君の名は。のレビュー・感想・評価
全454件中、201~220件目を表示
またタイムスリップ
最近、タイムスリップする映画が多い気がする。
「またかぁ」、と言うほどタイムスリップ漬けになっているのは個人的な問題ではあるけど、そして、「記録的大ヒット」という先入観も邪魔して、「そんなに面白いかぁ?」という感想を持ってしまった。
彗星が落ちる直前に外輪山(?)で、顔を合わせるけど、最初は姿が見えなかったのに、結局見えて、手に落書きできた辺りとか、携帯の交信記録が消えて行く辺りは、苦しい気がする。
冷めたことを言うと3年経つと携帯の機種も変わってるから、違和感があるだろうし、まぁそもそも、学校に行ってたら、今日が何年の何月何日かを意識せずに生活できないはずだから、タイムスリップしている事に最初は気がつかなかったという設定も苦しい。
メッセージ性もないし。。。。
よく出来ている
まず最初の光景は、何?!って感じだった。
そして男女の日常へと移っていく。
この人の映画は新宿を書かせたら天才的な写実ぶり!
素晴らしい空と景色に何故か胸が苦しくなる。
普段二次元の映画を見ない私だけど言の葉の庭から新海さんのファンです。
言の葉の庭を見た時ほどの衝撃は無かったけれど、裏切られる感じではなくて、また別の人間の模様を描いていたと思う。
よく、君の名は。観たんだ!というと音楽良かったよねと言われるんですが、私は少し分からなかった…うん。
組紐や口噛み酒、自分のルーツの場所やバイト先などの伏線たーっぷりなので見ていて中だるみシーンが一つも無かった。
ジブリ以来の二次元です。
自然の素晴らしさアピールはジブリには勝てないけど新海作品には人の心の風穴を埋める共感できる何かがあると思います。
今後も勿論期待という意味で4!
うーん、学生時代に見たかった
周りの評判が良かったので観ましたが、正直そこまで絶賛するほどでもないな…という感想。
背景がとにかく綺麗で長澤まさみの吹き替えなどは素晴らしいと思いました。彗星が落ちたと発覚したあたりのシーンも緊迫感がありました。
ただ、いつ二人が恋に落ちたのかさっぱり分からない。歌を何度も流すくらいならそういった描写を丁寧に書いてほしかった。説明が足らなさすぎてツッコミどころが多くあまり感情移入が出来ませんでした。
どちらかというと面白いけど、過大評価感が否めない。雰囲気で持って行ってる感じがして、大絶賛には至りませんでした。
きっと学生時代ならもっと楽しめたと思います。
ただの恋物語じゃなかった
仕事終わりにレイトショーでみました。新海誠らしい恋愛ものなのかなと思っていたら、それだけじゃなかった。
突然お互いに入れ替わるようになった東京の高校生の滝。そして飛騨の田舎に住む高校生のみつは。この手の話にはつきものの定番を押さえつつ話しは進みます。そして判明する事実。
この映画のメインテーマは「ふるさとが失われること」「前を向いて生きる」なのかなと感じました。
個人的には東日本大震災を思い出しました。
映画の中では、みつは達は助かりますが、ふるさとがなくなってしまう点は変わらないんですよね。
それでも新しい場所で懸命に生きる事。
その大切さや失ってしまったものへの郷愁。孤独。被災者への応援なのかなとか想ったりしました。
絵は綺麗ですしテンポも良い。最後まで飽きずにみられます。音楽が合っていていい感じです。名作といって良いかと思います。
印象に残ったのは、滝がみつはに会いに行く下り。災害を避けようとする展開でしょうか。
印象に残ったキャラクターは、みつはのおばあちゃん。声の人が人だからか。流石の存在感です。みつはの妹。ヤヴァイw。みつはの友達の勅使河原君。立派なテロリストになれます。
なぜ?と感じたのは、災害を避けようとする際に、よく友達はあんな事を直ぐに了解したなという点。スムーズすぎるw。
悪くはなかったけど・・・
見終わった後の感覚からいうと「んー、悪くはなかったけども」。
テーマが劇中にも登場する組みひもの、一葉おばあちゃんの説明のように「時間とは、行って戻ってつながってはなれてまた流れる(ような説明だったと思う)」もので、比喩ではなくそれを体現するのが宮水一族なのかあ、というのは理解できた。そして、どういうわけだか一介のフツーの男子高校生と魂が入れ替わるというのも、もしかしたら遠い昔に宮水家と何らかの縁のあった人物だから?と思わせるような説明でもある気がする。
