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第88回 アカデミー賞(2016年)

受賞

長編ドキュメンタリー賞  
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(C)Rex Features

映画レビュー

3.5 A Musical Biopic that Doesn't Sugarcoat Its Sad Story

2020年4月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

Documentaries about legendary musicians who prematurely passed away often feature celebratory dedication serving to counter sadness with a congratulatory recognition of how they made our world even better. Amy differs in how it portrays an industry and demanding market that have formed an infrastructure where the brilliant can be pressured into self-destruction--a tragedy-cycle in our own making.

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Dan Knighton

3.5 【如何にプレッシャーが大きくとも自己節制、管理能力を持つ事の大切さを逆説的に伝える哀しきドキュメンタリー映画。親から頂いた尊い命は自然に尽きるまで生きなければ、と思った映画でもある。】

2025年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

知的

ー エイミー・ワインハウスがデビューし、ロッキング・オンで紹介された時には半信半疑だったが、その後、代表曲である男への恨み節を歌った”Back to Black"、自らのリハビリ経験をアップテンポで歌った”Rehab"を聞き、速攻でセカンドアルバムを買い、そのソウルフルな歌声に魅了されたものである。
  その後、彼女の死により存在は忘れられたかに思われたが、昨年「Back to Black エイミーのすべて」が公開されると知った時には、慌ててラックの奥から「Back to Black 」を引っ張り出して、聞き込み映画を観たモノである。

  で、今作。
  エイミー・ワインハウスが急逝したのは今作にも頻繁に登場する”ブレイク”と言う彼女が惚れた恋人でありヒモの男のせいとされていたが、観ると原因は彼女の精神的な弱さに起因するのではと思ったのである。

  それは、生い立ちに起因する部分もあるのかもしれないし、彼女が信頼していた祖母シンシアの死が原因かもしれないが・・。

  で、思ったのだが、オーバードーズで急死した数々の俳優や歌手は、”栄光”と言う怪物に呑み込まれてしまった人達ではないかと思ったのである。

  これは、ニルヴァーナのカート・コバーンがグランジロックの雄として、「ネバーマインド」で世界的ロックスターになりながら、セカンドアルバム「イン・ユーテロ」を発表した際にその陰鬱極まりないアルバムを聞き、”これはまずいのではないか・・。”と感じた後に、彼がライフルを口に咥えて自殺したという記事をロッキング・オンで読んだ時に強く感じた事である。

  と、偉そうに書いて来たが、私自身が一昨年、長年に亘る飲酒により、肝臓の数値が正常値の50倍になり、流石に身体の調子が悪くなり、我が家のかかりつけ医に行った際に、即入院を言われた事を思い出した。
  エコー検査をし、脂肪肝である事が分かり、即座に断酒。懸念していたアルコール中毒症状は出ずに、定期的に血液検査をし、半年間一滴も飲まずにいたところ、血液の全数値が正常値内に戻ったのである。
  入院はしなかったが、医者からは”連続飲酒の習慣が無かった事(二日酔いの時に、朝から飲むという奴ですね。)”、身体が異常に丈夫な事(小学生以降、風邪を引いた事がない。)などが起因しているのではと告げられたことを思い出す。
  で、その後も飲酒は2週間に一回、酎ハイの缶を一本だけと決めている。アルコールはボトルでは買わない事も決めた。
  要するに私も、自己節制、管理能力が無かった男だったという事を書きたいのである。

  ご存じの方も多いだろうが、日本の昭和の大作家や俳優の死因の上位には肝硬変がある。序で自殺である。
  プレッシャーが大きいが故に、酒に頼り結果として肝硬変になるという事らしい。

  今作を観ると、エイミー・ワインハウスは何度も、アルコール、薬物から脱する機会がありながら、最後は長年のアルコール摂取による心臓発作で亡くなったとある。僅か27歳である。残念としか言いようがないが、今作品を観て思ったのは、
  【如何にプレッシャーが大きくとも自己節制、管理能力を持つ事の大切さ】である。

  親から頂いた尊い命は、自然に尽きるまで永らえさせなければいけないな、と思った哀しきドキュメンタリー映画でありました。瞑目・・。-

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NOBU

3.0 断酒、断薬

2025年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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kossy

4.5 ドキュメントで彼女の功績を再認識

2025年1月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

単純

難しい

2024年公開のエイミーのすべてを観た。
エイミー・ワインハウスは実際、どうだったのか配信(DMMTV)で観た。
映画のとおりで、彼女の映像を観ると映画同様であまりにも言葉が出なかった。
いくら人気の歌手でも酒、煙草、ドラッグなどで人生が壊れ死に至ると改めて再認識。
エイミーの曲、昨年公開の映画を聴いたり、配信で観たりしたい。

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ナベさん