劇場公開日 2016年11月3日

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ぼくのおじさんのレビュー・感想・評価

全64件中、1~20件目を表示

3.5松田龍平だから醸し出すことが出来た絶妙な「おじさん」

2021年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

山下敦弘のメガホン、松田龍平主演作。北杜夫が自身をモデルに書いたロングセラー小説が原作。
小学生のぼく=春山雪男と、大学で臨時講師として哲学を教えている居候の「おじさん」のコントラストは特別珍しいものではないのだが、これを松田が演じると全く異次元の魅力を放つから不思議だ。
真木よう子扮するエリーに一目ぼれし、会いたい一心でハワイにまで行くわけだが、おじさんのポンコツ具合に失笑を禁じ得ない。松田は演じること以外、特に欲がないようなパブリックイメージが定着しているが、今作の不器用なおじさん役は、まさに適役といえるのではないだろうか。

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大塚史貴

3.0淡々と

2024年1月1日
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プライア

4.0ぼくの相棒、ダメおじさんはつらいよ

2023年5月31日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

父、母、長男、長女の4人家族宅に居候している風変りな父の弟(松田龍平)が主人公。哲学者であり、大学の非常勤講師をしている彼の不可思議な日常が、甥である長男・雪男(大西利空)の視点で、雪男のナレーションで、面白可笑しく綴られていく。

雪男と叔父の関係が面白い。ダメ男である叔父を軽蔑しているように見える雪男だが、叔父の事を作文に書いたりして叔父への愛も感じられる。二人の会話にも友人同士のような親近感がある。歳は離れているが相棒みたいな関係が垣間見える。

さらに、本作は、設定、ストーリー展開が私の大好きな喜劇映画“男はつらいよ”を彷彿させるものがある。“おじさんはつらいよ”と名付けたいような趣がある。特に、“男はつらいよ”と同様に、決して笑いを無理強いすることはせず、主人公の真剣さ、真面目さで笑いを取るのは日本喜劇映画の王道であり、真骨頂である。

両作に違いがあるのは、主人公のキャラである。“男はつらいよ”が元気な日本を背景にした多弁でパワフルな主人公だったのに対して、本作は、バブル崩壊、リーマンショック後の成熟した日本を背景にした無口でマイペースな主人公である。まさしく、映画は時代を映す鏡である。

本作の前半では、大事件は起きず、漫画、お土産、散歩、などの日常的出来事が、丁寧に描かれている。何事にも哲学を持ち出す主人公の風変わりな真剣さ真面目さが、抱腹絶倒ではないが、素直に可笑しい。松田龍平が、浮世離れして、フワフワとして掴まえ所のないダメ男である主人公を巧みに演じている。

そんな主人公も、気乗りのしなかった見合いで、見合い相手であるエリー(真木よう子)に一目惚れしてしまう。そして、甥のナイスアシストでエリーが住むハワイ行くことになる。ハワイで起きる珍騒動の数々、エリーの為に一生懸命に尽くす姿、恋敵とのやり取り等でも、主人公は至って真面目であり、その姿に自然に笑える。マドンナ役の真木よう子は、美しさばかりではなく、従来にないフレンドリーな感じで、主人公が一目惚れするのも納得の女性を好演。

失恋で終わるラストは予想通りだったが、後味の良い笑いに包まれた作品だった。何やら、本作で終わりそうもないエンドロールだったので、続編に期待したい。

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みかずき

2.0前半は”ぼくのおじさん”、後半の主役はエリー

2022年8月14日
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鑑賞方法:VOD
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カメレオン

4.0松田龍平👍👍

2022年7月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

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楽しい

幸せ

おじさんの少し不器用なところが愛されポイントですね。
クスッと笑えて、和やかな気持ちになります!

