はじまりへの旅のレビュー・感想・評価
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あの曲の話。
主人公一家は亡き妻のために彼女の好きだった曲を演奏して捧げる。この一家は知的レベルも身体能力も並外れているが、アコギとカホン、そしてボーカルのハーモニーで奏でられるこの演奏シーンが本当に素晴らしい。
曲はガンズ・アンド・ローゼスの「Sweet Child O' Mine」。無垢なるものの喪失感と憧れを歌い上げる詞はこの映画のラストにぴったりではあるが、それ以上にこの選曲が大きな役割を果たす。
世代が違うとピンとこないかも知れないが、ガンズは劇中のアコースティックな演奏とは真逆の、ゴリゴリの不良を売りにしたハードロックバンドであり、その年を象徴するメガヒット曲でもあった。
知的な夫婦だったのだと思う。その一方でヒットチャートを素直に楽しむような、斜に構えたところのない人だったのだなと、この一曲が教えてくれた気がしてならず、今年の選曲賞というものがあるのならこの映画が獲って欲しいと思う。
21世紀の心優しいヒッピーパパ、ヴィゴ・モーテンセン!!
森の中で自給自足生活を送る父親と子供たち。趣味のキャンピングではない。ボーイスカウトの活動でも、何かの訓練でもない。宗教絡みでは勿論ない。いや、もしかして、それは父親のそんな生き方に従えるか、従えないかという二者択一を子供たちに迫る、ある意味、宗教、もしくは価値観についての物語かも知れない。訳あって森に籠もり、文明を頑なに拒絶して生きる父は、だから子供たちにとっては人生の"キャプテン・ファンタスティック"。かつてはヒッピーと呼ばれたその価値観が失われつつある父権と結びついた時、観る側の心が不思議な懐かしさで満ちるのはそのためだ。そして、ヴィゴ・モーテンセン。21世紀の心優しく挫けやすいヒッピーパパを演じるなら、彼以外には思い浮かばないではないか!?
爆笑しながらも圧倒される、揺るぎない家族のあり方
これほど奇想天外なストーリーを一体どうやって着想したのだろう。世間の常識から隔絶されたこの変わり者一家の揺るぎない哲学、思想、そして常に自然の中でサバイバルする姿勢に爆笑しながらも、いつしか熱いものがこみ上げてくるほど圧倒される。そして、これほど突き抜けた生き方を実践する彼らが、言いようのない悲しみに襲われた時、その悲しみにさえ家族みんなで果敢に立ち向かっていく姿のなんと力強いことか。
走り出したバスは止まらない。その旅路はこれまで森で学び続けてきたことの実践編であり、一瞬一瞬がとても尊いものとして記憶されていく。また、これは子供たちのみならず、父親にとっても大いなる学びの旅と言えるのだろう。
ヴィゴ・モーテンセンの透徹した存在感もさることながら、子供たちはまさにそれぞれが楽器のように感受性の音色を鳴らし、魅力的に個性を響かせあう。ヨンシーらの歌声響く楽曲群との相性も素晴らしく、この至福のひと時がずっとずっと続いて欲しいと感じさせるほどだった。
リベラルもどきのビッグダディ。
チョムスキーと原始共産制にこだわる保守的な選民思想のリベラルもどきのビッグダディ。
ポル・ポトの写真が!カンボジアでは名前にふれる事すらタブー。
まぁ、最後にヒゲを剃ったので、少しは認めてあげないとね。
まとめで『I shall be released』
『88 JESSE JACKSON』 は正に
民主党上院議員の応援Tシャツ♥
見立て通りでした。
・権利章典の話があったが、アメリカとイギリスの権利章典は違う。
さて。
・土葬にこだわらないのは仏教徒なら誰でも知っていると思うが。
1.有色人種が一人も登場しない。
2.キリスト教の宗派がカトリックでない
3.ニューメキシコは1912年にアメリカになった。去年が100周年。
4.カラマゾフの兄弟は父親殺しがテーマの実存主義文学
自分で考え自分で選ぶ。そして尊重する
反資本主義の父と反キリスト教の母。彼らは子どもたちと共に森で暮らすことを選んだ。これは、今のアメリカ社会の常識とかルールといえるものに反発するためだろう。お前らの考えを押し付けてくるなというわけだ。
