劇場公開日 2016年11月26日

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「ただ平等のために」ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気 フリントさんの映画レビュー(感想・評価)

ただ平等のために

2017年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

敏腕刑事と車修理工のカップルが平等を勝ち取る話

ドキュメンタリー作品の映画化、ゲイカップルがパートナーに遺族年金を残せるよう当たり前の権利を手に入れるまでを描いた作品。

同性愛の権利を勝ち取る映画はあまり見ないのだが、本作を見て偏見はやめようと思った。

作品に出てくるカップルは当然の権利を主張しているだけなのに聞き入れてもらえない。保守的で同類以外認めない政治家や男達の妨害があるからだ。嫌な奴らだが自分も同じ立場なら同様にしていたかも知れない。
改めて正しい判断の重要性に気付かされた。
主人公たちの強さも凄いのだが、マイケル・シャノンが演じる相棒刑事がとてもよかった。

ノーマルでありながら、ジュリアン・ムーアの人間性を偏見なしで理解しようと努めるし、守り支えてくれる。かなりの勇気がないとできない事だ。それを相棒のため、正義のために行動に移せるのは本当にすごいと思う。
彼のキャラクターはこの映画でノーマルの観客達に道を示しているよのではないだろうか。
差別、偏見なしに正しい選択をすべきなのだと、勇気を持てと言われたきがした。

劇中セリフより

「やっと来たか」

居るべき場所に居ること

色々なしがらみのせいで居たい場所に居れない、自然でいられない人の立場を奪わにように努めたいものです。

フリント