「煮え切らないラストシーン」何者 重さんの映画レビュー(感想・評価)
煮え切らないラストシーン
佐藤健扮する二宮拓人は演劇青年だったが、スーツ姿で就活していた。
人生を決める就活を友人と共に助け合ってやるべきか否か。もちろん知恵を出し合って就活に当たるのは良い面もあるが、しょせん就活は孤独の戦いであり得てして友人が先に1社でも内定出ようものなら焦るは必定であり友人の内定なんて素直に喜べないものだ。まして拓人の様に演劇かぶれは企業としては受け入れにくいのではないだろうか。
有村架純、菅田将暉らを脇に添えながらも煮え切らないラストシーンには歯がゆさを覚えた。結論が出ていないのは残念だな。
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