1000年以上の時の流れは、気の遠くなるほどの命の枝葉を増やしているだろうし、遠く岐阜と東京に魂どうし引き合う理由としてはこのあたりの説明が妥当ではないかと思う。
新海作品は全作品を通じて、時間と空間によるヒトどうしの時間共有のずれをテーマとしている。よく歩道橋(むろん下には人が運転する車が走る)、駅の俯瞰(いろんな方向から行き来する鉄道がいったん点として停まるところ)がその象徴としてよく描かれる。
ただ今回は、現実世界の時間・空間に並び、この世とあの世というオカルティックなテーマをも入れてしまったために、説得力のある説明が不足になってしまった感がある。逢魔が時(誰そ彼時:たそがれどき)の説明も不十分で、そのあとに待ち受ける場面の説明が「なんやようわからんな?なんでこうなる?」という、多少の置いて行かれた感が否めない。
かといって、この作品が駄作ということでは決してなく、圧倒的なビジュアルとカメラワークは私たちの心に住む記憶を呼び覚まし、匂いさえ感じさせる。
もしかしたら何度か反芻して観て、はじめて「そういうことか!!」と気づく作品なのかもしれない。ということで、DVDレンタルしたら借ります(笑)
100億超えたので
邦画で100億突破したと言うことでどんな映画かなと思い見て来ました
新海誠監督のことは以前から知ってましたがこの作品が初めての鑑賞です
個人的に感じたのは後半部分は文句ありませんあの持って行き方は素晴らしかったし二人が初めて顔を合わせるシーンはとても印象的なシーンでこの映画で1番好きなシーンです
しかし前半部分がなぁてのが正直な感想です
あの前半部分があるから後半部分が際立つのかなと思ったのですがそれでもop形式の物を2回打つ必要は果たして有ったのかとも思えてしまいそこがすごく気になってしまいました
ですが話の作りも現代の恋愛劇でありながら万人に見てもらうためにSFチックな要素をプラスしたりしていて恋愛物をあまり見ない私でも楽しめましたし何より後半は文句なしです
あとはっきり言うとそこらへんの変な邦画見るより断然面白いし損しないと思います
美しい物語
映像はもちろん、物語も構成も美しかった。前情報なしに見たので、二人の時差について知った時はうお、となったし。
タイムトラベルものとしては、「オーロラの彼方へ」を思い出したりした。(あっちの方が好みだが)
ただ、個人的には、後半の彗星から街を守れ話が面白くなりそうなのにアッサリ進んだので、そっちメインで観たいと思ってしまった。音楽で言えばBメロもっと聞きたいんすけど!みたいな感じかと。
肝心なところが描かれてない
新海誠監督の素晴らしい部分だけを上手く切り取った作品。
いわゆるタイムリープものですが、3年の時間差のアイデアを上手くストーリーに落とし込んだ構成は素晴らしい。
映像も新海監督得意の空の美しさを全面に押し出していて見ていて気持ちいい。
秒速〜もそうでしたが、音楽と映像編集の調和は本当にセンスありますね。
悪い点としては、2人が恋心を抱く部分を音楽と映像のダイジェストでしか描いていなく、視聴者の想像力に投げてしまっているところ、ヒロインと父親のわだかまりの解決を編集の妙で逃げてしまったところ。
この作品のドラマの部分は、思い返すとほとんど描いてないんですよね。編集が上手くてそれでも成立しているんですが。
テーマ性も、悪い事が起きたなら変えちゃば良いじゃん、といったある種幼稚な考え方が受け入れられませんでした。震災に実際に遭った人が観たらどう感じるかな?と思いました。
悪い点多く書きましたが、あまり深く考えずに観ればとても完成度の高い映画です。
新海誠監督の魅力を存分に引き出したプロデューサーに拍手。
泣いたのはみつはが死んだのをわかった時
断髪後翌日、テッシーサヤちんと湖のほとりで彗星を見た時。あれは一番悲しかったのではないかな。あの繊細な描写は。それ以外の物語は全て都合が良くできてる感じだった。
邦画アニメーションならではの傑作
話題作ということで見に行きましたが、正直、あまり期待していませんでした。
スタジオジブリ作品などの例外はありますが、最近の日本のアニメーション全体の過剰に記号化されたキャラクターやお約束じみたストーリー展開といったものに辟易させられていたからです。
しかし、この作品にはとても引き込まれ、予測できない展開にはとてもハラハラさせられました。
