何者のレビュー・感想・評価
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就活畑で捕まえて
言うまでもなく、登場人物の類型化を含めて演劇=就活=『何者』がフィクショナルに繋がっている。が、結局は演出がPVを繋ぎ合わせたような昨今流行りのエモ系なので、それが刺さるかどうか。
それが、俺には刺さりました。
『海よりもまだ深く』で、恋人から「元夫の小説読んだよ」と言われた時、真木ようこが顔をパッと上げて嬉しそうに感想を訊ねる。惨憺たる感想を語られるのだが、それはともかく。真木ようこにとって元夫自身に愛想を尽かしていても、それでも彼の書いた小説は別物なのだ。
今回の、有村架純も一緒。好きな女性を親友に取られた佐藤健にとって(好きな女性を取られた佐藤健!)、それでもあなたの創る劇は好きよ、と言ってもらえることが非モテが勝つためのたった1つの冴えないやり方、なのかもしれない。
そんなことはともかく、就活で有村架純を見かけたらすかさず捕まえて、リスのような頬をぷにぷに触り続けたいです。その場合、お祈りするのは俺の方か。「示談に持ち込めますように……!」。
考えさせられる作品
豪華キャストによる映画、そして就活を題材にしているということで観てきました。映画館とDVDで二回観ました。
結論から言いますと、就活を終えたばかりの新卒1年目である自分には、とても考えさせられる内容でした。
「安定した収入源を得られる大手企業に入りたい」「就活の波に沿った生き方は嫌だから就活なんてしない」など、それぞれのキャストは違った考え方を持っていて、就活を経験した視聴者ならば、いずれかのキャストの考え方に当てはまるのではと思います。その掘り下げ方がとにかく濃いもので、心の内を暴かれたような気持ちになります笑
ストーリー自体は、主人公の佐藤健の視点で描かれているのですが、私は周りに流されない生き方を模索している、岡田将生に引き込まれた形でこの映画を観ていました。
結局正解な生き方なんてないと思いますし、この年でわかるようなものでもないと思います。
私自身、率直に感じたことは、やってみもせずに否定したりするなということでしょうか。大手はヤダとかベンチャーはヤダとか、結局は自分自身で経験しなければ本質はわかりません。
今後の自分の夢や、現在の生活環境を考えつつ行動をしていくという、バランスをうまく取れた人が、ある程度満足のいく人生を歩んでいけるのではないでしょうか。
ぜひ、就活を控えた大学2・3年生に観てもらいたいなと思いました。
リアルに緻密に作り上げられててすごい。
私自身は試験が中心だったから、就活という就活は経験していないけれど、それでもリアルだと感じた。就活を通して、人の内面をこれでもかというほど掘り下げた話でもあって、耳が痛いセリフもあった。死に物狂いで入ったのに、とんでもないブラック企業なこともあるし、転職が一般的にもなってきてる中で、本当に就活ってなんなんだろうと改めて思う。映画の登場人物を見ていたら、自分の今の仕事をもっと大切にしようと思えた。音楽も、どの俳優も、全部素晴らしかった。
邦画はあまり観ないんですが
就活をテーマにした内容ということに惹かれ、なんとなく観てしまいました。
一見仲良しグループに見える6人組だけど、内心では妬みや嫌悪やで溢れていて、とても現代に生きる人とリンクする部分があって楽しめました。
あと音楽も良かったです。
ツイッターこわいっていうのと、就活を控えてる自分にとっては他人事で...
ツイッターこわいっていうのと、就活を控えてる自分にとっては他人事ではないなーと思った。少し就活の知識が入ったかも。それにしてもこういう人いるいる〜っていうのをよく再現してる
満足
邦画はほとんど見なくなったけれど、飛行機でやっていたのでせっかくと思いセレクト。アメリカの大学生をやっている私は主人公たちと同じ土俵ではないが日本の大学生が抱える就職の厳しさをよく表しているいい映画だと思った。
就職活動もまたメソッドがあってそのメソッドに上手く沿える人が成功するのでしょうね。受験や学校での成績と同じように。
自分のことを1分で説明してください。ヂスカッションをしてください。
それでその人の何がわかるのだろうか。1分間で自分を説明できる人が優秀なのか。今までの人生を1分間で要約できるってどんだけ単調かつ人間らしくない人生なの。
みんなと足並み揃えて生きてください。目立つことをしないでくださいと教わってきた日本人にとって適度な特徴を見せつつ自分らしさを出して行かないといけない就職活動ってなんかもう根本から違うと思う。自分らしさを見つけることを否定された若者たちが突然23歳の段階で自分のアイデンティーを説明しろと言われても無理でしょ。
日本って本当にダメな国だな。おしまいだなってさいかくにさせられた作品。良作。大学生みんなに見て欲しい(どうせ授業出ないならこの映画だけでも見てください)
今ひとつ
原作を読んでみることにしよう。
原作を読んでみた。
露悪的な作家に見えて、しかし朝井リョウには、彼らに対する赦し、信じる気持ちがある。というのは、解説の文章だが、まさにここなのかな。
映画には、彼らに対する赦し、信じる気持ちが伝わる工夫がなかった。なので、若者気質を、やや露悪的に表現した話 で終わってしまったのかな。
今回の映画は原作に忠実だったわけだが、映画ならではの表現方法を試みていたら、印象は全く違ったのかもしれない。
自分の感性が足りないのかもしれないし、この文章を書いていること自体が、「何者?」なわけだが。
と素直な気持ちを書いては見たが、そもそも先に引用した解説を書いているのは、この映画の監督なのだから、やはり俺の感性が低かった、に一票だ。無念。もう一度観たら、ちゃんと 彼らに対する赦し、信じる気持ち を感じとれるだろうか。
よく分かんないけどすげえ
よく分かんないけどすげえ、すげえ、すげえ
みんなすげえウザかったwwwというか、イタかった
これほどイタく感じられるなんて日本の若手役者もまだまだ捨てたもんじゃねえな
でも、映像にしたことで最後のどんでん返しに気づいてしまったのが残念。
この作品は小説で読むのが1番良いと思われる。
朝井リョウは多分そこも計算して書いたのだろう。彼は映像にすべき作品と文字から読むべき作品の区別がしっかりついている。天才だと思う。
なんかよく話がわからなかった。 最後も謎の終わり方だった気がする〜...
なんかよく話がわからなかった。
最後も謎の終わり方だった気がする〜〜
とりあえずTwitterの使い方大事だなぁと思ったのと、就活は辛そうだなぁと思った。
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