「あかんかった」君の名は。 熊親父さんの映画レビュー(感想・評価)
ここのーさんのコメント
2016年9月11日
若者と感性が合わないというより、ただ好みでなかったのでは?
まずこの映画は「メッセージ性」が物語の軸になるよう、「三人称」の俯瞰するような視点で作られたものではないと感じました。
物語読むように感じさせながら見せて、メッセージに気づかせるような映画ではない。
「登場人物」になっているかのような「一人称」の視点が強烈だと感じます。
物語を読む、ではなく「自分が映ってるテレビの生中継を見ている」感じ。
うーん、表現が難しい。
監督は「エンターテインメントど真ん中を目指して作った」とどこかの記事で見ました。
震災についてのメッセージ性もあるらしいですが「どう面白くするか」を第一にされている。
なので「メッセージ性」や「俯瞰視点による物語性」、「理解しやすさ」を重要視する場合だと合わない。
あと歌も個人で好悪があるので、全部の要素が好みじゃなかったら、まあ☆1かな。