劇場公開日 2017年4月1日

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はじまりへの旅のレビュー・感想・評価

全162件中、1~20件目を表示

4.5あの曲の話。

2017年4月28日
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笑える

知的

幸せ

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村山章

4.021世紀の心優しいヒッピーパパ、ヴィゴ・モーテンセン!!

2017年4月5日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

幸せ

森の中で自給自足生活を送る父親と子供たち。趣味のキャンピングではない。ボーイスカウトの活動でも、何かの訓練でもない。宗教絡みでは勿論ない。いや、もしかして、それは父親のそんな生き方に従えるか、従えないかという二者択一を子供たちに迫る、ある意味、宗教、もしくは価値観についての物語かも知れない。訳あって森に籠もり、文明を頑なに拒絶して生きる父は、だから子供たちにとっては人生の"キャプテン・ファンタスティック"。かつてはヒッピーと呼ばれたその価値観が失われつつある父権と結びついた時、観る側の心が不思議な懐かしさで満ちるのはそのためだ。そして、ヴィゴ・モーテンセン。21世紀の心優しく挫けやすいヒッピーパパを演じるなら、彼以外には思い浮かばないではないか!?

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清藤秀人

4.5爆笑しながらも圧倒される、揺るぎない家族のあり方

2017年3月30日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

楽しい

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牛津厚信

2.0リベラルもどきのビッグダディ。

2024年6月13日
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マサシ

4.0自分で考え自分で選ぶ。そして尊重する

2023年11月27日
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鑑賞方法:VOD
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つとみ

4.0幸せな暮らしとは

Rさん
2023年6月28日
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学校も、ホットドッグも、NIKEもadidasもTVゲームも、何にも無いのに、あの家族は全てを持っている。
幸せってこういうことなのかなと思った。
観ている私も幸せで、笑って泣けた。

ヴィゴ・モーテンセンパパ、大好き。
子どもたちも、それぞれ個性的で、とても魅力のある子たちだった。ずっと見守りたいと思ったくらい。続編があれば良かったのに。

ところで邦題「はじまりへの旅」と原題「Captain Fantastic」の印象が少し違うような。

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R

4.0心まで丸裸になる作品!?

2023年5月15日
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鑑賞方法:VOD

ビゴ・モーテンセン演じる父親と家族である
子どもたちが母親のレスリーが亡くなったことがきっかけで始まる型に嵌まらない
ロードムービーでした。
学校に行くこともせず、狩猟や自給自足の生活をすることで父親からだけの教育を受けて
可笑しさのなかに家族を尊重する意思や
一貫性が伝わるストーリーでした。
自然に囲まれて育った息子さんや、娘さんたちが久しぶりに親戚や祖父母たちに会えた喜びも束の間、そこには普通とはかけ離れた家族の会話がありました。
メキシコの雄大な自然、車を走らせるなか
新しい人生の始まり、幸運を祈りたいラスト
シーンでした。

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美紅

5.0普通ってなんですか

2022年11月14日
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23

4.5ビックダディー!

2022年2月9日
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とても面白かった!

子沢山で厳しくも愛情深い父親と、社会性は無いが鍛え抜かれた精神と肉体を持つ子供たち。山の中で生きる彼らが母親の葬儀のために下山し、旅を通じて実社会と関わり合っていくという話。

色彩がとてもカラフルで、情景がとても美しくて、印象に残る映像が多くあった。とくに最後の母親を火葬するシーン。歌って踊って輪になって、悲しさを微塵も感じさせない、美しいラストシーンだった。

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とっしー

4.0お母さんからの贈り物のよう

2021年12月24日
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鑑賞方法:映画館

子ども達が最後のお別れに行くロードムービー。
自然と共に暮らす家族、オープニングの楽曲もあって幻想的に見えます。
狩、食事、訓練、勉強、セッション、生活のサイクルが全部ここにあって、その生きる様は美しくさえ見えるんですね。
そして長男、大自然の暮らしに反してスリムでイケメン。何だかカモシカのよう。次男も若き頃のリバーを彷彿とさせます。
女の子達も皆個性的であり魅力的。
亡くなったお母さんに会いに行く旅が始まるのですが、この旅によって子らが新たな世界に出会い成長して行く。
そうしていくうちに子どもたちに自我が芽生え、だんだんとほつれて行く父の王国。
そうしてついに自身の「悪気のない過ち」に気づく父。
子どもだけでなく、父も含めた家族の成長の旅だったんですね。
最後に家族が集まった丘では、皆でお母さんの好きな歌を歌ってお別れ。
その曲がまさかのガンズ「スウィート・チャイルド」。
しかもこれがまた美しいアレンジなんですよ。
それが抜けるような空の下で歌われて、こんな明るく前向きなお別れがあるのかと感動すら覚えました。
また、サントラにはこのままのver.が収録されているっぽいですね。気になります。
最後には生まれ変わったような新しい家族の風景が広がっていて。
シリアルを食べる父に服を着て食事をとる子、この生まれ変わったような生活はお母さんからの贈り物のようでした。

