何者のレビュー・感想・評価
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おサイフケータイで生活が変わった後の心構え
真面目な大学生が結構やっているケータイ活用法が映像化されて、歴史に刻まれた感じがする。
感情の葛藤は、ケータイない場合どうするだろうと置き換えて考えると、本質に辿り着きやすい。
”SNS”とかネット関連用語は、高齢化社会やダイバーシティの時代で配慮しとくのが円満の秘訣かと思う。
以上。
何者にもなれない
本作は必死に何者かになろうとする周りの人物と、結局何者にもなれない主人公の対比を見せていると思った
意識高い夫婦の言動にムカつきながら見ていたが、主人公はそれ以上ムカついているような
物事を広い視野から俯瞰して、回りを見下げていた
そんな「高いところにいる自分」が崩壊していく
このときの演出は見事だなと思った
映画を観ていてドキドキしてきた
やめてくれ〜笑
自称、感度が高く(人の心の内が読める方だと思っており)、冷静で他者を分析する(のが好きな)人が観たら、、、心がぶっ刺される思いがする映画。
僕も恥ずかしながら、ぶっ刺されました。
でもそれだけに、良い映画だと思います。
初対面でよくやる心の内での探り合い、勝った負けた、、、やってしまうよね(ーー;)
アイデンティティ
こんな世知辛い世の中で…
自分の個性や才能を認めてくれたり、伸ばしてくれる居場所なんて、きっと数えるくらいしか無いんだろうと凄く!感じられた映画の内容でした。
あと、妬み僻みの感情は、自分自身を、
苦しめるだけだと思いました。
今年1番楽しみにしていた邦画
まず先に言っておきたいのがこの作品の原作は
傑作だということ。
朝井リョウは人間が常に感じているけど口に出さない雰囲気や空気感を文字にするのが死ぬほどうまい。桐島〜でもそうだったけど校内ヒエラルキーなんてものを直に口に出して語る人間は少ないと思う。他の人間に自分は上位だと思われていると自分で思うことで満足心を得ている人ばかりだと思う。
という冒頭から完全に話逸れていますが何が言いたいかというとこの作品は活字で楽しむべきだということ。映画にして大々的に発表してくれたのは良いことだし、出てる俳優陣も最高なんだが、その俳優陣の豪華さだけに目が眩んで観に行き、なんだかよくわかんなくてつまらなかったと言うのだけは勿体無いから是非とも小説を読んでほしい。
というわけで笑。
今作はSNSと就活を絡めた作品。
就活経験者から言わせてもらうとまずこの組み合わせの時点でもう最悪笑。
そもそもでTwitterで自分の近況報告をダラダラダラダラ長文で書くような人が自分は嫌いだ笑。どうして自分の中で思い出として収めておけないのか?そりゃもちろん旅行に行ったーだとかこの人たちでなんかしらしたーってのは全然構わないむしろそういうのは観たい。
ただこの作品にあるような今日は○○と××に面接行ってその後模擬面接!だとか△△からしたら私はこんな人らしい笑。そんなことないのになー。だとかどうして独り言なのに説明口調なんだっていうTwitterの使い方する人が嫌いだ。
ここまで書いたあたりからわかるように自分メチャメチャ暗いんです笑だから拓人の気持ちはすげぇわかります笑。
だから二階堂ふみ演じる理香なんてもう最悪中の最悪(女優は大好き笑)
光太郎みたいな友達がいたら一緒にメチャメチャバカにしてたと思う。ただ裏で言うのではなく、はっきりと面と向かってバカにしてたと思う。
この作品の嫌なところかつ面白いところは全員が本音で話していないことだ。みんな言いたいことは言わないか、Twitterにブチまけるかしている。だからあの空間の人間関係は最悪だ。腹を割って話すことのできない人間同士が集まって何が対策本部だって思う。
さすがに隆良ほど意識高いかつアーティスティックに傾倒している友人はいなかったが、やはり就活しない信念を持っている友人は確かにいた今どうしてるかは知らないが笑。
だからあの部屋だけで就活する人間の全種類が揃っているまさに就活の縮図みたいな部屋笑。
