「フレディvsジェイソン」貞子vs伽椰子 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
フレディvsジェイソン
都市伝説や「貞子」について大学で講義する森繁新一(甲本雅裕)。上野夏美(佐津川)は両親の結婚式が映ったビデオテープをDVDにコピーしてほしいと倉橋有里(山本)に頼む。さっそく、中古屋で600円のビデオデッキを購入したのだが、そのデッキの中に古めかしいテープが入っていた。夏美はその映像を真剣に見てしまったのだ。その頃、ショップ店員が死んだ。すぐに森繁に相談する2人。森繁は舞い上がるほど喜んで、「本物だとしたら2日後に死んでもいい」とまで言う。まずはすぐに診てもらえる霊能者・法柳(堂免一るこ)のもとへ・・・しかし、失敗。法柳と森繁は死んでしまう。人に渡せば呪いが解けると信じて、有里は夏美から直接ビデオテープを渡してもらうという作戦に出た。電話がかかってきた瞬間、ちゃらい常盤経蔵(安藤政信)が登場する。
女子高生・高木鈴花(玉城)は父親の都合で呪いの家の向かいに引っ越してきた。クラスメートから、向かいの家が幽霊屋敷だと聞いた鈴花。小学生4人がその屋敷に入ってしまう。そして行方不明。鈴花は小学生たちが気になり、夜中なのについ屋敷に忍び込み、悲鳴を聞いて両親も屋敷に入るが、両親はトシオと伽椰子によって呪い殺されてしまう。
化け物には化け物をぶつけろ!てな感じで、経蔵と珠緒は幽霊屋敷に向かう。
もう死亡時刻が迫ってくる中、夏美は森繁がDVDにダビングしたビデオをネットにアップロードして、「みんな死ねばいいのに」と厭世的、自暴自棄となる。そして自殺・・・
経蔵に教えられた通り、有里と鈴花が屋敷に入り、そこで鈴花は呪いのビデオを見る。相反する二つの呪いをぶつけてしまうのだ(笑)。
前半は真面目に作ってあるので、それなりに恐怖感を煽ってくるのだが、安藤政信が登場してからは、ちょっとギャグ要素が強くなる。まぁ、怖がらせるというより、お祭りなんだからしょうがないけど・・・