イントゥ・ザ・ミッションのレビュー・感想・評価
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放射能幻覚映画
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イタリアの独立プロAMBIが作った近未来のディストピアでのレジスタンスもの。
例によって「アメリカ全土侵略」とか破壊されたビル群のポスターは配給会社の誇大宣伝、チープで支離滅裂なサバイバル・アクション映画。
主人公は反乱軍の兵士ライアン、ハッキングした人工衛星が落下、メモリー基盤を破壊する任務にヘリで出撃するが撃墜され命からがら廃墟となった軍事基地に迷い込む。
そこで目にしたの大量殺人の死体の山、やがて政府軍のとアシモフ大佐と傭兵が襲ってきます。無人のはずの基地に謎の生存者、口のきけない黒人少女トゥアグ、これが殺されても死なない不思議な存在でライアンを助けます。基地は放射能で汚染されており人は幻覚症状に見舞われるらしい。
どう考えても多勢に無勢、ライアンが助かる余地はない筈なのに敵はほぼ自滅、下品で残虐な悪役たち、プロットは単純だが展開がちんぷんかんぷん。
劇中で主人公自身が、「何が起こったのか説明することは不可能、時間の経過すらわからない、俺の見たのは幻想だったのか・・」と独白、作り手側は確信犯、これでは見ているほうも狐に摘ままれた状態になって当然、いったい何を見せられたのか・・。
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