好きにならずにいられないのレビュー・感想・評価
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フーシ、あなたは強い人なんだね
アイスランドの映画、耳に入って来る言葉は全然聞いた事がなくて新鮮だった。
主役のフーシ、かなりの大男。ほとんど笑わないし、言葉数も少なくて、見た目でちょっと誤解されるタイプの人。
同じアパートの住人達もフーシに対して誤解したりもするが、そのうちフーシの事をそんなに怪しい人ではないと分かってくれるけれど、それもみんなフーシがお人好し過ぎるからなのだ。
見ていてちょっといらいらする。もっと自分を主張しても良いと思うよ。
縁あって女性の友達が出来たフーシ。彼女に対して色んな世話をする。ただただ見返りを求めず、相手の喜ぶ顔が見たくてやってあげるフーシ。
フーシは自分の気持ちに従って手助けしているのだけど、世話された彼女、心が病んでいるにしても気まぐれのようで、フーシに対して期待させといて、どーんと落としたり。
フーシは傷ついている感覚はあるのだろうか?もしかしたらフーシはとっても強い人なのかも。
今までにないタイプの主役のフーシ、彼のような人はある意味どこにでも居るのかも知れない。
そう思うととても身近に感じられる。
せつなすぎる。
43歳、独身男の純粋すぎる心情に、ジーン、っときちゃいました。
どんだけ周りから冷たい視線を浴びてもただひたすら許すのみ。情緒不安定な女にいくり振り回されてもただただ黙ってつくすのみ。
少しは見返りをあげてほしい…。
主人公にどっぷりつかって…こんなだけど暗くはならない良作でした?
一回のHを冥土の土産に
"好きにならずにいられない"って観客が思う感情で押し付ける感のある邦題はドウかと思うが!?
彼には危うい行動が多くてスキがあり過ぎてヒヤヒヤしてしまう。
あの歳まで親と居ればさすがに母親と離れるのは難しい決断で簡単には解決出来ない問題。
物件をプレゼントしても家賃やらの準備が整っていないと意外に迷惑な気も。
散々、振り回されたけど童貞を捨てられたのは大いなる成果であって。
見た目とは裏腹に何でもこなせる器用な一面が物凄く頼り甲斐があって友達だったらナイスな奴だと思う。
あー、あるよねぇ
場面場面で、ああ、あるよねとか、あーこうなるだろうなとか、予想通りに進む。悪い意味で。
しかしここで、諦めないで、がんばり続けて!って思うところで主人公は頑張ってくれるので、まだいい。そこで引き返されちゃったり何もしなかったらがっくりしすぎるから。
ただ、なんだよ~~って、イライラするところは結構ある。出てくる周りに対して。
だけど、救いもあって。
行動して良かったね!と思えた。
世界広くて文化も違っても、こういう話は共感できるってところが凄いな。人間。
ただ、あーこういうことあるよね、、、、の連続で、スカッとする展開や、意外な発見、というのはない。
思ってた以上に坦々としてた。
仲の良い友達との関係が、学びにはなったな、なんとなく。
恋愛はほんと難しい・・・どんだけどんだけどんだけ中身がいいと言っても、外見的な壁、あると思うんだよなあ、、、みんな・・・そんなことないのかなぁ、、、、そこんとこ、ヒント欲しかった。
トークつきだったのだが、予想以上に楽しかった。
女性限定試写会だったが、男性が観たらどう思うんだろう・・・
主人公を好きにならずにいられない
チラシのイメージで、てっきりポップなラブコメかと思いきや、大間違いでした。
上映前のトークショーで教えてもらっていなかったら、映画に置いてけぼりをくらうところだったかも(^^;;
人を好きになるって、自分以外の人を見つめるってことで
それは、自分だけの世界から一歩踏み出すってことなんですね。
人としての成長物語でした。
爽やかなラストが印象的です。
主人公フーシを好きにならずにいられない。(ハイスペックだしな^ ^)
フーシ、君には幸せになってほしい
なんだろう、この気分。映画なのに。
とにかくひたすら誰にでも優しい主人公のフーシ。
誤解されても、馬鹿にされても、一切言い訳しないフーシ。
僕は君のようにはとてもできない。コッポラが言っているように、君のような人間がたくさんいたら、世界は本当に幸せになれる。
だけど世界の前に、君がもしどこかにいるのなら、君にこそ幸せになってほしいよフーシ。
見終わった後、心からそう思えて人に優しくなれる映画です。
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