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白波

3.570年代のヒッピー的な思想でホームスクーリングをして奥深い森に住む...

2021年10月31日
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70年代のヒッピー的な思想でホームスクーリングをして奥深い森に住む大家族。
母親が精神を患い自殺したことで、一家の独特な暮らし方への親戚家族の考え方がぶつかり合う。
子供の骨折を教育として放置したり、泥棒を教えたりと最低な親だったけど、事故で子供が死んでしまう寸前だったと言うことがわかり反省する父親。
そして子供たちとの和解。一流大学に楽々入れる学力を持った長男は、結局ナミビアに旅立つ。きっとどこへでも幸せになれるよ。がんばれ。

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lanachama

4.0常識に出会う旅

2021年9月4日
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鑑賞方法:VOD

笑える

怖い

知的

ベン・キャッシュは独特の教育方法で、6人の子供たちと一般社会から離れた森の中で自給自足の暮らしをしていた。
子供たちは父親の言うことを守り、本を読んで勉強に励みながらも、シカを狩り、サバイバル術を身につけ、夜はキャンプファイヤーと、いわゆる“常識”とはかけ離れた生活をしている。
そんなある日、精神の病で病院にいた母が自殺してしまう。
そして、彼らは葬儀ととある任務を果たすために出た“初めて”の下界への旅によって、新しい人生の旅を“始めて”いくこととなる。

常識についての物語。
普通ってなんだろう。
やっぱり知識があって頭が良いだけではダメで、社会で生きていくための術も身に付けないといけないよね。
正しい知識だけじゃ語れないこともあるよね。
優しい嘘が大事な時もあるよね。
そんなごく当たり前だけど深く考えたこともないようなことを、我々からすれば“非常識”なこの一家の物語として提示する。
自然の映像がとても綺麗で、シュールかつややコミカルに描かれており完成度は高いのだが、いかんせん主人公である一家の父親に共感できなさすぎた。
どうして彼がここまで偏った教育の仕方を取り始めたのかは分からないが、少なからず自分の身の回りにもベン・キャッシュ予備軍はいる。
一家の成長というよりは父親の洗脳的な印象が強く、ある意味ホラーに感じる部分も。
この手の「一見普通に見えるけど、実はヤバい家族」映画ってよく観るけど、これはあまり好きなヤバさじゃなかったかな。
あと、犯罪はダメでしょ。
ただ、性教育に関してはこれくらい言ってもいい気がします。
「レイプって?」の後の会話はかなりシュールだったけど、これに関しては幼い頃から正しい知識を入れた方が良いと思う。
別にいけないことじゃないんだから。
それから、終盤の「みんなの新しい人生が始まる」というような終着点への持って行き方が少し強引でもったいなかった。
子供たちが急に戻ってきたり、また墓を掘り起こして火葬にしたり、いきなりすぎてついていけない。
遺言に書いてあったからって、本当にトイレに流すか?
“普通”ではない家族にしても、理解に困る行動が多かった。
しかも、やっと反省したかと思ったら、ベン・キャッシュが一言、「悪気のない俺の過ち」
バカじゃねぇの?こいつ

まあ、色々言いたい放題書きましたが、冒頭のシカ狩りの緊迫感から美しい世界観に引き込まれるし、『Sweet Child O' Mine』を歌うシーンはとても感動的だし、教会で読む遺言はバチクソ面白いし、観て損はない秀作です。

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唐揚げ

2.5点数をつけてはいけない。

2021年8月29日
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仮に★5.0をつけると、
「お前もヒッピー思考か」と揶揄される。
仮に★0.0をつけると、
「物質テクノロジー崇拝者か」と烙印を押される。

これは価値観や考え方の批判であって、
映画の点数ではない。

が、しかし個人の価値観や考え方を抜きにして
映画を表することはできないのがジレンマだ。

この家族は(この映画は)この生活こそが正しいのだと
他人に押し付けてはいない。決して世捨て人ではない。
衣服や車といった有用な道具は取り入れている。

私としては、両方の価値観や思考の良きところを
取り入れて、ちょうど中庸(バランス)を取りたいと
思っているため★2.5。
そしてそれがそのまま映画の評価。

ラスト。ガンズのsweet child o'mineが最高。
このシーンがこの家族と価値観、そしてこの映画を全て物語っている。

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にゃろめ

4.0めっちゃ良かったんだが?