この話を通して観ても自分はやはり拓人は正しいと思う。現在進行形の努力をTwitterにアピールするような人間は嫌いだ。その行為を理香は自分の努力を実況中継していなければ立っていられないと言った。
理解出来ない。自己満足の行為を生きる術と勘違いしている。と感じた笑。
とここまで拓人とともに理香たちを達観してた視聴者読者の自分たちが終盤にて突如批判の的になる。ここがすごく面白いし、SNSの特徴をすごく表してると思ったし、このシーンで冷や汗書いた人は1週間くらい凹んで欲しいとも思った笑。
何より拓人の行為で許せないのがあの光太郎にすら心を開いていなかったことだ。そりゃもちろん表面的にはすごく光太郎のことを思いやってはいるんだろうけど自分の観察眼の高さをアピールしたい、一歩引いた位置から周りを観ているオレかっけぇ欲に負けてSNSに走る拓人が許せない。裏垢で他人には言えない系のことブチまける人間がこの世で1番嫌いだ。そしてそんなことを長々とこんなとこに書いている自分も嫌いだ笑。
ラストのネタバレからの拓人の怒涛の脳内演劇が始まり超鳥肌。あのシーンで自分はあんなことを思っていたんだぜ、どうだいこの観察眼の高さ?なかなかのもんだろ?的なおなにーしーんが炸裂!この部分は映画でしか出せない味が出てて良かった!佐藤健の自信満々のニンマリ顔もなかなかの出来!うざい!笑
てかその場でツイートするなよ!笑
せめて耐えろよ!笑
何者。
SNSでよくあることや就活という
人の流れに乗って
自分を見失いそうになる。なんて
普段、考えないようにしてる事を改めて考えた。
これから自分が、どうしたいのか
どうするべきか。発言に責任をもてるかをきちんと考えよ!って思った❗
誰も傍観者ではいられなくなる
何者を観て来ました。
演劇系の監督なのに何でこんなに演劇をつまらなそうに描くんだろうって思ってたら
『あ〜たくとは舞台に上がってなかったんだって』
主役が舞台に立った瞬間からこんなにも演劇って引き込まれれるんだってやられました。
そして、にのみやたくとと一緒に傍観者だった自分自身も舞台に引きずり上げられていく感覚。
裏アカウントとか傍観者とか主人公に共感を持てないって言われる方も多いようですが、就活生があんなに苦労しているのは維持しきれなくなってる筈の年金や処遇水準を保つ為に若い人たちの働き場所を奪っているからに他ならないのに思いあたった時…
観ている自分自身だって何者でもない舞台に上がろうしていなかった傍観者なんだって気付いてゾッとしました。
早く何者かにならねば
なんとも心に刺さる良作でした。
客席には若い人が目立ちました。一見、学生向けかと思わせて、これは完全におっさんの方が楽しめるヤツだと思います。
過去の自分を見ているようで心が痛い。まさに、大学生の自分がこんな感じだった。ここまで酷くはないけど…
自分が何者か分からないと不安だ。不安を解消するために周りを見下すことで自分を保とうとしてしまう。
周りのことなんて気にしないヤツは強い。けど、それはそれで脆いのかもしれない。
今でもたまに人を見下してしまう事はある。そういう意味では、まだまだ自分が何者かを確立出来ていないということだろうか。
普通に地に着いた仕事は描けないのか
この種の映画やドラマに、本当に地道な職種に就職するような話は出てこない。大企業云々もステレオタイプ的に感じられる。
大学生活とやらも、ずいぶん家賃の高そうな部屋で現実感があるようなないような?
半分、寝ててもいいような映画だったが・・・
映像的な楽しみは二階堂ふみの胸元?
いけ好かない女役は地なのか、演技なのか分からないが・・・
有村架純が霞んでいたような。
グロい話はツイッターなどせずに胸の内にしまっておくべき。と思われる。
うまく言葉に出来ない
見終わった後、ああ…と思うことしかできなかった。
うまく言葉にできなかった。でも、「SNSって怖い!ツイッターって怖い!」なんて簡単な言葉で表せる内容ではないと思う。すごく胸に響いた。久しぶりに良い映画を見た。
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