「まあまあだった」ヘイトフル・エイト 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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カート・ラッセルを狙っているというのだが、いくらでも殺すチャンスがあったと思うし、衣料品店の人を皆殺しにする必要があったのだろうかとか、いろいろ腑に落ちない。ドラマの無理な展開に登場人物をはめ込んでいるせいで、人間性が犠牲になってしまっていた。魅力的なキャラクターがいなかった。特に前から感じているのだが、女性の表現が気持ち悪い。
ほぼ会話劇で、映像的に退屈なところがあった。
密室劇と言う割にあまり閉塞感がなかったのはよかった。
100分くらいでよかったのではないだろうか。長いのを覚悟していたせいかそれほど長さが苦痛ではなかったのだが、やっぱり短い方が面白いと思う。タランティーノ監督作品は全部見ているけど一番つまらなかった。そうは言っても楽しみにしていたので見れて良かった。
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