「気持ちは解るが呑み込めない」はじまりへの旅 星のナターシャさんの映画レビュー(感想・評価)
気持ちは解るが呑み込めない
多くの方が書かれている通り、お父さんの教育方針について
様々な感想を語りたくなる映画であり、そこが本筋の話。
だから、本筋と関係ない枝葉に
突っ込みを入れるのは、お門違いなのを重々承知で、
それでも、どうしても女として呑み込めなかったのは
そもそもこの一家が山奥暮らしを始めた理由が、
現代社会への批判は勿論だけど、何より1番はお母さんの心の病に
良かれと思って農園から更に人里離れた山奥暮らしを始めた。
と、亡くなったお母さんの親に告白していた訳で、
人の心は難しいけど、そんなに重い心の病いの人が
6人も子供を産めるものだろうか?
そこのところがやっぱ呑み込めなくて、
途中はちょっと乗れなかった。
現代社会と山奥暮らしの子供達のギャップは充分面白いし、
子供達の中にも、このお父さんの教育方針に
疑問を持つ子も出て来て、そこは、納得できる部分でも有るので
面白く観れたと思う。
兎に角、子供のいる人には観て貰いたい映画です。
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