「「いい映画」と「売れる映画」」君の名は。 くまちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
「いい映画」と「売れる映画」
「いい映画」なのに人気がない映画、「売れる映画」だが内容はゴミのような映画、というものがあります。最近に限った話ではありません。新海誠の才能は認めますが、マーケティングにのせられる人が余りにも多くてほとんど恐怖を感じます。映画には芸術としての側面の一方でビジネスの側面もあるので、儲かるための映画つくりを必ずしも否定するわけではありませんが、タイトルに書いた通り「いい映画」と「売れる映画」は必ずしも一致することがないことを改めて皆さんに理解してもらいたいと思います。
大人数の人が映画館に見に行き、少なくない数の人がリピートをしている時点で「愛されている映画」ではあると思います。
そして私たちはどんなに不出来であろうと「愛する映画」のことを「いい映画」と呼ぶのでは無いですか?
あなたが言う「いい映画」とは「出来のいい映画」のことでしょう。
正直この映画は売り出し方が異常でマスコミの執着の仕方も半端なかったから全くの同感です。アイドル入れときゃ売れる理論の日本で駄作が多いのは本当にこういうことだなって思いました。
私の定義では「いい映画」というのは、ある程度の時間を経てなおかつ一定の評価を得ている作品のことです。そしてそれとは別に全く評価されていなくとも「大好きな映画」というものもあります。
「いい映画」という言葉に違和感を覚えたのでやり取り拝見しました。
どうやら「いい映画」=「私の好きな映画」ということのようですね。
それならば納得です。
今更ではありますがいい作品っていうどんな作品というならば結局教養が深まる作品だと私は考えます。哲学とか社会問題などを取り扱っているなど。君の名ははそういった要素が無いというところでしょうね。だから小学生くらいの子どもが観る為の作品と言えますね。
てぃおさんへ
映画に限らず作品評価は下記の四つに分類できます。
①優れた作品であり、それ故に売れた。
②優れた作品でありながら、それが理解されず売れなかった。
③ゴミのような作品であるが、作品の内容以外の要素で売れた。
④ゴミのような作品であり、それ故売れなかった。
実際には中間的なものや複合的なものもあり、単純に四つに分類できるわけではありませんが、これを見れば「売れた作品=優れた作品」でないことは容易に理解できると思います。これは個人的な見解ではなくただの事実です。
ゴッホが生前にはほとんど評価されなかったのを知っていますか?
ベートーベンも世界的に評価されるようになったのは没後ですね。
ここまで丁寧に書けば理解できるでしょうか?
てぃおさんにも理解できるようにさらに付け加えると、「売れた作品=ビジネス的に成功した作品」を否定するものではなく、「ビジネス的に成功する作品」を作るのが容易だとは誰も言っていませんよ。
あと、どうでもよいことですが、私は今年54歳で小さいながらも一軒家を購入し、ちゃんと家族を養っております。
私の人生について心配していただく必要はないかと思います。
いやいや、売れる映画=いい映画じゃないってそれは無理な物言いです。
あなたが認めさせたいだけでしょう?あくまで一個人の意見であってそれを他人に共有させようとするのはどうかと思いますよ?
いい映画じゃないのに興行収入が歴代トップ3には入れちゃうような甘ちゃんな世界なのですか映画業界というのは?違いますよね?
そんなんだったらみんながみんな映画作ってますよ仕事なんかそっちのけにして
これ以上語ってもあなたにはあなたの信念がるでしょうし無駄だと思うのでここら辺で終わりにしますが、言いたいことは「自分の考えを他人に無理に押し付けるな」ということです。もう少し大人になられた方がよろしいかと
社会に出るにあたってそのような自己中心的考え方では厳しいですよ