劇場公開日 2016年2月27日

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「.5の付け方がわからなかったので3.5でなく4。 原作の「限りなく...」珍遊記 はらださんの映画レビュー(感想・評価)

4.0.5の付け方がわからなかったので3.5でなく4。 原作の「限りなく...

2018年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

.5の付け方がわからなかったので3.5でなく4。
原作の「限りなく下品でくだらなくどーしようもない」感じをよく出していると思う。さらに言えばスベりっぱなしという点も。永井豪の実写化によくあるチープな感じもないし。それを本気で怒っちゃオシマイよ。
じつは冒頭で倉科カナにチンコを連呼させた時からワクワクしてしまった口。
山口監督は漫☆画太郎3作目。松山ケンイチの名前にだまされて見にきた客からお金をふんだくり、また新しい自分の愛する映画を作るのだよ。まあでもだまされた客も「珍遊記」のタイトルだけからしても何を期待したのだろう笑。
みんなも言っているように確かに中盤以降ダレるのは、観客がバトルシーンに少々あきるのと、少しでもストーリーを進めるなきゃいけないので、と擁護しておく。
ただ一つ、たけしとやすきよを原作どおり、はっきり「たけし軍団」と呼んでほしかった。忖度があったのかな。
まあしかし1800円出して映画館で見るかというとうーん。他の手段で見るべき映画だろう。または昔のように2本立てのうちの1本として見るのにちょうどいいのかも。
ちなみにわたしは是枝監督の映画も大好きで、こんな映画ばかり見ているわけではありません。

はらだ