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ヨル

5.0ほのぼのコメディーの傑作

2022年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

初鑑賞

2016年の作品

原作未読
原作はどくとるマンボウの北杜夫
原作は1972年発表の作品でおじさんのモデルは北杜夫自身
北が大学で無給助手をしていた頃が元になっている
この映画はそれを現代風にアレンジしている

監督は『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』『マイ・バック・ページ』『苦役列車』『もらとりあむタマ子』『味園ユニバース』『ハード・コア』の山下敦弘
脚本は『探偵はBARにいる』の須藤泰司

松田龍平の当たり役
松田龍平の代表作

タイトルのぼくのおじさんといえば寅さんシリーズを思い出すが直接の関係は多分ない
でもなんかそれを彷彿させなくもない

おじさんは大学の先生らしいが本編を観ると最初のうちは無職にしか見えない
先生と言っても臨時のためか仕事がない
普段は暇なので家でゴロゴロしている
それでも収入はあるはずだがケチなのか読みたい漫画雑誌を買うお金も甥とワリカン(しかも三分の一)
休日に甥と外出する際は義理の姉にお小遣いをもらう
一応インテリの端くれのためか見栄っ張りで屁理屈ばかり捏ねているダメダメなおじさんだが雪男にはわりと慕われているようだ

前半日本
後半はハワイ

春山雪男は人選を迷った挙句おじさんのことを作文に書くわけだがその形で話が進む
春山家では猫(ニャム)を飼っているが語り部は猫でなく甥の雪男
その作文が高く評価されハワイ旅行が当たる

作文の副賞で雪男は保護者のおじさんと一緒に渡米し帰国した稲葉エリーのハワイの自宅にお世話になる

恋敵の春山もエリーを追いかけハワイにやって来た
おじさんの恋の行方は

雪男の妹も利発だ
そういう系統なんだろう
動物園のナマケモノの喩えは秀逸

和菓子店の行列の最後尾にいたおじさんだけが試食のお菓子を食べられないくだりは好き

舞台がハワイになるとまあ当然だが字幕スーパーばかりになる
おじさんは文系のインテリだが英語は少ししか喋られない

こういうエンディングテーマ好き
エンドロールのあとおまけあり
続編まだ?もう無理か

定男の弟で居候している哲学者(大学の臨時講師)のおじさんに松田龍平
小学校四年生のぼく(春山雪男)に大西利空
雪男の妹・春山恵子に小菅汐梨
雪男の母・春山節子に寺島しのぶ
雪男の父・春山定男に宮藤官九郎
雪男のクラスの担任を務めるみのり先生に戸田恵梨香
雪男の母の姉で画廊を経営しているお節介焼きで口うるさい智子おばさんにキムラ緑子
皇室御用達・老舗の和菓子店社長でエリーの元フィアンセ青木伸介に戸次重幸
キャシーの娘で写真家の稲葉エリーに真木よう子
実家がハワイのコーヒー農園を営む日系アメリカ人の稲葉キャシーに銀粉蝶

身内を作文に書くとたとえ真実でもヘタなことは書けない
あさりちゃんの作文もコンクールで入選したがネタにされた母と姉は激怒し主人公が追いかけ回される定番のオチになっている
映画comの気に食わないレビューなら削除すれば済むことだが公開された作文はそうはいかない
若気の至りで出演したAVみたいなもので無かったことにするのは困難だ
絶妙なイジリはユーモアに繋がるが誹謗中傷という点では際どいので兎角人の世は住みにくい

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野川新栄

2.0つまらない

2021年2月11日
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山下敦弘はオフビートの笑いから不意に顔を出すシビアでシニカルな凄みが魅力だと知らぬ製作者が、松田龍平 のタイプキャストそのままに撮らせた両名最下位作。
藤子不二雄的居候に正しく絡む妹の居る家から魅力微妙なヒロインのハワイに転調する愚。

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きねまっきい

3.0ホントに困った人だけど、みんな、ぼくのおじさんが大好きです。

2020年5月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年5月31日

映画 #ぼくのおじさん (2016年)鑑賞

原作は1962年頃に書かれた作品を映画化してあるんだけど、設定を現代にきちんと変えているので違和感はなかったな
コロナ時代にはいい感じ
モデルは作者の #北杜夫 らしい
脇が、#寺島しのぶ、#宮藤官九郎、#キムラ緑子、#戸田恵梨香 と意外と豪華

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とし

3.0ゆるゆる

2019年3月22日
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鑑賞方法:VOD

笑える

幸せ

今のギスギスした日本に絶対必要なおじさん!だってコスパや損得や勝ちとか負けとか、イケてるとかイケてないとかそんな事ばかり考えているから、ちょっとした事で落ち込んだり他人を攻撃したりするんじゃないかな?しかも哲学者なんて非生産的で資本主義に逆行してるみたいでいいじゃないですか。だらしない大人だから、子供達もしっかりするし、ちょっとした事でも「おじさんがいるから」と凹まなくなる。ゆるゆるおじさんは、社会の緩衝材になってるのです。

