スノーホワイト 氷の王国のレビュー・感想・評価
全83件中、21~40件目を表示
「愛は強い!」って言いたいのはわかったけど…
映画館で見たかったのですが、予定が合わず、今頃になってAmazonプライムビデオで視聴しました。結果、それで十分でした。
スノーホワイトというタイトルから、白雪姫を連想していましたが、最後まで全く登場しません。そもそも白雪姫の話との関連は、魔法の鏡ぐらいしかなく、なぜこの作品に「スノーホワイト」とついているのか不思議なほどです。
ストーリーは、わかると言えばわかるのですが、エリックとサラが戦った7年後に魔法の鏡を求めるあたりが、よくわかりませんでした。エリックどうやって助かった? 7年も何してた? 依頼してるの誰? いきなり魔法の鏡? なにこのドワーフ?って感じで、一気に置いていかれました。まあ、そこさえスルーすればあとは勢いで見ていけます。見終わってから知ったのですが、本作は続編なんですね。前作を見ておけば、こんな疑問も生まれず、もっと楽しめたと思います。
それにしても、「愛は勝つ」「愛は強い」がくどすぎて、ちょっと引いてしまい、登場人物の誰にもなかなか感情移入できませんでした。おかげで、豪華キャストと美しい映像が、いささかもったいなく感じてしまいました。
鑑賞記録 10
美術とアクションは良い
昔々、愛は勝ちましたとさ
「白雪姫」を大胆アレンジした「スノーホワイト」の続編。
今回はスノーホワイトと共に邪悪なラヴェンナ女王と戦った狩人(ハンツマン)エリックが主人公。
また、ラヴェンナ女王の妹で悲しい愛の裏切りで“氷の女王”と化したエルサ…いやいや、フレイヤが新たに登場。
彼女と復活したラヴェンナ女王の過去。
恐ろしい女王姉妹と戦う。
きっと作り手側は巧い事話を展開させたと思っているんだろうけど、待て待て待て!
つまりは白雪姫の居ない白雪姫の話を無理矢理作っただけの、作る必要の無い続編。
話に面白味は無く、一応前作はVFXや衣装やアクションなどビジュアル面では見せられるものあったものの、今回は新鮮味もナシ。
やたらと愛推しで安っぽい。
唯一前作より勝ってるのは、キャスト。
前作からのシャーリズ・セロン、クリス・ヘムズワースに加え、新たにエミリー・ブラント、ジェシカ・チャスティン。
こんなB級に(失礼!)、何と贅沢!
白雪姫不在の時点で微妙な作品になるのは誰もが分かってた筈。
「STOP!」と言ってくれる人、居なかったのかな…?
ハリウッドさん、ヒット作に便乗した安易な続編企画はもう辞めましょう…(^^;
そうそう、今回前作の主演クリステン・スチュワートは謎の降板。
クリステンさん、何かあったんスか!?
ラヴェンナ物語。
なぜヒロインが登場しないのと思ったら、そうか降板したんだ、
と主人公がハンツマンになっていることで気付く作品なのだが
一応スノーホワイトってタイトルだから知らない人はアレ?と
思うところを補うべく、アナ雪そっくりな設定にしているのが
ある意味あざとい作品。足りない部分は俳優陣で!というのが
分かるラヴェンナのセロンを筆頭に演技派美人女優を取り揃え。
ただエミリーが演じたフレイヤの描き込みが今一歩で目立たず、
ジェシカ演じるサラの方が目立つ目立つ!結局ラヴェンナの顔
といい邪悪ぶりといい、セロンに勝てる姐さんはいないのだな。
美人ぶりもゴージャスなのに衣装までゴールド。こうなったら
ずっとラヴェンナ物語でいいじゃないか!と思ってしまうほど
観応えは十分なんだけど、その分スノーホワイト感はもうない。
ハンツマンエリックがかなり愉快なキャラを形成しているので
足りない所はそれなりに楽しめる作品だが、既視感は甚だしい。
(前作当時もう一本白雪姫があったんだよな。記憶が混ざる^^;)
色々あるけれども正直
全83件中、21~40件目を表示