風景の美麗さもその要因の一つではありますが、何より登場人物の描写がとても自然だったことが一番の理由だと思います。都会に住む瀧のアルバイト先の忙しない雰囲気や、田舎に住む三葉の町全体のどこかギスギスした雰囲気などまるで実際にありそうで、二人の生活の様子がとてもよく伝わってきました。
また、ストーリーもよくある少年少女の恋愛ものかと思いきや、意外な展開に思わず物語にのめりこんでしまいました。
登場人物の掘り下げが足りないのではないかという意見もありますが、個人的には限られた時間の中で、二人の生活の様子、入れ替わりによるトラブル、瀧の糸守の捜索、衝撃の事実発覚、そして迫りくる危機の回避、かたわれ時の二人の邂逅など様々な要素を詰め込みつつもそれをまとめあげ、最後まで飽きさせなかった制作陣に賛辞を贈りたいです。
本当に見て良かったと思える作品でした。
正直そんなでもない
どうだった?と聞かれたら綺麗なアニメーションだったとしか答えようがない。
それくらい中身が薄い
なぜ瀧と三葉なの?理由もわからないまま再会エンドはさすがに終わりが雑すぎた
さらっと観るのには良い映画かもしれないがしっかり観たいって人にはオススメできない過大評価されすぎな映画だと思った
新海作のまとめ回
最後のシーンに秒速ににた演出が入っていたり
言の葉の先生が出演してたり、雨の演出の仕方など、
新海作のこれまでの集大成のように思えたとても感動しました。
次回からの作品も楽しみです!
映像がキレイ
公開から観たい観たいと思いつつ、なかなか行けず、やっと観ました。
メディアや、周りの知人までも2回観た、それ以上の方もいて期待して行きました。
映像がとてもキレイです。
光の表現が凄い。
光に反射してキラキラしている埃も見えてアニメなのにそこまでみせるるかーと感心しました。
とても楽しいストーリーで終わるのかと思いきや、衝撃的な展開に驚きとショックを受けました。
鳥肌が立ちました。
私は悲しいとか切ないとかではなく、怖くて。
もう亡くなっている人と、なので。
そして、3・11と重なってしまうので余計リアルに感じてしまいました。
この後の展開で、怖さは薄くなりましたが、やっぱり3・11と重ねてしまい泣きたくなりました。
現実でも、こうできたら被害も少なかったかもと、、、。
最終的にはハッピーエンド寄りで終わりましたが、個人的には、みつは達が亡くなってしまっているままで終わっても良かったなーと。
切なさ、虚しさ、悲しさが強く印象に残ったのにと思いしました。
とはいえ、観て良かったなと思える作品です。
私は劇場では一回でいいですが、Blu-rayが出たら観るかも。
頭使って見た方がいい作品(ほめことば)
最後の君の名前は
の後とか過去改変とか気になるところはあるけれどなかなか面白かった。誰そ彼時の瀧側の世界に隕石の衝突あとってあったっけ?まぁ泣ける人は泣ける。
万人ウケしそう
RADの挿入歌をメインにするシーンや、もどかしいすれ違いからのハッピーエンドなど、一般的に誰からも好まれる要素を全部詰め込んだ波のない穏やかな映画だなと感じました。
私は「秒速5センチメートル」の方が「君の名は。」よりもずっと伝わるものがあって深みのある作品だなと感じました。
うーーん…
世間であまりに騒がれているので一度は観た方が良いのかもと思い立ち、昨晩観に行きました。
今までの新海監督作品はすべて観た上でしたが、一言で「うーーん…」でした。最後のエンドロールが流れるとき首を傾げに傾げてしまいました。
普段はホラーやミステリー・サスペンスなどを比較的多く観ているので、無意識に伏線を探す悪癖を持っているせいでしょうか。話の斬新さは特になく、え?これだけ?みたいな気分でした。すみません。
CMや宣伝などで予想していた内容とは違いましたが、監督作品では"ほしのこえ"が一番好きなこともあり、伏線回収なんかの面白さよりも切なさをこの作品にも求めすぎたのかもしれません。
ですが、使い古されたといっても過言ではない"タイムトラベル"、"入れ替わりもの"としては良くできていますし、伏線慣れしていない人には面白いのかもしれません。
二重の言葉遊びや、細かい部分の台詞回しなんかは新海監督らしく良いです。
ただ世界観の細かな設定好き・心理描写好き・伏線好きからするととても物足りないかなと。ご都合主義というのは大事ですが、辻褄が合わない部分も多い印象です。