どこかの誰かが、これが一番いいだろうと考えたルールのようなものだ。それがいいかどうかは実際のところ人それぞれだし、本当にいいかどうかも定かではない。
父は子どもたちに独自の教育を施し、体を鍛え、一人でも生きていける術を教える。ヴィゴ・モーテンセン演じる父ベンは、それが一番いいだろうと考えたからだ。
しかしこれは、どこかの誰かが考えたアメリカ社会の常識の押し付けと何が違うだろうか。結局は父も母もどこかの誰かも変わらないのだ。
多くの他の人々と歪が生まれる分、父と母の思想はよりよくないともいえる。
大事なのは個人の意思とその尊重なのだ。それぞれが考え、それぞれが選ぶ。
エンディング、森に戻った彼らは静かな朝を迎える。父ベンは子どもたち全員分のランチを用意している。子どもたちは本を読んだりそれぞれ好きなように朝を過ごす。きっと学校へ行くかどうかも子どもたちの自由なのだろう。
これまで色々としていた父と子のディスカッションはない。ベンは自分の思想の押し付けをやめたのだ。
学校へ行きたいのならば親として行けるように準備をする。行きたくないのであればそれを見守る。静かなラストシーンは実に印象的で、とても良かった。
作品とは関係ないオマケ話として、父が娘に「ロリータ」について聞く場面のことをちょっと言いたい。
娘は「興味深い」と答え、ダメな解答だと囃し立てられる。
この作品ではないレビューを読んでいて「考えさせられた」というフレーズをよく目にする。読むたびにげんなりするんだ。
この「考えさせられた」は「興味深い」と同じだ。大事なのは何を考えたかであって、脳みそを稼働させましたという宣言は何の意味もない。何も考えていないのと変わらない。
基本的にはどんな映画を観たって何かしら考えることはあるわけで、そうなると単なる「考えました」宣言は「分かりません」以下の答えだと思う。
娘が「興味深い」と言った瞬間にレビューの「考えさせられた」を読んだときと同じようにダメだと思った私は、このシーンに妙に共感してしまって、ちょっと嬉しくなった。
幸せな暮らしとは
学校も、ホットドッグも、NIKEもadidasもTVゲームも、何にも無いのに、あの家族は全てを持っている。
幸せってこういうことなのかなと思った。
観ている私も幸せで、笑って泣けた。
ヴィゴ・モーテンセンパパ、大好き。
子どもたちも、それぞれ個性的で、とても魅力のある子たちだった。ずっと見守りたいと思ったくらい。続編があれば良かったのに。
ところで邦題「はじまりへの旅」と原題「Captain Fantastic」の印象が少し違うような。
心まで丸裸になる作品!?
ビゴ・モーテンセン演じる父親と家族である
子どもたちが母親のレスリーが亡くなったことがきっかけで始まる型に嵌まらない
ロードムービーでした。
学校に行くこともせず、狩猟や自給自足の生活をすることで父親からだけの教育を受けて
可笑しさのなかに家族を尊重する意思や
一貫性が伝わるストーリーでした。
自然に囲まれて育った息子さんや、娘さんたちが久しぶりに親戚や祖父母たちに会えた喜びも束の間、そこには普通とはかけ離れた家族の会話がありました。
メキシコの雄大な自然、車を走らせるなか
新しい人生の始まり、幸運を祈りたいラスト
シーンでした。
普通ってなんですか
都会から離れ、自然の中で暮らす一家
一家の長ベンの元で自給自足の生活をする。
思想の根幹はアナキズム、権力や支配に異を唱える。
世俗的な事柄から離れる生活で子供たちの価値観は形成される。逃げない動物、太った民衆に違和感を感じる。
与えられた知識は広く深いが、限定的
時に議論を交え、年齢など分け隔てなく知識を共有するが、指導者は一人
序盤で娘の一人が「ロリータ」と言う本を読む。
一人の老人が少女に恋をする物語。
感想を聞くと、老人の視点から展開される物語は彼への同情を誘うが、彼のすることは許されることではなく嫌悪すると答える。
まさにこの映画を示す言葉
一般的な視点からは非常識である一家をメインに据えている。
ベンは妻を救うためにヒッピー的な生活を始めた。
当然子供たちは外の世界への興味を持つ。
彼らの信奉するチョムスキーはアナキズムにおいて、人間の自由の領域を広げるためにヒエラルキーの正当性を問うた。
二つの価値観を端的に観せることで、共感しない理解を提起する。
ビックダディー!
