何者のレビュー・感想・評価
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内定もらえる人ともらえない人の違いを考える
就活についての話です。
私も今大学3年生で院進するつもりですが、周りの友達は就活の時期もあり観ました。
「1分間で自己アピールをしなさい」と言われたらあなたならなんと言いますか?
そんなことを考えて大学生活を送っている人はほとんどいないのではないかと思います。
まだ僕も「自分は何者なのか」探している最中です。
就活している登場人物が何人か出てきますが、自分がどの人に近いのか、内定が取れる人と取れない人が出てきますが、その違いは何なのか考えながら観ると面白いかもしれません。
これから就活する人や就活終わった方、自分探しをしている方に響く深い作品だと思います。
僕はこの作品が大好きです!
誰もが通る道なのかな
浅井リョウと三浦大輔って他の作品観てても目線がすごく似ている気がする。きっと彼らもタクトのように鋭く冷めた目で世界を眺めつつ、卑怯な自分の一面に気づいてしまっている。
大学生たちの就活がメインテーマなんだけど、親しい間柄の中にも恋愛、友情、嫉妬、焦り、夢、プライド、自意識がドロドロと絡み合い、苦しみ悩むのは人間の普遍的なテーマだ。
SNSという要素が入ってくることで、個々が持つ演劇性みたいなものまでが絡まりあって、よりドラマちっくになってる気がする。
面白い、けどヒリヒリヒヤヒヤする作品でした。
あと演劇愛を感じる作品。
自分は作品に出てくる彼らほどの感受性はなく、かなり鈍いぼんやりした人間だけど、それでもあの感じ、わかってしまうのがヤダな。笑 かつては自分ももっと葛藤してた気もするし、作品の上手さだということにしておこう。
【未だ”何者”でもない5人の大学生達の就活する姿を入り組んだ人間関係を絡ませつつ描く。若手俳優達の演技バトルでもある作品】
<5人の大学生>
・二宮拓人(佐藤健)
・田名部瑞月(有村架純)
・小早川理香(二階堂ふみ)
・神谷光太郎(菅田将暉)
・宮本隆良(岡田将生)
そして、彼らを冷静に観察しているサワ先輩(山田孝之)
(それにしても、2019年も終わりを迎えようとする今にしてみると凄い面子である。)
彼らが、面と向かって会話する内容と、ツイッターで呟く言葉の本音と偽り・・・。
<舞台を主な活躍フィールドとしている三浦大輔が、メガホンと脚本執筆もした意欲作>
<2016年10月17日 劇場にて鑑賞>
人の持つ二面性
どんなに平凡に見える人でも、ブラックな部分があったり、見せたくない部分がある。
私には見抜けなかったので、
それを改めて思い出させられた。
そういうことを理解した上で上手く行きている人間だけが、やっぱり就活とかもうまく行くのかなあ。
来年の就活のことや、今就活をしている先輩、就活を終えて企業に誇りを持っている先輩、とか色々重ねながら観た。
人をどこかで嘲笑って、自分が1番可愛い主人公。すごくみじめだと思ったけれど、
最後の自分を1分間で表現するシーンの彼のやりきれない様子が、
なぜか共感できる部分があって、
誰にでも、悪いと自覚をしていてもどうしようもない部分ってあるのかもしれない、と思わされた。
こんなのが就活ならやりたくない!
痛いとこを突いてくる
もうね、「お前は何者だ」と。
アラフォーのおっさんだけど作品のメッセージ性に心を抉られてしまった。
観る人すべてが主要な登場人物の誰かに感情移入ってか自分を投影できるようになってて
誰もが持ってるような自意識とか承認欲求とか、そういう心の弱い部分を遠慮なく、
もうこれでもかってくらい赤裸々に晒される。
特に拓人がリカに罵られる場面なんか、もうこの人俺に向かって言ってんじゃないの?って。
でもね、でもですよ。
ほんとしょうもない拓人だって救われるんだから誰もが救われる権利があるっていうか、
どんなにダメな自分でも身近で支えてくれる人がいるってだけでOKでしょというか。
まぁともかく「救い」みたいなものも最後に提示することで、
ただ強烈なインパクトのある作品ってだけじゃない魅力が生まれたのかなと思う。
就活生をテーマにしてるけど、いい年した大人にこそ、
もっと違う未来もあったんじゃないの?なんて考えちゃう大人こそ観るべきかも。
確かに自分って他人からしたら何者?
