何者のレビュー・感想・評価
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リアルな人間模様
就活が題材ですが拓人と友人達のやり取りがぎこちなくもリアルで、嫉妬や自己顕示、カッコ悪いものからめをそむけたり、見栄を張ったり、人間誰もが持ってるような悪の部分を見て、少し自分と重ねてしまうような気もしました。
Twitterを使うのは現代的で新鮮ですね。
ラスト10分で演劇チックに伏線が回収されていくのですが、ここは映画ならではの見せ方だと思います。
拓人が冒頭で面接の一分間のスピーチはTwitterの140字のようなものから始まって
最後一分間のスピーチでは言い切れないで終わるのも
本当の自分に気付けたからこそでしょうか、なるほどと思いました。
キャスティングと音楽も凄いですね。
まさに自分のこと! 自分は何もしてないのに何かを頑張ってる人の事を...
まさに自分のこと!
自分は何もしてないのに何かを頑張ってる人の事を素直に認められない。
まさに現代の若者&自称評論家のことだと思いました!
そういえば就活では苦しんだ
とても苦しくて
自分を保つことができなくなる感じ
何度も何度も、
自分より何個も上の大人達に否定される恐怖を思い出した
逃げたくなる様な気持ちと
周りが内定を決めた時の置いて行かれた感
幸せを掴んだ人を少し叩きたくなったり
やりたいことをやってもがいてるやつを羨ましがったり
自分が決めた時の喜びと
なぜか少し後ろめたい様な気持ちとか
なんともやるせない大学の頃の気持ちを思い出した
よくできてる
就活中に見なくてよかった〜と思いました。
何気ない会話の中に隠された嫌味、マウンティング、ツイッターの感じ、全てがリアルで
いるわ〜こんな人!!って(笑)
就活上手くいく人、いかない人、客観的にみるとこんな感じなのかな?と思いました。
良くないってわかってはいるけど
自分を守るために人の欠点を探してる
りかとたくとに共感して、そんな自分を嫌だな
って思って、キラキラしてる光太郎とみずきを
妬んで、就活生のドロドロや弱いところを
詰め込んだ作品です。
フォーカスが深みを生み出した作品
就活という短い期間の出来事を、あえて就活以外を取り扱わずに描いたことで、こんなに深くなるとは思わなかった。
90分程度の短い作品だったけど、めちゃくちゃズッシリ響いた。
自分はきっと佐藤健の役に近いんだろうなー・・・って思いながら見ていた。というか最後の闇の部分は丸っきり同じだった。
痛々しいと他感することで自己を保つ。酷いけど誰にでもある闇の部分をズバズバと露わにする作品で、自分が恥ずかしくなった。
10点でも20点でも絞り出せ。
これ、響きすぎる。
個人的には大満足!
原作ファン
原作の持ち味を損なわずに映画化出来ていると個人的には思った!
キャストも今の考えうる最後のキャスティングと言えるだろう
達観している佐藤健や真っ直ぐな有村架純、チャラそうな菅田将暉、プライド高そうな二階堂ふみや岡田将生のキャラクターも原作を読んだ者でも満足出来るだろう
原作と違う点を上げるなら、原作よりもあの*5人にどこかずっと緊張感が漂っているような感じ。
これはこれで緊張感の糸が張り詰めているし、それが心地よい
観ている者に「お前はどうだ?」「お前ならどうする?」と突きつけられているような朝井リョウの小説が好きなので、この映画も好き
年齢が自分も近いからだろう
彼らの行動やめぐるやり取りが経験してきた訳ではないのに、どこか懐かしいようでもどかしいようで
原作を読んで感じたその感じは損なわずに映画化出来ていたと言って良いはずだ
他の人の評価が低いのは気になるが…
何者
もっと仲間割れしてもっと企業のブラックさを出してほしかった。学歴フィルターとか。でもバンドをやってきてまっすぐな思いを貫く男と演劇をやってきて他人をどこかで嘲笑っているひねくれた主人公、状況的に余裕がない女の子、プライドが高い男女、様々な人が就職という1つのことに取り組む姿が描かれていたのは見ていて面白かった。
共感できるほど辛い
学生の間打ち込んでいた演劇を辞め就職活動に打ち込む拓人。同居人の光太郎や周りの人間も就活を始め拓人は彼らと情報を共有するが…。
直木賞を受賞した同名小説原作映画。SNSの使い方が今まで観た作品の中で一番上手く、痛々しいキャラが多いなあ、と思う人ほど終盤の台詞に刺される。
意外と面白かった。この年代なら誰もが感じるものがあるんじゃないかな...
意外と面白かった。この年代なら誰もが感じるものがあるんじゃないかな。有村架純の「考えた上での発言なら〜」という言葉が印象に残った
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