劇場公開日 2016年8月26日

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「映画好きの僕の歴代一位になった作品」君の名は。 Novさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0映画好きの僕の歴代一位になった作品

2016年8月28日
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新海監督の作品は初でしたので、話題になっていた美しい背景への興味だけで、何となく妻と見に行きました。

肩の力を抜いて見ていた僕でしたが、上映開始わずか5分ほどで、新海ワールドにどっぷりとのめり込んでいる自分がいました。

名作映画の独特のあの予感…。

とはいえ、途中までは、普通に楽しめる、ちょっとオシャレな映画という感じでした。

で、ある部分から衝撃の急展開。

と同時に何度となく、怒涛のごとく押し寄せる涙。

男が泣くことへの抵抗と周りにたくさんのお客さんがいたことで、必死に泣くことを我慢しましたが、ふと周りを見渡すと、泣いてる男性もたくさんいました。

この映画は、背景の美しさばかりが表に出ていますが、実はストーリーがとんでもないです。

よくここまで煮詰めてくれたな、と。

そしてもう一つ、この映画が他の映画と一線を画すのは、映画を見終わったあとの人生に、きっと少なからず影響を与えてくれることだと思います。

大切な人と一緒に生きていけることがいかに素晴らしいことか。

人生の視点が変わるので、色んなことに感謝できるようになります。

色んなことに感謝できるようになるので、幸福感が増えます。

きっと今後もまた何度となく見て行く映画だと思います。

こんな気持ちにさせてくれる映画は、一生に何度あるだろう。

DVDはもちろん買うつもりですが、映画館で見れる今のうちに、もう一度、妻と見に行こうと思います。

背景も声優も、そしてストーリーも非の打ち所のない、自分の中で歴代一位の作品となりました。

新海監督、本当にありがとう!

Nov
Novさんのコメント
2016年8月28日

ちもさん、コメントくださり、ありがとうございます。

本当に素敵な映画でしたよね。

1日たった今でも、余韻が終わりません。

新海監督の過去の作品を見ようかなと思ってます。

Nov
ちもさんさんのコメント
2016年8月28日

まったく同感です。

自分の感じたこと、そのまま言ってくださった感じで思わずコメント。

隣にいる大切な人がよりいとおしくなりました。

こういう作品に出会えたことも幸せですよね。

あと何本出会えるでしょうか。

ちもさん