ヘイル、シーザー!のレビュー・感想・評価
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アメリカ人なら爆笑だろう
63本目。
夜勤残業明け。
眠い。
けど、どうしても観たいから睡魔とた戦いながら観賞。
面白い。
見所がたくさんあるし、特にタップの所はマジックマイクかっ!
ただ残念なのは自分が日本人だと言うこと。
アメリカ人なら、スッゴいツボ何だろうなと思う。
コーエン、らしいとは思うけど…。
なんかよくわからなかった…。
共産主義、資本主義、が絡んだコメディなんだと思うけど豪華なミュージカルシーンやなまりのきつい売れっ子スターやら、なんかいろいろ出てきてどれが主軸なんだかよくわからなかった。
無駄に豪華スターが勢ぞろいしちゃったかなー、という感じでした。
信仰と映画
題名はヘイル、シーザー!だけど、ヘイル(万歳)映画の神様!みたいな感じかな (全体的には…)
ただ、ダサさとスタイリッシュさが紙一重という言葉がよぎってしまい、私はダサさを方が勝ってしまった。
私にはこの映画を面白いと思うスペックを持ち合わせていない…というより、まだまだ足りないんだろうな(自分に残念)
だけど、オールデン・エアエンライクとレイフ・ファインズのやりとりには笑えたし、作品とは別に今後のオールデン・エアエンライクは期待!
そして、チャニング・テイタムおいしいとこ持ってたな~
映画愛
コーエン兄弟の映画を愛する心が、画面のいたるところから伝わってきます。50年代のミュージカルをあそこまで再現するだけでも力技なのに、バックステージに場面転換した瞬間、ユーモアの衣にくるまれた夢に情熱を傾ける人間ドラマが展開される、その加減が絶妙。潜水艦へのジャンプ、編集室のスカーフ。端々に、センスと熱い思いと映画の記憶がほとばしって豊かな気分になれました。
咀嚼しきれず…
なんとなく愉しくは感じられたが、物語のすべてを咀嚼しきれず、ノリきれなかった…
ハリウッドのアカ狩りの歴史や当時の作品・スターのことをもっと知っていたらより楽しめたと思うのだけど。
しかし、チャニング・テイタムは乗りに乗ってますなぁ。本作でもセーラー服でのダンスで持っていき、最終的にめちゃおいしい役だった。
あと、カウボーイ役者の人は良いね。デイン・デハーン的な影があって、芸達者で。
みんな役者やねえ〜〜(笑)
時代背景になってるハリウッドの赤狩りの史実を知らないと
ちょっとポカンとなってしまうかも知れないけど
そこを差し引いても、
ジョージ・クルーニーの情けない親父っぷりをはじめ
チャニング・テイタムやスカーレット・ヨハンソンの映画シーン
「踊る紐育」や「水着の女王」なんかを
観た事ある人にはホントに楽しい楽しい〜〜。
オールデン・エアエンライクのアクションに至っては
今時それ出来るんだ!と、日本映画における
チャンバラの殺陣に感心する様な気分で楽しかった!
(吹き替えかもしれないけど〜そこは定かでないです)
会話の毒の部分も適度に効いてて流石だな〜〜と思いました。
映画愛に溢れてます。
ハリウッド全盛期の50年代を描いた
映画愛満載の極上のコメディー!!
何でこんなに評価が低いのか不思議です。映画館でゲラゲラ大笑いしてしまいました。
コーエン兄弟の独特のユーモアセンスが合わない人はキツイかもしれませんが、僕は大好きな作品です。
ローマへ!
おなかを空かせた子どもにパンを与えるはずの共産主義のソ連が、独裁者スターリンを生み、自由の国のはずのアメリカが、権力による思想の弾圧(赤狩り)を生む。
西洋文明は、結局のところ一神教のキリスト教と多神教のギリシャ文明の混合体。
そんな矛盾を、面白おかしく、子どもっぽく表現したコーエン監督のおふざけ系。
ロマンティックの語源は「ローマのように」。ギリシャ統制の厳しい中、人々は自由を求めてローマへ向かった。だからロマンとは「型破りな夢」だ。
ジョージクルーニーが、「ローマへ!」って叫んでた。
主人公も現場のスタッフたちも、腹の底から仕事をしている。純粋な情熱だ。
スタイル重視のハリウッドで、何かを伝達する人間には、情熱とロマンが不可欠なのだろう。
予想と違って期待はずれ
世界的大スターが、映画撮影中に誘拐される・・・。
ちょっと、期待していた内容と違ったな。キャッチコピーとか、パンフレット等を見ると、誘拐されたスターの捜索に、何でも屋のエディが残されたヘボな(失礼!)俳優たちを使っていく話かと思ったら、全然違いますねぇ。いやぁ、そうなの?