2021年8月27日
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めっちゃ良かった
最初はマジヤバイ映画かなと思ったものの、良かった
最初に背景まじよかった。雰囲気Good

しかも所狭しとあるヒッピーよりの概念付もGoodである

個人的にドンピシャに好きだった。

ただ好みは分かれるとは思う。小難しいことは嫌いなタイプはつまらないかもしれない。

でも僕は好きだった。

あのちょっとイカれてない?という部分と実は俺が変人だったんではないか?という絶妙なバランス感。そしてそこからの流れも非常にグッドである。

また忘れた頃に見たい

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asa89

5.0きっとまた観たくなる作品

2021年3月20日
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pote

3.5監督の思う壺

2021年3月16日
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ポスターの雰囲気がオシャレで子供達も可愛くて
ムーンライトキングダムのような映画を想像してました。

が、社会と離れて森の中で暮らす一家。
知性も体力も完璧な子供達。知性はただ、本を暗記しているだけじゃなくきちんと自分の言葉で説明する考察力も備えて、疑問は家族で話し合ったり子供には何一つ隠す事なくSEXまで教えていく教育法。
しかし軍隊のような体力づくりをしたり、それぞれの意見を尊重しているようで、
大学進学について言い出せない息子を観てると
父の築いたものは砂の城だったことが段々とわかる。

そして万引き。

あー、駄目だ。
この家族好きになれない、、、
そして対比のように出てくる妹家族。
どっちも嫌いだ、、、

と思ってくるとそれが監督の思う壺のように
義父母から非難の的になる父。
理想的な教育、子育ての崩壊。

そこで子供と離れて終わっていたら嫌いなままだったけれど最善の方法で歩み出す。

長男との別れはグッときたし
新しい生活が始まっても自分のペースで本を静かに読むラストは焚き火の前の読書タイムと変わらぬ静寂な時間でとてもよかった。

どんなに立派な教育法だとしても
子供達は他者との関わりがあってこそ本当の自分が構成されていくのだと思う。
資本主義も民主主義もどんなに学んでもコーラもハンバーガーも経験できないんじゃ意味ないよ。

知って、経験して、選択することが大事と気付かされる映画。

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猫柴

3.5あんまし頭が良すぎると、また問題…

2021年2月20日
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知的

難しい

オープニングから変人一家ぶりを見せつけられるが、実はめっちゃ勉強してるという…
みんな、いろいろな知識はあるものの、外に出たことが無いために一般常識が欠けているので、普通の人から見たら、やはり変人…

ストーリーとしては良い話だったものの、一部許せない部分があったので、評価低くなってます(^_^;)

なんでそうなったのか?
その後どうなったのか?
いろいろ気になるコトがあった作品でした。

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n.yamada

4.5他人の評価よりも

2020年11月25日
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映画には作品のクオリティと、もう一つ自分の人生のどこかに触れる作品に巡りあえるのが醍醐味。

コロナ禍の今、これも家族の物語。

邦画タイトルは相変わらずどうなの?父親役のヴィゴ・モーテンセンが率いる家族の冒険物語の意味が伝わる「キャプテン ファンタスティック」の方が良かったのに。

子役がみんな魅力的!末っ子?のナイが良い味出してる!ラストも音楽を含め大変良い。

自分にとって大切な映画がまた一つ増えた。

この映画に直接関係無いが、家族から独り立ちして行く長男役のジョージマッケイが1917で一人奮闘してたのが、感慨深かった。

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KoN

5.0最高

2020年11月2日
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ayako

3.0信念を持った生き方をする父親と、その父親の教えに従って生きる子供た...

2020年10月20日
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信念を持った生き方をする父親と、その父親の教えに従って生きる子供たちとを描くというのは一つの主題として受け入れられるが、最終的にこの父親を全肯定するようになってしまうような描き方や演出には疑問を持った。

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🦒