「平成版寅さん の印象です」ぼくのおじさん ひで3さんの映画レビュー(感想・評価)
平成版寅さん の印象です
映画が始まり、「ぼく」の家に居候をしている「おじさん」が「哲学者」だと何度も名乗るので、てっきり「プー太郎か?」と思ってしまいました。それと同時に「寅さん」の匂いがしてきました。
期待を裏切り(?)哲学者おじさんは寅さんとは違ってインテリゲンチアです。
カントの言葉を引用したりするのですが、でもそういうところがとても胡散臭いのです(笑)。
「寅さんは相手のための嘘はついたけれど、おじさんは自分のための嘘だなあ!でも人情味のあるところもあるなあ」など、時折寅さんと比較してしまいました。
「ぼく」が好演でした。
ぼくの家族、もっと登場して欲しかったです。
今後シリーズ化されることを期待しています。
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