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ミカ

3.0ハワイに行きたくなる

2018年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 どうしてもハワイに行きたくなったおじさん(松田)は、ハワイ旅行が当たる清涼飲料水の応募券を懸命に集めたが、結局ははずれ。しかし、雪男が書いた作文が全国大会で入選してハワイ旅行を当ててしまったのだ。雪男とおじさんはハワイ旅行に行き、エリーと再会するが、契約がとれず農園経営がピンチになったことを知る。そして、偶然出会った老舗和菓子店の社長と出会い・・・

 万年床と積み上げた本。ろくに働きもしないが、週一度非常勤講師として大学で哲学を教えている。金もないのでケチくさい。運動もダメ。哲学っぽい屁理屈ばかりこねている男。エリーにキスされて倒れてしまうし、コーヒー農園の体験労働でも倒れてしまう体力のなさ。それが松田龍平にぴったりの役。

 続編があれば、小学校の先生(戸田恵梨香)と進展があるかもしれないw

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kossy

3.5ポスターのヴィジュアル通りの一作。

2018年5月11日
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なんとも、ゆるい。ありそうで、ありそうで、ありえない浮遊感。

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yuki

3.0とらさんみたい

2018年1月17日
PCから投稿

寅さんとミツオのような。
嫌いじゃない。

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だいず人

3.0怠け者のお人好し

2018年1月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いつも靴下に穴があいている、怠け者でお人好しのおじさんはどこか憎めない。

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上みちる

3.5真木よう子の髪形とキャラが変。家猫登場

2017年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ハワイにきてひっつめたらしっくり。
戸田恵梨香細っ!
ハワイロケしたの?
真珠湾攻撃の話になるとは。
ハワイ島にも行く。
日の出が拝める。
コナコーヒーと和菓子
ハワイは三毛猫、日本は白猫
これでいいのだ!
サクッと夕日で終わって気持ちいい
夏に見たかった
Kona Hotel協力
エンドロールの後にも1シーンあり

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消されるので公開しない

1.0好みじゃない。

2017年12月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ユキオは可愛かったけれど、他はわたしの好みではない。
飽きてしまって、途中でこれを書いている。

癒し系映画なのかと思いきや、
ここまで人間離れしていると現実味がないというか、
共感できる部分がないというか。
出演者は豪華だし、原作も面白いという噂なのに勿体ない。

そうだ!キムラ緑子さんと戸田恵梨香さんは素晴らしかった\(^^)/
ああいうのが現実味があるということなのでは、、

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runa

4.0原作は北杜夫

2017年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

小学校四年生の男の子が主人公、家には父の弟(松田龍平)が居候している。
哲学者を自任しているが、週一回の講義以外は漫画ばっかり読んでいる。
主人公はこのいい加減なおじさんが好きだった。
お見合いで一目惚れした美女(真木よう子)がハワイに帰る、とのことでなんとかハワイに行こうとするのだが。
原作が大好きな北杜夫なので、モデルは想像できてしまう。

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いやよセブン

3.5ありえないセリフの言い回し

2017年8月17日
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それがこの映画の世界観を作っている。子供らしくない子供がなんともかわいい。こんな奴が居候してたら誰もがうざがるだろう。追い出すだろう。でもそうはしない。この人だから。ゆきお、これからもおじさんをよろしくね。

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いつこ

1.5山下

2017年7月23日
iPhoneアプリから投稿

ハワイの農園に行ってからが、やたらかったるい。あと2,30分縮めて、100分におさめらたらよかったのに。
ハッパギャグは良い感じだし、松田、子供達の北杜夫チックなセリフとセリフ回しが違和感なくハマってるのはちょっと新しい。

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pigeyes

4.0こんな面白いおじさんが欲しい

2017年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

前半は良かったです、後半は彼女と会う部分がちょっと長いと感じます。

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清

3.5さんてんごてん

2017年5月21日
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夏の庭を思い出す懐かしい夏休み映画。

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もりもとしませふ