「祈り」君の名は。 nobさんの映画レビュー(感想・評価)
祈り
映画館を出て、夜の駅に立つ。細胞のひとつひとつが声なく叫んでいる。ここにいるのに、ここにはいない。
この国は太古より災害と共に生きてきた。国とは、国家などという矮小なものではなく、大切な人に、そこにいてほしいと願う、輪郭はつかめないけれど強いエネルギー体なのだと、繰り返し確認してきた。それを祈りというなら、この映画にはそれがある。
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映画館を出て、夜の駅に立つ。細胞のひとつひとつが声なく叫んでいる。ここにいるのに、ここにはいない。
この国は太古より災害と共に生きてきた。国とは、国家などという矮小なものではなく、大切な人に、そこにいてほしいと願う、輪郭はつかめないけれど強いエネルギー体なのだと、繰り返し確認してきた。それを祈りというなら、この映画にはそれがある。