とても面白かった!
子沢山で厳しくも愛情深い父親と、社会性は無いが鍛え抜かれた精神と肉体を持つ子供たち。山の中で生きる彼らが母親の葬儀のために下山し、旅を通じて実社会と関わり合っていくという話。
色彩がとてもカラフルで、情景がとても美しくて、印象に残る映像が多くあった。とくに最後の母親を火葬するシーン。歌って踊って輪になって、悲しさを微塵も感じさせない、美しいラストシーンだった。
お母さんからの贈り物のよう
子ども達が最後のお別れに行くロードムービー。
自然と共に暮らす家族、オープニングの楽曲もあって幻想的に見えます。
狩、食事、訓練、勉強、セッション、生活のサイクルが全部ここにあって、その生きる様は美しくさえ見えるんですね。
そして長男、大自然の暮らしに反してスリムでイケメン。何だかカモシカのよう。次男も若き頃のリバーを彷彿とさせます。
女の子達も皆個性的であり魅力的。
亡くなったお母さんに会いに行く旅が始まるのですが、この旅によって子らが新たな世界に出会い成長して行く。
そうしていくうちに子どもたちに自我が芽生え、だんだんとほつれて行く父の王国。
そうしてついに自身の「悪気のない過ち」に気づく父。
子どもだけでなく、父も含めた家族の成長の旅だったんですね。
最後に家族が集まった丘では、皆でお母さんの好きな歌を歌ってお別れ。
その曲がまさかのガンズ「スウィート・チャイルド」。
しかもこれがまた美しいアレンジなんですよ。
それが抜けるような空の下で歌われて、こんな明るく前向きなお別れがあるのかと感動すら覚えました。
また、サントラにはこのままのver.が収録されているっぽいですね。気になります。
最後には生まれ変わったような新しい家族の風景が広がっていて。
シリアルを食べる父に服を着て食事をとる子、この生まれ変わったような生活はお母さんからの贈り物のようでした。
70年代のヒッピー的な思想でホームスクーリングをして奥深い森に住む...
70年代のヒッピー的な思想でホームスクーリングをして奥深い森に住む大家族。
母親が精神を患い自殺したことで、一家の独特な暮らし方への親戚家族の考え方がぶつかり合う。
子供の骨折を教育として放置したり、泥棒を教えたりと最低な親だったけど、事故で子供が死んでしまう寸前だったと言うことがわかり反省する父親。
そして子供たちとの和解。一流大学に楽々入れる学力を持った長男は、結局ナミビアに旅立つ。きっとどこへでも幸せになれるよ。がんばれ。
常識に出会う旅
ベン・キャッシュは独特の教育方法で、6人の子供たちと一般社会から離れた森の中で自給自足の暮らしをしていた。
子供たちは父親の言うことを守り、本を読んで勉強に励みながらも、シカを狩り、サバイバル術を身につけ、夜はキャンプファイヤーと、いわゆる“常識”とはかけ離れた生活をしている。
そんなある日、精神の病で病院にいた母が自殺してしまう。
そして、彼らは葬儀ととある任務を果たすために出た“初めて”の下界への旅によって、新しい人生の旅を“始めて”いくこととなる。
常識についての物語。
普通ってなんだろう。
やっぱり知識があって頭が良いだけではダメで、社会で生きていくための術も身に付けないといけないよね。
正しい知識だけじゃ語れないこともあるよね。
優しい嘘が大事な時もあるよね。
そんなごく当たり前だけど深く考えたこともないようなことを、我々からすれば“非常識”なこの一家の物語として提示する。
自然の映像がとても綺麗で、シュールかつややコミカルに描かれており完成度は高いのだが、いかんせん主人公である一家の父親に共感できなさすぎた。
どうして彼がここまで偏った教育の仕方を取り始めたのかは分からないが、少なからず自分の身の回りにもベン・キャッシュ予備軍はいる。