まともに就活の経験をしてる訳ではないけど、
各所に自分とも同じような場面があって
あぁ~リアルだなぁ~とか。
同じ空間からいなくなった人の事を笑い、
本音を本人へ言えないくせに見下して
そんな周りの人たちに追い抜かれて
置いてきぼりになって。
1番しょうもないのは自分だったり。
豪華なキャストなので全員が
しっかりキャラクターがあって
頭の中のビジョンが舞台設定なのも
好きだった。
ここのサイトも似たようなもの。 「この監督が伝えたかったことはこう...
ここのサイトも似たようなもの。
「この監督が伝えたかったことはこうだ」とか「この映画はこう観るんだ」とか断定してダラダラ駄文書いてる奴なんかタクトと一緒。失笑。
ザ・就活を経験した事がある奴なら共感できたり分かるんだろうけど、自分はこんな真面目道は経験した事ないからよく分からない。
あー、そうなんだー、就活生や大学生ってこんな感じなんだー、SNSで文句ばっか書いてるやつはこういう事なんだー、って感じ。
でもまぁ確かにプライドばっか高くて全然結果でないダメ人間にTwitterみたいな吹き溜まりはちょうどいいんだろうなとは思う。
自己アピールの場にもTwitterは最適やし。
朝井は桐島に関してもそうだけどリアル。
各々の内心や、明確な決まりはないけど確かに存在する世間一般でのカーストみたいな事とか表現するのが上手い。
ただ桐島に関しても今回に関しても学生ばっかでいまいちピンとこないな。
就活生のリアル
当時の就活生の様子がリアルに描かれていたと思います。
大学生という立場では社会はすごく狭く、内定が異様に大きい存在なんだと改めて思いました。みんながリクルートスーツ着て一斉に人気企業にエントリー!当時それをしていた自分は何も思わなかったですが、いま思うと変な団体で、変な仕組み。
この映画が全く理解不能になるぐらい、これからの就活は変わってきそうな気がします。
見終わった感想としては、なんかモヤモヤが残る。
不気味面白い
就職活動もした事ないし、
朝井リョウさん何となく苦手だなぁと思っていたけど
とても面白かった。
キャラクター全員がダサくて気持ち悪く不気味だった。
自分の何者でもないのに、人の目ばかり気になって、
自分が正しいと思ってい
た一番ダサい19、20歳くらいの時を思い出して
恥ずかしい気持ちになった。
主人公の本性が暴露されて行く時にドンドン演劇に
なって行く手法がとても良かった。
みんな芸達者で就活なんてした事ないけど、
リアルに就活を生きてる子達に見えて面白かった。
こんな世界で生きたくねぇと心から思った。
それにしても岡田将生のフォルムがとても好き。
仕草もセクシーだった。
4
自分が就活をしていたとき
怖くて観ることができなくて、
社会人になった今やっと観ることができました。
「就活」で苦しい経験をした人は
本当に刺さる作品だと思います。
一体自分が何者なのか、面接でも友達の前でも
自分を偽ってしまう、大きく見せてしまう‥
演技派の方々がリアルに描いていて
非常に見応えがありました。
就活生、自分の中の「熱い」ものを忘れないで!!
レビュー
人気若手俳優陣の演技合戦の様相を呈してますが、個人的には二階堂ふみに「いるいる!」を感じました😆
こんな真面目に就活してなかったので、共感はあまり出来なかった…😇
確かに名刺作ってる人いたし、GDでグイグイ系もいたなぁとボンヤリ思い出しながら観れました🦊
言葉が突き刺さる
考えて考えて計算して進むよりも、自分の気持ちに正直に進む方がいい。
周りの視線を気にして取り繕って生きる必要はないんじゃないかと感じさせられた。
現実に行うとなると難しいが…
流されずまっすぐ生きたい
就活と人間関係がテーマ
本音と建前は違う、この映画を観るとつくづくそう思う。
この自分充実アピールな就活より、前の世代だからわからないけど今もこんな感じなのかな?それとも、この映画のようにツイッターやフェイスブックでアピールする方法は古いんだろうか。
個人的には最後のりかちゃんと拓人のやりとりはすっきりw
リアリティがある。ただし、リアルとは違う
自分も数年前に就活を経験したからなんとなくわかる。
わかるのだが、どこか自分ごとではないような気持ちもある。
きっと日本のどこかに同じような状況の若者がいるのだろうと思うが、きっとどこにもいないのだろうとも思う。
そんな感じ。
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