映像は安藤さんはじめ元ジブリスタッフが多くいたこともあり、動画・美術共にとてもとても美しかったです。今までも壮麗でしたが、輪をかけて綺麗だったという感じ。映画での魅せ方をわかってるスタッフが多かったせいか、今までよりも大衆向けの雰囲気でした。
帰ってきてから監督のインタビューをいくつか読みましたが、ハッピーエンドを作りたかったという意図としてはとても成功していると思います。
「ここで終わり!?このあとどうなっちゃうの!?」みたいな終わらせ方も好きです。
また、音楽についてはRADが好きな方なら最高なのではないでしょうか。私は元々興味もなく好きでも嫌いでもなかったのですが、前前前世のシーン以外はちょっと邪魔に感じました。
集中を削ぐというか…声が好みじゃないのかもしれません。なので効果的だったかと言えば個人的にはNOです。
ということで、私にとっては物足りなかったですが、総合的にはクオリティの高い良い作品だったと思います。
あくまで個人の感想ですので、自分が面白いと思えば面白いでいいと思います。人の気持ちはその人だけのものです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
面白い
これほどブームになるくらい傑作か?と言われれば確実にNOと答えますが
では、駄作か?と言われれば、こちらもNOと答えます
普通に面白いし、見て損はない作品
男女入れ替わりに時空間のズレという1つのアクセントを加えることで、予告とは別の映画に変貌しており
そこが意外性があってとても楽しめました
ただ、どちらも使い古されたネタなので、目新しさは無いのですが
その中でも演出などが現代にマッチしており、
分かりやすい構成が
分かりやすいストーリーとマッチして
分かりやすい作品になっているのが
大衆性が高くて良いのかなと思います
恋愛に至るまでの過程が結構カットされているので、
脳内で補完する楽しみもあります
前作を見て気になって見ました。
同じ作者さんの言の葉の庭を元々見ていたのもあり、話題作とのこともあったので見ました。
期待をして見に行きましたが、期待した上でも面白かったです。
2回見るとより面白く、違う視点からも見れて楽しめる作品だと思いました。
口噛み酒が受け付け難かったですが、見入る作品でした。
でもここまで大ヒットする?ってくらいです。
2回観ました
1回目観て感動しボロ泣き。
でも終わり方が結局あのふたりはどうなるんだろうってかんじでちょっと物足りなさを感じてました。
それから1ヶ月後あの映像美と感動をもう一度味わいたいと思い、2回目を観に行きました。
2回目なのにオープニングから鳥肌が立って、次のシーンもわかっているのになぜか1回目よりも泣けました。ストーリーがわかるからこそあの場面はこういうことだったんだと話をより理解できたからかな?
そして終わり方はあれがよかったと。全く物足りなさを感じずむしろ満足した気持ちで観終えました。
私的にはみつはが滝くんに会いに東京まで行っている場面がとても可愛らしくて好きです。
久々に何度も観たい映画に出会えました。
鑑賞後イライラ
映画館鑑賞中は、暗闇のマジックとか
映画館で映画を観るというモノがもつ
マジックに翻弄され涙を流したりしましたが
明らかにリアリティのないSF映画設定は
納得いかないものとして、鑑賞後にイライラしてきます。
なぜカレンダーみないとか、テレビニュースで気づくだろとかは、まぁそうなんですけど
思春期男子と思春期女子ですよね?
入れ替わるなら性的実験は、必ず行うでしょ。
胸触って「えっ?」ってだけで済みますか?
済みません。普通ならちょっと学校サボって
こんな機会一度きりしかないかも知れないから
全てを実験的に試してみるのが、好奇心です。
エロ目的ですらなく、人間には好奇心があるものだから普通です。
すんなり受け入れて学校行ってんじゃねーよ!
行ったとしても1時間目には間に合わないでしょう。
新海誠の作品には男子特有のエレクトロが欠落している作品ばかりで、登場人物がみんなインポなんだな
って、思う事多々あり。
バカげた草食系男子の羅列ですよ。
フザケンナって感じです。
それと、あの重要なシーン
カタカナでスキダ?って書かれてたら
僕なら数奇田さんなんだなーって思うけどな
カッコつけず「好きだ」って書いた方がいいと思います。
全454件中、201~220件目を表示