一家の成長というよりは父親の洗脳的な印象が強く、ある意味ホラーに感じる部分も。
この手の「一見普通に見えるけど、実はヤバい家族」映画ってよく観るけど、これはあまり好きなヤバさじゃなかったかな。
あと、犯罪はダメでしょ。
ただ、性教育に関してはこれくらい言ってもいい気がします。
「レイプって?」の後の会話はかなりシュールだったけど、これに関しては幼い頃から正しい知識を入れた方が良いと思う。
別にいけないことじゃないんだから。
それから、終盤の「みんなの新しい人生が始まる」というような終着点への持って行き方が少し強引でもったいなかった。
子供たちが急に戻ってきたり、また墓を掘り起こして火葬にしたり、いきなりすぎてついていけない。
遺言に書いてあったからって、本当にトイレに流すか?
“普通”ではない家族にしても、理解に困る行動が多かった。
しかも、やっと反省したかと思ったら、ベン・キャッシュが一言、「悪気のない俺の過ち」
バカじゃねぇの?こいつ
まあ、色々言いたい放題書きましたが、冒頭のシカ狩りの緊迫感から美しい世界観に引き込まれるし、『Sweet Child O' Mine』を歌うシーンはとても感動的だし、教会で読む遺言はバチクソ面白いし、観て損はない秀作です。
点数をつけてはいけない。
仮に★5.0をつけると、
「お前もヒッピー思考か」と揶揄される。
仮に★0.0をつけると、
「物質テクノロジー崇拝者か」と烙印を押される。
これは価値観や考え方の批判であって、
映画の点数ではない。
が、しかし個人の価値観や考え方を抜きにして
映画を表することはできないのがジレンマだ。
この家族は(この映画は)この生活こそが正しいのだと
他人に押し付けてはいない。決して世捨て人ではない。
衣服や車といった有用な道具は取り入れている。
私としては、両方の価値観や思考の良きところを
取り入れて、ちょうど中庸(バランス)を取りたいと
思っているため★2.5。
そしてそれがそのまま映画の評価。
ラスト。ガンズのsweet child o'mineが最高。
このシーンがこの家族と価値観、そしてこの映画を全て物語っている。
めっちゃ良かったんだが?
めっちゃ良かった
最初はマジヤバイ映画かなと思ったものの、良かった
最初に背景まじよかった。雰囲気Good
しかも所狭しとあるヒッピーよりの概念付もGoodである
個人的にドンピシャに好きだった。
ただ好みは分かれるとは思う。小難しいことは嫌いなタイプはつまらないかもしれない。
でも僕は好きだった。
あのちょっとイカれてない?という部分と実は俺が変人だったんではないか?という絶妙なバランス感。そしてそこからの流れも非常にグッドである。
また忘れた頃に見たい
きっとまた観たくなる作品
劇場での上映を含め、3度目か4度目の鑑賞。
何度観ても込み上げてくるものがあり、やっぱりこの映画が好きだなあ、と実感します。
あらすじは割愛するのですが、
とにかくこの作品を形作るどの要素も魅力的で(哲学的な部分はおそらく理解し切れていないことを断りつつ)、
ストーリーやメッセージはもちろんのこと、
青いバス「スティーヴ」が進んでいく、陽の降り注ぐ広大なアメリカの風景
映像と音楽の美しい融合
(サントラも是非お聴きください)
画面の中の柔らかな光
ヴィゴ・モーテンセンやジョージ・マッケイをはじめとするキャストたち(強い意志を感じさせる主人公一家)
センス溢れるコスチューム
雄大な自然(森)の中でのライフスタイル
などなど、なんだかもう、観ていると心身ともにデトックスされていく感覚になります。
ベンといまは亡きレスリー夫妻のホームスクーリングによって育った6人の子どもたち。
危険と隣り合わせのハンティング、クライミング、時には泥棒まで(!)、数々の課題をクリアしていきます。
