ぼくのおじさんのレビュー・感想・評価
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松田龍平だから醸し出すことが出来た絶妙な「おじさん」
山下敦弘のメガホン、松田龍平主演作。北杜夫が自身をモデルに書いたロングセラー小説が原作。
小学生のぼく=春山雪男と、大学で臨時講師として哲学を教えている居候の「おじさん」のコントラストは特別珍しいものではないのだが、これを松田が演じると全く異次元の魅力を放つから不思議だ。
真木よう子扮するエリーに一目ぼれし、会いたい一心でハワイにまで行くわけだが、おじさんのポンコツ具合に失笑を禁じ得ない。松田は演じること以外、特に欲がないようなパブリックイメージが定着しているが、今作の不器用なおじさん役は、まさに適役といえるのではないだろうか。
つまらない
山下敦弘はオフビートの笑いから不意に顔を出すシビアでシニカルな凄みが魅力だと知らぬ製作者が、松田龍平 のタイプキャストそのままに撮らせた両名最下位作。
藤子不二雄的居候に正しく絡む妹の居る家から魅力微妙なヒロインのハワイに転調する愚。
ホントに困った人だけど、みんな、ぼくのおじさんが大好きです。
2020年5月31日
映画 #ぼくのおじさん (2016年)鑑賞
原作は1962年頃に書かれた作品を映画化してあるんだけど、設定を現代にきちんと変えているので違和感はなかったな
コロナ時代にはいい感じ
モデルは作者の #北杜夫 らしい
脇が、#寺島しのぶ、#宮藤官九郎、#キムラ緑子、#戸田恵梨香 と意外と豪華
ゆるゆる
今のギスギスした日本に絶対必要なおじさん!だってコスパや損得や勝ちとか負けとか、イケてるとかイケてないとかそんな事ばかり考えているから、ちょっとした事で落ち込んだり他人を攻撃したりするんじゃないかな?しかも哲学者なんて非生産的で資本主義に逆行してるみたいでいいじゃないですか。だらしない大人だから、子供達もしっかりするし、ちょっとした事でも「おじさんがいるから」と凹まなくなる。ゆるゆるおじさんは、社会の緩衝材になってるのです。
ハワイに行きたくなる
どうしてもハワイに行きたくなったおじさん(松田)は、ハワイ旅行が当たる清涼飲料水の応募券を懸命に集めたが、結局ははずれ。しかし、雪男が書いた作文が全国大会で入選してハワイ旅行を当ててしまったのだ。雪男とおじさんはハワイ旅行に行き、エリーと再会するが、契約がとれず農園経営がピンチになったことを知る。そして、偶然出会った老舗和菓子店の社長と出会い・・・
万年床と積み上げた本。ろくに働きもしないが、週一度非常勤講師として大学で哲学を教えている。金もないのでケチくさい。運動もダメ。哲学っぽい屁理屈ばかりこねている男。エリーにキスされて倒れてしまうし、コーヒー農園の体験労働でも倒れてしまう体力のなさ。それが松田龍平にぴったりの役。
続編があれば、小学校の先生(戸田恵梨香)と進展があるかもしれないw
ポスターのヴィジュアル通りの一作。
なんとも、ゆるい。ありそうで、ありそうで、ありえない浮遊感。
怠け者のお人好し
いつも靴下に穴があいている、怠け者でお人好しのおじさんはどこか憎めない。
真木よう子の髪形とキャラが変。家猫登場
ハワイにきてひっつめたらしっくり。
戸田恵梨香細っ!
ハワイロケしたの?
真珠湾攻撃の話になるとは。
ハワイ島にも行く。
日の出が拝める。
コナコーヒーと和菓子
ハワイは三毛猫、日本は白猫
これでいいのだ!
