劇場公開日 2016年8月26日

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「良い意味期待外れ」君の名は。 まどりでぃすたさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0良い意味期待外れ

2016年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

楽しい

興奮

新海誠監督の作品は「言の葉の庭」をたまたま映画館で見て「実写を超える映像美」「登場人物の距離の描き方」に感動した事でした。(当時は売店でBlu-rayが売っていたので何度も観れたのに映画館に足を運んでました)、「君の名は」もその流れで期待して観に行くと期待外れです、映像美は素晴らしいものの「言の葉」のように究極な描きこみではないし、キャラクターデザインやオープニングが深夜アニメのようで子供っぽさで始まり「本当に新海作品か?」と不安になりました。が!映像美はマイルドになってますが「繊細さを残して美麗」「キャラもストーリーが進むと違和感がなくなり」「非常にマッチした音楽(RADWIMPSにすべて託した)」話に引き込まれて、最後は何とも言えない感激が残りました。舞台挨拶で市原さんが「広島の事も福島の悲劇も監督は考えている」ような事を言ってましたが、誰にでも実際に起こり得る悲しみと「結び」という非現実的な出会いのストーリーをうまく表現できてますね。1度観て2度目を観ると最初のシーンなどまた違う視点で感動できました、余りしないのですが3度目を観てこようかと考えてます。

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まどりでぃすた