彼らは多言語を操り、アスリート並に鍛えられた心身を持ち、常に自分自身の頭で思考します。
人間としていきいきと生きているその姿は、私たちに、本当は何が正しいのか?本当に自分の判断軸で生きているだろうか?といった問いをユーモアとともに突き付けます。
また母であるレスリーの願いを叶えるべく、紆余曲折の末にミッションを遂行した一家は、既成社会を完全に否定することなく、都市一択でも自然一択でもない、新しい暮らしを始めます。
これまでの価値観が絶えず揺らいでいるいま、自分はどう働いて、暮らして、生きていきたいのだろう。
そんな風に自分を見つめたいとき、心を整えたいとき、きっとまたこの作品を観るのだろうと思います。
監督の思う壺
ポスターの雰囲気がオシャレで子供達も可愛くて
ムーンライトキングダムのような映画を想像してました。
が、社会と離れて森の中で暮らす一家。
知性も体力も完璧な子供達。知性はただ、本を暗記しているだけじゃなくきちんと自分の言葉で説明する考察力も備えて、疑問は家族で話し合ったり子供には何一つ隠す事なくSEXまで教えていく教育法。
しかし軍隊のような体力づくりをしたり、それぞれの意見を尊重しているようで、
大学進学について言い出せない息子を観てると
父の築いたものは砂の城だったことが段々とわかる。
そして万引き。
あー、駄目だ。
この家族好きになれない、、、
そして対比のように出てくる妹家族。
どっちも嫌いだ、、、
と思ってくるとそれが監督の思う壺のように
義父母から非難の的になる父。
理想的な教育、子育ての崩壊。
そこで子供と離れて終わっていたら嫌いなままだったけれど最善の方法で歩み出す。
長男との別れはグッときたし
新しい生活が始まっても自分のペースで本を静かに読むラストは焚き火の前の読書タイムと変わらぬ静寂な時間でとてもよかった。
どんなに立派な教育法だとしても
子供達は他者との関わりがあってこそ本当の自分が構成されていくのだと思う。
資本主義も民主主義もどんなに学んでもコーラもハンバーガーも経験できないんじゃ意味ないよ。
知って、経験して、選択することが大事と気付かされる映画。
あんまし頭が良すぎると、また問題…
オープニングから変人一家ぶりを見せつけられるが、実はめっちゃ勉強してるという…
みんな、いろいろな知識はあるものの、外に出たことが無いために一般常識が欠けているので、普通の人から見たら、やはり変人…
ストーリーとしては良い話だったものの、一部許せない部分があったので、評価低くなってます(^_^;)
なんでそうなったのか?
その後どうなったのか?
いろいろ気になるコトがあった作品でした。
他人の評価よりも
映画には作品のクオリティと、もう一つ自分の人生のどこかに触れる作品に巡りあえるのが醍醐味。
コロナ禍の今、これも家族の物語。
邦画タイトルは相変わらずどうなの?父親役のヴィゴ・モーテンセンが率いる家族の冒険物語の意味が伝わる「キャプテン ファンタスティック」の方が良かったのに。
子役がみんな魅力的!末っ子?のナイが良い味出してる!ラストも音楽を含め大変良い。
自分にとって大切な映画がまた一つ増えた。
この映画に直接関係無いが、家族から独り立ちして行く長男役のジョージマッケイが1917で一人奮闘してたのが、感慨深かった。
信念を持った生き方をする父親と、その父親の教えに従って生きる子供た...
信念を持った生き方をする父親と、その父親の教えに従って生きる子供たちとを描くというのは一つの主題として受け入れられるが、最終的にこの父親を全肯定するようになってしまうような描き方や演出には疑問を持った。
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