時代的には、1950~60年代あたりのハリウッドを模しているので、その当時のハリウッド映画のようにナレーションが入って、舞台回し的な役割をしているんですが、ちょっと良くわかりません。
って言うか、エディ誘拐犯が判った辺りで、「あ、まぁ、当時のハリウッドは、そう言う人達の巣窟と言われたよね」とは思いましたが、何だかこじつけだなぁ。
なんか、「昔はよかったなぁ」と言う郷愁の作品とまでは言いませんが、コーエン兄弟の作品ということで、期待値が上がっていただけに残念な気持ちになりました。
ただ、時代を再現するため、その当時の車を集めたのは凄いとは思います。
劇場内大爆笑!?
前作から打って変わってコーエン兄弟が豪華キャストを従えて派手に帰って来た。
主役と思っていたG・クルーニーは間抜けなおバカさんなキャラでJ・ブローリンが主人公なのは地味さを感じるが周りの役者陣が豪華で補っている。
訛りのカウボーイと監督の長くしつこい遣り取りに満員の劇場が大爆笑でカウボーイの惚けたキャラには癒された。
スタジオシステムの搾り取る体制の皮肉なのか共産主義、赤狩りをテーマにした物語なのか周りに翻弄されるプロデューサー的なドタバタ、コメディとして楽しむのか?
コーエン兄弟には期待してしまうので本作にはチョット戸惑いながらの鑑賞!?
映画
何となくトラブルインハリウッドを思い出しました。
こっちの方が好きだけどw
もう少しコメディしてるかなーとか思ったけどそんなことはなく。
真面目、というほどではないけど。
ちょっと背景がつかみづらいところはありましたが、まぁ悪くは無かったかな。
映画大好き!
この監督の映画は絶対観る、という監督が何人かいる。
コーエン兄弟はそんな監督のひとり(ひと組)である。
1950年代のハリウッド。メジャースタジオの問題解決屋エディ・マニックス(ジョシュ・ブローリン)の仕事ぶりを活写する。
キリストをモチーフにした大作「ヘイル、シーザー!」を撮影している最中、主演の大スター(ジョージ・クルーニー)が何者かに誘拐される。
というのは、プロットのほんの一部で、スタジオで働く人々の悲喜こもごもが、ユーモアたっぷりに描かれる。
コーエン兄弟はスタイリッシュを旨にしていると思うが、今回は、自身の映画愛を見せつける作品になっている。
劇中映画で様々なジャンルの映画を見せ、ボーイング社にヘッドハンティングされるマニックスが、自分がいかに映画が好きかと気づいていく過程は、我ら映画好きには涙なしには見られない。
シンクロナイズドスイミングをモチーフにした水中ダンス、チャニング・テイタムを中心にしたタップダンスと、コーエン兄弟のこれからの可能性も示唆する映像も見逃せない。
映画の楽しさを教えてくれる、思い出させてくれる一本である。
作品に酔う、とは当にこのこと。
コーエン兄弟らしい、「オトナの楽しみ」の一本。
映画の黄金時代の末期の、「縁の下の力持ちはつらいよ」。
脚本も演出も、そして豪華というより豪華すぎる出演陣も、すべてが肩の力の抜けた、「映画愛」が滴り落ちる大人のファンタジー。
「分からないから低評価」が当然のように蔓延る今の時代に、もう一度「映画を観る」という姿勢を問われたような気がする作品。
クルーニーが…
日本人にはなじみが薄い宗教観ギャップと赤狩りが裏テーマにあるが、根本はなんだかんだで映画製作に情熱を注ぐ者のお話。
『ER』の医者役で世界的にシーザーカットを流行らせたジョージ・クルーニーが、シーザーを演じる威厳がまるでないスター役というのが可笑しい。
クセのあるコーエン兄弟作品の中でも、比較的観やすい方じゃないかな。
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