サクッと夕日で終わって気持ちいい
夏に見たかった
Kona Hotel協力
エンドロールの後にも1シーンあり
好みじゃない。
ユキオは可愛かったけれど、他はわたしの好みではない。
飽きてしまって、途中でこれを書いている。
癒し系映画なのかと思いきや、
ここまで人間離れしていると現実味がないというか、
共感できる部分がないというか。
出演者は豪華だし、原作も面白いという噂なのに勿体ない。
そうだ!キムラ緑子さんと戸田恵梨香さんは素晴らしかった\(^^)/
ああいうのが現実味があるということなのでは、、
ありえないセリフの言い回し
それがこの映画の世界観を作っている。子供らしくない子供がなんともかわいい。こんな奴が居候してたら誰もがうざがるだろう。追い出すだろう。でもそうはしない。この人だから。ゆきお、これからもおじさんをよろしくね。
山下
ハワイの農園に行ってからが、やたらかったるい。あと2,30分縮めて、100分におさめらたらよかったのに。
ハッパギャグは良い感じだし、松田、子供達の北杜夫チックなセリフとセリフ回しが違和感なくハマってるのはちょっと新しい。
こんな面白いおじさんが欲しい
前半は良かったです、後半は彼女と会う部分がちょっと長いと感じます。
ナイスな「憎めないキャラ」感。それにしても、真木よう子は、カメレオ...
ナイスな「憎めないキャラ」感。それにしても、真木よう子は、カメレオンだな。
素朴なやりとりが心温まる。ほんわかドタバタコメディ!!
【賛否両論チェック】
賛:どこか憎めないキャラクターのおじさんが繰り広げる何気ない日常が、不思議と笑えて心温まる。恋をした相手のために奮闘する様子には、えも言われぬカッコよさもあり(笑)。
否:やや小説チックな言い回しが多いのが、気になるところ。特段大事件が起こる訳でもないので、興味がないと眠くなるかも。
何をやってもダメダメなのに、口だけは達者。でもどこか憎めない愛されキャラの“おじさん”と、しっかり者の小学生・雪男が織り成すやりとりが、どこか滑稽で笑ってしまいます。取り立てて事件が起こる訳でもないのに、観ていて心温まるのは、2人のキャラクターだからこそ、なせる技です。
そんなおじさんが、一目惚れした相手のために見せる大健闘は、何故かちょっとカッコよさがあるから不思議です。ラストのシーンとか、ステキです(笑)。
やや独特のセリフ回しが気にはなるかもですが、笑ってほっこり出来るコメディです。
ぼくの甥は利発。
や~面白かった。なんなんだ、このおじさん(^^;龍平ハマりすぎ。
芥川賞作家の北杜夫が自身をモデルにした児童文学らしいのだが、
そのぐうたらぶりはたいしたもの。彼のことを作文に書く雪男役
の大西利空の利発な愛らしさも相まって見事なバディムービーに。
前半の迷惑おじさんぶりが後半ハワイでどう変化するのかと期待?
するもやはり変化なし。とはいえ、映画向けにとってつけた様な
展開のラブコメを片っ端に追いやったおじさんのキャラクター性
が一ミリも動かないことで安心して観ていられるという不思議さ。
またこれで寅さんみたいなシリーズ(まぁTVドラマでもいいけど)
が出来てしまうんじゃないだろうかと思った。昭和の風情も満載。
(脚本が春山ユキオになっているのにワォ!(^^;最後まで笑わせる)
ゆる〜い
まったりゆったりした作品で、恋模様はちょっと寅さんぽいなと思いました。
実際いたら困るけど見てる分には面白いのでいろんな物語をいろんな角度でみてみたいキャラクターでした。
つまらなくて寝てしまった、わぉ。
飄々としているのはいいのだけど、テンポが悪く抑揚もなく、眠気に負けた。いつの間にかハワイに行ってた。和菓子屋の社長と喧嘩してた。まるで寅さんのような、好きになった人との別れ(相手はそう思っていないのだけど)があった。
真木よう子を可愛く作り上げたつもりだろうけど、むしろ若作りが痛々しい。
ユキオはよかったね。それくらいか?それに比べて他の子役の下手さが目立ったけど。
なんか、どうでもいいわ。
「オーバーフェンス」に続いて、この監督に失望して終わった。
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